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セロ弾きのゴーシュ
『セロ弾きのゴーシュ』を拝見。
監督・脚本は『 火垂るの墓 』の高畑勲氏。当時の情勢としては,『カリオストロの城』の 3 年後,『ナウシカ』の 2 年前という感じ。
いやぁ〜人間が表現されてますなぁ。どうやったらチェロを弾くアニメーションと音をあんなに素敵に合わせられるんだって思うに留まらず,毎夜やってくる動物達の生き生きとした描かれ方,そして擬人化した動物に対する主人公の接し方。このあたりは宮沢賢治の原作によるところが多いのかもしれませんが,本当に素晴らしいです。Production IG の 井上塾特別講座 で高畑監督が語る“リアル”なアニメーションが実写映像とは違うという事の断片が少し見えた気がしました。
素晴らしいです。…本当に素晴らしいです(動物達と一緒に)。
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