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2005年08月30日

幻の愛宕駅

愛宕山(京都) 01

京都の愛宕山では戦前、愛宕山鉄道という列車が走っていた。列車は山頂近くまで続いており駅前に遊園地があったそうな。ここはその駅跡。廃墟とか廃線巡りの趣味があるわけではないけれど、なかなか趣き深い体験。

愛宕山(京都) 02

この鉄道は戦時中に鉄が足りなくなったために閉鎖されたらしい。このあたりを詳しく紹介されているサイト を発見。何が凄いって、昭和のはじめにこんな場所に遊園地があったという事実。マチュ・ピチュ遺跡と比べれば、そりゃ象と蟻くらいの差はありますがね。それでもそれなりに山登り(1時間くらい)しなければ辿りつけない場所に遊園地。なんか神秘的。

愛宕山(京都) 03

山頂は京都人にはお馴染みの愛宕神社。そんでもって高さはこれくらい。

愛宕山(京都) 04

月輪寺を迂回すると美しい滝に出会える。さらに奥へ進むと「空也の滝」があり、滝に打たれて修行することできる。空也って最中で有名な和菓子屋の名前とばかり思ってた。

愛宕山(京都) 05
こんな感じ。

Posted by Syun Osawa at 00:30

2005年08月15日

コミックマーケット 68

コミックマーケット 68

今回はなんか惰性の買い物って感じだなぁ…。以下、戦利品。

冬目景ほか『コミケバーズ』
東京大学漫画調査班『こみちゅ』
慶応義塾推理小説同好会『富士見ミステリー書評本』
雑誌の住人『電撃の雑誌11年史』
雑誌の住人『美少女ゲーム雑誌 リファレンスブック2004』
前島賢『因数分解』
宇佐美渉×原田宇陀児『重力が衰えるとき』
RonzTB『ルール』
鐘堂幻燈舎『鐘堂幻燈舎の映像・3』
鐘堂幻燈舎『鐘堂幻燈舎の映像・4』

商業誌も同人誌も最近はそれほど大きな違いないし、それは良い意味でもあり逆に同人誌のレアさも薄く、シンプルに大学のアニメ同好会の作品とか個人製作系のアニメ作品を見て回るべきだったなぁとやや反省。昼過ぎに深川八幡祭りへ行く予定があったとはいえ、淡白過ぎるコミケでございました。そーいや、コスプレ広場にも行ってないや…。

帰りに丸善で『アメリカの小学校教科書で英語を学ぶ』を購入。数学と理科の項目がかなり楽しみではあるが、とりあえずJAWACONのアニメを作らないとヤバイ…。

深川八幡祭り
ワッショイ!ワッショイ!

Posted by Syun Osawa at 01:23

2005年08月12日

JAWACON 公式ガイドブック

JAWACONの上映会(1000円)を予約すると貰える本の話。通販とかの予定は無いらしいので、基本的にこの日のイベントだけの代物だそうな。1000円で上映会が見れて、本も貰えるという…大盤振る舞い過ぎですねw

JAWACON 公式ガイドブック

move on web.

JAWACON 2005 公式ガイドブック

A5/128頁/定価1,000円(会場のみ)
チケット予約された方は無料贈呈)

【本の内容】

JAWACON参加作家インタビュー

 青池良輔(Web
 大沢駿(Web
 蛙男商会(Web
 512kb(Web
 のすふぇらとぅ(Web
 ひらら(Web
 ポエ山(Web
 丸山薫(Web
 森野あるじ(Web
 ルンパロ(Web

竹熊健太郎インタビュー

「ウェブアニメの行方」(聞き手=ルンパロ)

アニメーターコミック(漫画)

「MOVE・ON!!」 by ルンパロ
「ベンリナキカイ」 by 青池良輔
「YUKINO」 by 森野あるじ
「Lido 砂の花」 by Poeyama
「弥栄堂のお話」 by つかはら
「KEMMY THE CAT」 by ひらら

コラム「考察。ウェブアニメの行方」

「デジスタブログ」
 by 岡本美津子(NHK『デジスタ』プロデューサー)

「産業化してはみたけれど」
 by 大野修一(『アニメージュ』編集長)

「パーソナルCGアニメの誕生」
 by かまたゆたか(DoGA代表)

「自分軸送信としての個人制作アニメの商業的成立」
 by 山納洋(Mebic扇町・コラボレーションマネージャー)

「ウェブアニメーションが持つビジネスの可能性について」
 by UG-K((・∀・)イイ・アクセス管理人)

「世界のFLASHアニメ作家たち」
 by 大沢駿

ウェブアニメの誕生 胎動2001-2003年、そして…

ウェブアニメ作家のトップランナー、青池良輔、のすふぇらとぅ、森野あるじ、Poeyamaはいかにして生れたのかを、FLASHが最も熱かった2001年から2003年を中心に詳しく検証する。

コンベンションプロファイル

ウェブを主軸に活躍するアニメ作家をプロ・アマ問わず紹介。

move on web.としての活動

2005年1月心斎橋から始まったアップルストアでの上映会をレポート。

Posted by Syun Osawa at 23:53

2005年08月09日

The Record of the Record of the Time

出演:F.J.O.S.S.(クリスチャン・フェネス、スティーヴ・ジャンセン、小山田圭吾、スクーリ・スヴェリソン、坂本龍一)
場所:NTTインターコミュニケーション・センター

The Record of the Record of the Timeこの面子でチケット代1000円(1ドリンク付)というあり得ないイベント。しかも定員わずか300名。平日の10時から当日券のみの発売という過酷な条件にも関わらず、即完売。僕はチャリンコで行ける距離だから良かったけど、19時から始まるイベントに朝9時前から並んでるってのは、完全に一日仕事だと思うんで、まぁ…ご苦労様です。

さて、30分遅れて始まったこのイベント、ザックリ言ってしまうと即興音楽で1時間モノが1曲と、アンコールで1曲の合計2曲。セットは左からベース持ったスヴェリソン、真ん中にラップトップ(もちろんリンゴ)3台で、左からジャンセン、坂本、フェネス。右にシンセかミキサーの前に座った小山田という布陣(間違ってたらゴメン)。あの狭いスペースでこの5人が一列に並んで即興で音響を掻き鳴らす様は、完全に異空間です。

小山田はわりとテンポよく音を絡めながら、時おりギターを弾くという飄々とした演奏。左のスヴェリソンは終始ベースを弾きまくり。真ん中の3人は難しい顔でラップトップに向ったまま(一体、何のソフトを眺めてるんだろうか?)。この布陣から投げ掛けられる音は、まさに5人のコミュニケーションという感じ。

1時間の即興音楽のイメージは、波の音から街の雑踏、虫の声に小川のせせらぎ、遠くから聞こえる祭り囃子。サンプリングなのかシンセで作られた音なのかは不明だが、次々と変化するノイズの隙間から垣間見せる世界(現実を喚起する)の音体験は、まるで暗闇の中でフワフワと空中を浮遊しながら世界旅行をしているようだった。

アンコールの曲はノイズの竜巻という感じ。僕は相当好き。ACOWO のMiyazaki氏とノイズ談義をしたときのことを思い出しながら、ノイズの面白さを大いに堪能した。

ICCに行ったのは sounding space展 以来。何でも今、ICCは閉鎖の危機にあるそうな。今回のイベントもそうだが、ここの音響系企画展はとっても素敵なので、無くならないで欲しいもんです。現在開催中のローリング・アンダーソン『時間の記録』展の方も近々参戦予定。

Posted by Syun Osawa at 02:33

2005年08月08日

小泉首相がそんなに悪いのか?

民営化は悪だろうか? あり得ない。

固いチーズとか、ビールしか出さないとか、どうでもいいし。

間違いないのは公務員に自浄作用を求めるのは不可能だという事。その一点において、僕は郵政民営化を支持するし、このままいけば初めて自民党に投票することになるかもしれない。わかっているのは改革するのも地獄、しかし現状維持もまた地獄という事だ。どちらの地獄を選ぶかは各人の判断。

Posted by Syun Osawa at 21:58

2005年08月04日

ウザかわいい

「キモかわいい」とは、キモイけどかわいい事を言う。すかさずアンガールズを連想。

似たような言葉で「ウザかわいい」は、ウザイけどかわいい。言葉としてはこちらの方が全体像を捉えやすい。ただし、ネットではモーニング娘の新垣里沙さんを連想させる言葉として流布しているようだ。

ググると、前者は3640件で後者は42件。後者に対しては、意外に使っている人がいるんだなぁ…というのが僕の印象。

Posted by Syun Osawa at 21:16

2005年08月03日

ざわざわしない下北沢 南口編

カメラ買ったら、嬉しがって使いたくなるようなヤツを関西弁で「うれし」って言うんですがね。僕です。昼休みの暇つぶしです。

下北沢 01
左から、わかりにくい場所にあるシェルター、氣志團もよくライブやっていたQue(こちらはもっとわかりにくい)、ハイラインレコーズの下にCAVE BE。ライブハウスがやたらとある。

下北沢 02
左から、屋根裏、その前に本多劇場、その斜め前に「劇」小劇場。本多劇場は藤山直美さんがゲスト出演した東京乾電池の芝居を観に行った記憶がある…ググッたら2年前だった。時が経つの早過ぎ。

下北沢 03
左は『ほしのこえ』や石川プロさんの上映会などが行なわれた、特定の層にとって伝説の短編映画館トリウッド。毎年カナダの短編アニメとかアヌシー受賞作品の上映もやってます。真ん中は駅からちょっと離れてるロフト。右はやたら安い古着屋。高校生に混じって買ってます。マルイのアウトレットもお得感がありますけど、下北は基本的に物価高めです。

写真のチョイスに、深い意味はありません。

Posted by Syun Osawa at 20:32

2005年08月02日

さよならLUMIX!

と言ってもFX8とか9みたいな優れたデジカメではなく、LUMIX DMC-LC20っていう微妙な代物。プラスチックボディの安い仕様は、「どこでも手軽に」という意味でとても使いやすかった。まだまだ使えるんだけど、下の画像を見てもわかるとおり同じ条件(フラッシュ無し)でも明らかに画質の違いが出てしまう。

新旧デジカメ

新しいデジカメはCanon IXY55。PowerShot S2 ISと最後まで悩んだが、値段と使いやすさでIXY55に決定。起動が超早く、軽い。動画も綺麗でビビった。これでまたしばらく遊べるかな。

Posted by Syun Osawa at 22:41

2005年08月01日

MYLO インストアDJイベント

HMV渋谷HMV渋谷で行なわれたMYLOのDJイベントに参戦。7月31日にフジロックに出演したMYLOがなぜ? って感じですが、とんぼ返りで渋谷へやって来たらしい(売れっ子ですね)。そのため交通渋滞にハマって30分遅刻した。でもいいんです、45分のDJプレイが無料なんだもの。しかも、僕から2メートルくらいの距離でMYLOが回してるし!

本当はもの凄く疲れているはずなんですが、登場と同時に手際よくCD-Rをセット(CDJでのプレイでした)。いきなりノリノリでプレイを始める(だが客はノリノリじゃない;;)。そこから45分、一気の展開。あっという間に終わってしまった。客が盛り上がってなかったからか、疲れてたのか(両方でしょうね)。始まりのコメントもなく、最後も「フジロックの帰りに交通渋滞で遅れちゃった」みたいなことを言ってササッと去っていった。普通こういうイベントってCD売るためにやるのに、本当にDJだけやって帰っていったw

愛すべき点。

DJ用に持ってきたCD-Rを、ソフマップとかの店頭で売ってるようなCD-Rのタッパ(10枚入りのヤツを3個くらい)に入れて、温泉宿で麻雀ゲームやってるオッサンが脇に100円玉を積んでるみたいに,CDJの脇に積んでいた。そして、そこからヒョイヒョイとCD-Rを選んでいく感じ。あのお気楽さいいですねぇ。

Felix da Housecatもそうなんだけど、ああいうゆるい感じを楽しめる素敵なオッサンになりたいもんです。もちろんこの二人に共通する「上モノに綺麗めのシンセを使う」っていうところが僕的嗜好にもマッチしてて好きなんですが。帰りにMYLOのREMIXアルバムを購入。HMVのポイントカードって溜まった事ないから新宿TSUTAYAで買うんだったなぁ…。

Posted by Syun Osawa at 23:31