B E__M O D / P A S T__N E W S 過去のニュース
■ 本年最後の更新はこの曲で…
_最後は哀愁を込めまして…結局は…日本 LOVE です☆
Dragon Warrior | by Michael Burke | s3m / 16ch / 0:18s / 0.6kb | _
_説明不要。『ドラゴンクエスト』です。この曲ほどオーケストラよりチップな音源の方がクル曲ってないような気もします。
_永遠のループ使用です。
_『ドラクエ 1 』MOD をまとめて ダウンロード |
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_えー,続きまして…
DQ2 overworld | by Michael Burke | it / 4ch / 0:27s / 1.8kb | _
_今回紹介した 3 曲の中では一番好きな曲。
_浜崎あゆみも宇多田ヒカルも一歩世界に出れば何の影響力もないですが,こんなチープな音源が今日も世界を魅了しているのです。一つだけ確かなことがあるとすれば,僕は結局 2 世代だってことです。
_『ドラクエ 2 』MOD をまとめて ダウンロード |
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_そして最後(つーか僕の中で最後になった)…
DQ3 overworld | by Michael Burke | it / 4ch / 0:35s / 1.9kb | _
_僕の中では MAX でした。バブルな時代の思い出話です。
_『ドラクエ 3 』MOD をまとめて ダウンロード |
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_これらの曲は全て World of Game MODs で落とせます。
■ 世界最高峰のボーカル・サンプル集!!
_Breakbeat Paradise はその名のとおりブレイクビーツな音を中心とした活力あるサイト。ここで公開されているブレイクビーツ用の サンプル はとても実用性に富んでおり,特に Mixture Classic Vocals 等のボーカル・サンプリング集はかなり使えます。(最近公開された Vocal 'n' Effects は,なぜか筆者の環境だと上手に落とせません。)
■ 『スティング』のヒル監督が死去
_81 歳…ご冥福をお祈りいたします。
■ 全部ヒロスエ☆
_話題になっているのかは知りませんが,7 人の旬な日本人監督によるショート・フィルム・コンピ Jam-Films について。
_いや…映画のことではないんですが…
_岩井俊二と組んだ作品 の PR のため,広末涼子が カフェ・クリエイターズ にて 11 分にわたってインタビューを受けています。
_アップで 11 分,ノーカット…最高です☆
■ モハメド・アタから考える
_年末にへヴィですが…
_かねてより読もう読もうと思っていた本が 2 駅離れた図書館で見つかった。普通に買えば 1600 円。それがタダ。しかも,最近の図書館は CD もビデオも普通に置いているので,シャーデーとレニングラード・カウボーイズと効果音 CD も借りた。(品揃えが MX より酷い気がする…)
_この本は,去年から今年にかけて朝日新聞で 連載 されていた記事をまとめて出版されたもので, 2001 年 9 月 11 日にニューヨークで起こったテロのリーダー,モハメド・アタの人物像に実にシンプルに迫っている。これを読めば押井守の扱う「テロ」や日本の右翼・左翼闘争がいかに薄っぺらなものかがよくわかります。
_このあたりを的確に扱ったアニメーションってのは自分の中では魅力的ではありますが,基本的にアニメーションというのは貧乏な国からはなかなか生まれにくいため,どうしてもスタンダードがアメリカ&ディズニー&マクドナルド的なものになりがち。
_…とまあ,年末にいろいろ考えさせてくれるイイ本。ぜひ。
■ 新海誠の新作!!!!!!!!!
_この人はこんなところまで上り詰めてしまったか…。
_アニメーションがヤバイ事になってると思ったら,今回は新海誠氏は作画は担当していませんでした。なんと作画は GOD×DOG の田澤潮氏。この人はプロのアニメーターでもあり,ソフマップの CM のアニメーション を見たことのある人ならわかる,個人製作クリエイターでもある。
_全く才能のあるところには才能のある人が集まるもので,新海氏の『ほしのこえ』のアシスタントをしていた 辻氏 は『 ポカちゃんと僕 』という,これまたもの凄い FLASH アニメを作っていたりして。
_とにかく,素晴らしい才能が結集して作られるであろう新作がどんなものかは,パイロット版映像を見たらわかります。
_もう…ね。一番大変なのは 50 分の作画を一人で描く田澤氏だったりするかもしれませんが,…本当に楽しみです。
■ あたたた…
_大人計画 の宮藤官九郎率いるグループ魂がメジャーデビューだそうで…ってか,歌ってたのね。あたたた…
_ 12月27日 小田和正が歌う尾崎の I Love You |
_小田和正のライブを久しぶりにじっくり見た。大感動。
■ 普通に知らんかった…
_FLASH ゲームには興味がなかったが,結構なことができるのだなぁとあらためて実感。英語がわからずとも何とか楽しめる。ワーナーはいい FLASH ゲーム作りますなぁ…。
■ 自主制作系ビスケ OP アニメの予告
_自主制作アニメのひとつの流れ。個人製作系動画の今後の展開は誰にもわからないです。GIF アニメだってまだ死んでないし。
■ 仮性フォーク 第 4 回
_WWWC にかけてたのに,新章に突入していて気づきませんでした。とりあえず,年内最後の第 4 回放送です。
■ ミッシェルの新曲 PV ストリーミング開始
_ユニバーサルがようやくフルで PV をネット配信するようになってる。ミッシェルのアルバムを買ったのは『 High Time 』だけだが,その後,自分の中では『ギヤ・ブルース』あたりでテンション的にこのバンドは終わるだろうと思ってた。…が,なんだかんだで今でも人気者。
_『金曜玉手箱』に出ていた頃が懐かしいです…。
■ 初めて買ったレコードに思いを寄せて…
_僕が生まれて初めて買ったレコードは レイ・パーカー Jr. の『ゴーストバスターズ』である。もちろん家族で映画を見に行った後に,レコード屋に直行というよくある話。 _というわけで…
The Ghostbusters | by Music KreatorBandung | it / 13ch / 4:13s / 288kb | _
_このアレンジだったらさすがに買ってなかったと思いますが(w_ただ,作者本人がクレジットに Hip-Metal と書いておりますが,スクラッチが随所にちりばめられたりして,いわゆるミクスチャーに近い路線ではあります。
_今回は結局カバー物であるわけですが,カバー物を聴いていつも思うことは,基本構造というか骨格がしっかりしているので,アレンジが変わってもあまりブレないし,ともすればそっちの方がいいんじゃねぇか?的なことを思ったりすることさえあるくらいです。
_今回はそれほどではないですが,ま…余興です。 |
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■ YMO のベスト DVD 詳細情報
_オーディオ DVD ではない。情勢的に来年こそは DVD を買わないと手遅れになる予感がしてます。会社的には こちら が瀬戸際。
■ ジュグ・ナイト逮捕
_黒人の黒人による黒人の揉め事の親玉。
■ クラッシュのジョー・ストラマーも死んじゃった…
_50 歳。うーん…時代の流れかなぁ。
■ ロシア産の FLASH デモはこんな感じ!
_こういうアートに訴えかけるセンスがね,僕には無いんですなぁ。何気に東欧の人のセンスって大好きなのです。街並みも綺麗だしね。
_ちなみに,Kernel32.dll はロシア産 FLASH デモの重鎮です。
■ hinalove ってのはラブひな?
_なぜに外国のアーティストはかくもジャパニメーションにハマるのか?かくいう僕も最近ズッポリ。コミケ等にも行く所存です (´・ω・`)
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■ 愛,愛,愛…愛・ラブ・ユー☆
_先日に引き続き,renoise 使いの女性 Composer ,Harmony Steel の愛に溢れた作品郡の中から一曲ご紹介です。
Hear Your Heart | by Harmony Steel Music Productions | mp3 / 4:54s / 4.94mb | _
_歌ってます☆
_ファンタジー系列の 大物 を紹介しようと思ったんですけど,ここは Harmony Steel の声をぜひ聴いていただきたいなと。
_本作品は Rich Layering との共作のため,かなり普通のクラブ・ミュージックに仕上がってるという印象が強いです。しかし Harmony Steel の声の方は声量こそ薄いものの,かなりいい感じの透明感のある声で,シンガー・ソング・ライター好きな筆者にとっては今後の展開に期待を抱かせる一品となっております。
_今回の曲はそれほど構成的にも難しいわけでもないですし,深みのある部分も少ないですが,Harmony Steel を知る上で,自分で組み立てて,自分で歌う曲は僕の中で重要。今後この方向でいってくれれば僕的には嬉しい限りです。
_また,単純に“歌う”という意味では,曲の後半に彼女のボーカルが冴えまくる こちら の方が,実はググッとくるわけですが,まぁ…今回はキャッチ優先ということで。 |
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_そもそも,シンガー・ソング・ライターってのはアコースティック・ギター持って歌う人だけを指すわけじゃないんです。YMO も電グルも自分で作って,自分で歌うんです。だから別に,DJ だって帽子を深くかぶって斜に構えてプレイするのがカッコいいわけでもありません。
_マイクを取って,歌えばいいんです。
_歌えばいいんです!(全員で)
■ FLASH CD Player v1.0 公開
_その用途は?
_ 12月23日 FLASHデモチームのユニット名が決まった |
■ 結局 YATTA! も BEST FLASH
_英語で Leaves って言ってんのに…
■ SUM41 が 10 万枚突破記念ミスコン開催
_メンバーにヤラれる…と解釈していいんでしょうね。
■ パトレイバーとテロ…絵空事
_製作は マッドハウス ,でもって『 ミニパト 』の方が Production I.G となっとります。
_最近立て続けにこの系列のアニメを見ておりますが,日本のアニメーションが世界でももの凄い高い位置にあるってのが良くわかります。
_世界観のディティールの細かさは昔からそうだったので,まぁ…僕的には自然にわかる範囲。
_ただ,主人公は久住武史刑事なんですが,結局最後の戦闘には泉野明が登場するわけで,大事なシーンに久住武史刑事が活躍しないところとか,広げた風呂敷の中身を整理せずにそのまま見せてる感じの作品。でもとても面白かった。パトレイバーという名前は借りてはいるが,普通に連続殺人犯を追う別のアニメーションにしても面白いくらいです。
_なぜか脚本が とり・みき 氏であることが気になったが,世界観とストーリー,そしてキャラクターがコチコチに決められているので,とり・みき節というのはあまり気にならなかった。ま…2ちゃんねらな刑事の話なんですけど,その辺は…。
_唯一残念なのは,押井系列によく登場する「テロ」という言葉が,今回も「言葉だけのテロ」であったのが残念。「テロ」の発端は「モラトリアム」ではなく「怒り」にあると考える筆者にとって,ここのディティールはただの絵空事のように思われた次第です。しかし,アニメーションは神の領域。もう本当に凄すぎです。
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_26000 円 で背景描かなくてすむのなら…という決断。
■ PSYCLE と renoise の熾烈な争い
_renoise が v1.2 に,PSYCLE が v1.74RC4 にそれぞれバージョンアップしております。このままいくと,Skale Tracker や Mad Tracker 2 ,さらには ModPlug Tracker を抑え 2 強になる可能性も秘めております。
_そんな中!
_renoise.com の news に「 won the 2002-2003 Golden Web Award! 」の文字が!!Golden Web Award のサイトにはまだその情報はありませんが,頭ひとつ抜き出る前触れではないかと感じております。
_さらにそんな中,女性(ここ大事)も登場です!!!!
Quest II | by Harmony Steel Music Productions | mp3 / 5:47s / 5.29mb | _
_Tracker というのは世界中で広く使われている音楽作成ツールですが,インターフェイスが非常にテクニカルなため,このシーンにいる人は洋邦問わず,見事なくらいに理系の男性が中心。
_そういう意味で 彼女 は貴重な存在です。
_しかも,彼女の情報 を見ると,これがなかなかやり手でして,Impulse Tracker と Renoise を使いこなし,ゲーム音楽業界を中心に活躍する本格派。renoise で組み立てられた本作品も,ゲーム『 QUEST 』のサウンドトラックとして作成された作品です。
_影響を受けたミュージシャンとして,Delerium や Massive Attack といった人だけでなく,元 Five Musicians の Necros や Hunz の名前も挙げているところが面白いです。 |
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_金曜日に NHK で放送していた ロボコン でも女性がチラホラでしたし,女性が理系を引っ張っていく時代が来れば,そのイメージもぐっとポップに生まれ変わるかもしれません。 _明日ももう一丁 Harmony Steel でいきます!!!
_ 12月21日 拾って届けた 4000 円が僕のものに…やや嬉 |
■ 第 1 回 HomeMusic Compo
_今日もどこかで素敵なコンポ☆
_応募条件は ModPlug Player で再生が可能なフォーマットで組み立てられた作品であること。MP3 及び MT2 以降の次世代 MOD フォーマットは不可。よーするに IT 形式までということです。
_また,Compo のための SamplePack が公開されており,Bass が 5 種類,Clap が 4 種類,Hihat が 8 種類,Kick が 6 種類,Snare が 5 種類というように,「トランスでも作れっちゅーんか?」的なサンプル構成。
_さっそくトランス系列の Composer である Abyss による トランス作品 もエントリーされております。(エントリー作品発表はまだです)
_締め切りは来年の 1 月 13 日まで。
_ 12月20日 saine の Remix EP はね,涙出るよ |
_Saine が大好きなんです…北野映画で使ったらハマる音です
■ こういう FLASH アニメを待っていた
_意味はないです。でも,テイストは大歓迎。
■ インターネットラジオ用端末
_普段から ねとらじ や Nectarine や SHOUTcast を聴く僕には普通に必要なわけなのです。普通に無料有線放送なのです。ただ怖いのは,システムや社会情勢の変化に対応できないという点。
■ ブリトニーのプロモが全曲見れます!!!
_まさにマイアイドル。16 歳からの彼女の奇跡が全部見れる予定。
_VCR で落とせます。
■ ピンク・フロイドが DVD オーディオ盤を出す?
_東京国際フォーラムとかでやってるオーディオ・ショウに行く人はだいたい 40 代より上。狙い目がね…いいです。
_ 12月19日 HITOE のオフィシャル・サイトまで作って… |
■ 密かに活動を続ける K.F.M.F
_Music 部門だけでなく,デモ部門の方まで復活の兆し。
_もちろん往年の作品です。
_XM フォーマットが全盛の時代になんだかんだで一番通ったサイト。後期には Wayfinder とかも在籍しており,MP3.com に吸収するまではとにかくカッコイイ組織でした。
■ 乙葉も歌う
_活動停止のジャンスマの『おなじ星』歌ってます。(試聴可)
_ 12月18日 賞レースよりも早く作画に入って欲しい…>宮崎駿 |
■ 凄いコンポがあったもんだ!!!!
_Willbe、tOrOne、Virgill、Melwyn、mv、alkama など凄い面子が参加しているミュージックコンポなわけです。(あんこのなかみ)
_そして,何が凄いって Vocal Music Compo が凄い!!!
_18 位で このクオリティ です。
_僕の大好きな Vocal もの。 もちろん FFFTP でフォルダごとゲット中。詳細は全部聴いてから。
■ 青木裕子復活!
_どーでもいいと思ってる人が 99 %なわけですが,アーティストとして売れれば,それなりに昔のものが生きてくる。最近 ZARD 系列の話題が少ないので,ここは一つ売れて欲しいものです。
■ 1 シーンだけ素晴らしい FLASH アニメ
_男が暴漢をやっつける前の 1 シーン。ここは気合入ってます
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■ エレクトラグライド直後ということで…
_新世代 Tracker の renoise で作られた高品質な作品が 同サイト に続々と公開されています。今回は,そんな作品群の中から個人的にタイム
リーな作品があったのでご紹介です。
Crazy Comets (Komet Non-Stop Mix) | by Makke | mp3 / 3:42s / 3.4mb | _ _聴けば直ぐに分かる事です.
_というか,タイトルに Non-Stop Mix と書かれている時点で Kraftwerk 好きならばピンときているわけですが…のエレクトロ。chiptune と呼ぶには…なエレクトロです。 _Rob Hubbard による Kraftwerk トリビュート作品の Remix だそうです…なエレクトロですので,明るく愉快でポップな世界観に哀愁を寄せつつ聴かれるのがよろしいかと。
_少し前までは Fast Tracker 2 という MS-DOS ベースの超優秀な Tracker が存在したために,Tracker の市場全体がしばらくの間停滞しておりましたが,その後,ModPlug Tracker が口火となり,MAD Tracker 2 ,Skale Tracker ,PSYCLE ,renoise と Windows 上を動く優秀な Tracker 数多く登場したことによって,シーン・ミュージックの情勢はかつて無いほど面白くなっております。
_もちろん僕の中だけですが… |
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_12月16日 エレクトラグライドの会場寒すぎだって… |
■ PSYCLE ついに正式候補( RC )版リリース!
_大きな改良点として,WAV 形式での保存をサポートしました。さらに,Winamp 用の Plug-in もバージョンアップされています。
_PSYCLE は Synth の設計まで出来てしまう超優秀な Tracker なのですが,そのために CPU に対して大きなパワーを求めます。それは例えば,孤高の天才 Composer である Taika-Kim の PSY のソースを覗いて見ると
_こんな凄い状態
_…になっているため,環境によっては Winamp with PSY plug-in でも PSYCLE でも上手に再生できない場合があります。ただ,このようにサンプル 1 つ 1 つに対して細かな編集が出来ることこそが PSYCLE の最大の利点でもあります。
_Heatseeker に「 Compo の曲が PSY 形式なのは,オーディエンスとしては好ましくない。」とメールを送ったところ,MP3 もしくは OGG に変換したものもいずれはアップしてくれると言ってくれました。もちろん PSYCLE v1.7 を使えば,自分で WAVE に変換することも可能です。貧弱な環境の筆者には重宝する機能です。
■ ジャム・マスター・ジェイ殺害の容疑者逮捕
_別件で逮捕です。
_これで Randy Allen はシロ,Curtis Schoon という人物がクロではないかと見られています。ただ,これが本当だとすると,ジャム・マスター・ジェイはドラッグをとっており,しかもその代金を踏み倒したということになる。なんともやりきれない事件。
■ エレクトラグライド 2002 を思ふ
_完璧だった。
_Numbers,Robots,Comuputer World,Radioactivity,Home Computer,Autobahn,Pocket Calculator,Musique Nonstop などなど有名どころは全部やってくれた。VJ にしても,最後の終わり方にしても,曲と曲の間の「間」にしも,全部が Kraftwerk そのもの。
_ただ残念なことに,僕の頭の中にはあまりにも多くの余計な情報が入りすぎてしまってるのだ。
_「 Kraftwerk はテクノとヒップ・ホップの基礎を作った。」
_…に代表されるように,僕はこうした先入観を植え付けられた状態で,Kraftwerk の音に触れているので,たしかに僕は彼らの楽曲が好きではあるが,その「好き」という感情について一切の信頼を置いていない。それは 10 代の若者が,「ニルヴァーナに影響を受けている。」と言うことに対して,僕自身が一切の信用も置いていないのと同義である。
_冒頭に僕が「完璧だった。」と述べたのは,そうした様々な前情報によって理論武装された状態で,彼らのパフォーマスを見た感想である。
_一緒に行った友達の友達が,「斬新だったね。」と言っていたが,「 Kraftwerk は斬新である。」という予備情報がすでに頭の中に入っている僕にとって,それは「斬新の確認」であり,「衝撃的なものを見た」ではなく「偉大なものを見た」という感想の方が正直なところ。できることなら,後追いではなく,リアルタイムに彼らの音楽&作品に触れてみたかったものだ。それが残念でならない。
_イベント全体としては,Kraftwerk に始まり Kraftwerk に終わった感じ。全体的に盛り上がりは去年ほどではなかったし,なにより Kraftwerk から Squarepusher そして砂原へのライヴの展開は盛り上がりの点では微妙。友達の言葉を借りるなら「斬新過ぎる」が素人の僕には正直な感想かも。
_個人的に一番盛り上がったのは,DJ SASHA が一番最後の曲で,彼の代表曲である『 Xpander 』とアンダーワールドの『 Push Upstairs 』をミックスしてして流した時。Kraftwerk も Squarepusher も「踊る」という要素の少ない脳内テクノだったので,あの瞬間が僕の中では一番マックスに踊ったかなぁと思われます。
_それでも僕は来年も Electraglide に行くのでした。終わり。
_PS.
_会場内で,なななんと DJ ブライアン から直接フライヤーを貰った。「ブライアンだよー。フライヤーいらんかぁー。」って言いながらモヒカンをなびかせ去っていった。握手してもらうんだったよ…。
_ 12月15日 「友情交際だから安心して」=「やってません」 |
■ Skaven の新曲はゲームのテーマ曲!!
_シェアウェア・ゲーム『 Codename Silver 』の音楽を Skaven が担当しています。その期待の新曲は来年 1 月中旬に,彼のホームページ にて公開される予定です。
■ みうらじゅんの仮性フォーク 第三回
_山 田:とことん自分に甘い男だねぇ…
_みうら:ええ,自分マニアですから
■ 後進に道を譲れない宮崎駿の新作…
_僕が世界で一番好きな映画監督は宮崎駿である。
_今回発表された新作も冒険活劇としては久々に宮崎駿の傑作が生まれるのではないかとの期待もある。だからこそ複雑だ。
_ジブリは宮崎駿で終わらせるつもりなのだろうか?宮崎駿がジブリを出るか,ジブリの優秀な若手達が,かつて宮崎駿が東映動画を出たようにジブリに反乱を起こすか。肥大しすぎた箱舟はいつか沈む。少なくともディズニーのようにはなってほしくないものである。
■ RUN-DMC ジャム・マスター・ジェイ殺害の新説
_黒人コミュニティーのこれらの事件について,誰もがうんざりしているはずなのにその連鎖が止まらない。資本主義の限界がそこにある。
■ モービー遂にイワされる(関西弁)
_モビーがボストンのクラブの外で襲撃された。本人はその理由がわかってないみたいだが,僕はこうなるかもと予測していた。理由は moby.com のエッセイなど彼の発言からご想像ください。
■ ジャンスマ活動中止
_青春時代のバンドが少しずつ消えていく。時代のスピードはあまりに早い…早すぎんじゃねえの?
_ついでに…
_センチメンタル・バスのその後,Natsu と その曲 ,そして アキノリ だって消えてなくなるわけじゃないし,ファン だって。
_ 12月14日 PamelaAnderson の流出ビデオを見た…恐るべし… |
■ 本日エレクトラグライドにクラフトワーク降臨
_それを言ったらなんでもクラフトワークです。
_…のクラフトワーク。
_Warp のホームページに,わざわざ Squarepusher: Playing live with Kraftwerk と書いてあることからもわかるように,クラフトワーク中心でありながら,実は Warp 系列のイベントだったりするのです。
_僕的にはきっと DJ SASHA で狂乱なわけですが。
■ スケッチショウ新作にコーネリアスも参加
_大御所コンビ ですから,たくさん参加です。
_昔 J-WAVE でやっていた 細野さんのラジオ番組 に コーネリアス が『 point 』のプロモーションで来た時,放送の中で「初対面」と言っていたので,おそらくそこからの繋がりなのかなと思われます。
_スケッチショウの音世界 の今後の展開は?
_ 12月13日 Heatseeker からメールが来たがな…ビックリ |
■ PSYCLE COMPO #2 の投票始まる
_今回エントリーされている曲は全部で 8 曲。もちろん Heatseeker の新曲もエントリーされています。
_ただしこのコンポは PSY 形式で行われているため,PSYCLE 本体で聴くか,Winamp に PSYCLE Plug-in を入れて聴くかしなければなりません。
_PSYCLE は Synth Edit と Mod Tracker を合わせたような感じの使用感。エフェクトがバリバリかけれます。ここまで PC 上で全部しなきゃいかんのかという気もしますが,より高いレベルで音にこだわって作品を組み立てたい人にとっては PSYCLE は強力なツールかなと思います。そういう意味では将来性のある Tracker かなと。
_PSYCLE 上でエントリー曲を鳴らしてもらうとわかると思いますが,かなり素敵な音が鳴ります。音の鳴りを設計できるというのは理系の人にとっては楽しいことだろうし,僕みたいな人間にはクラッとくることです。
_時はまさに Tracker 戦国時代です。
■ renoise には celsius _Skale Tracker には Awesome(というか Skale Tracker のサイトは Awesome のサイト内にあるわけですが…),PSYCLE には Heatseeker(というか Heatseeker のサイトも PSYCLE のサイト内にある…)。
_というように,音楽機器メーカーの新製品を支援するデモ曲の Musician なんかよりも,よっぽどクオリティの高い楽曲を提供している Composer 達によって支えられている Tracker シーンですが,今回新たに追加された renoise の song ページ においても,celsius が作品を提供していることがわかりました。 _celsius といえば… ghost | by celsius | mp3 / 6:20s / 5.8mb | _ _……。 _パクっとるがな!!! _…まぁよくできてますし,自由世界が信条のシーン・ミュージックなわけですのでそれは置いときまして,まぁ… renoise に提供されている曲の方もそうなんですが,この人は曲調に似合わずビートがゴリゴリのハードコアです。こういうのはよく性格が出ます。 |
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_…さてこのシーン。一体どうなっていくのでしょうか。
_ 12月12日 micro KORG が実売 39800 円… FLASH MX より安い… |
■ ロマノフ比嘉作『ウルダ』第3話公開 _個人製作アニメとしては老舗中の老舗。 _初期の実妹参加の全編英語によるショートショート作品やエイリアン系列作品『 SOMETHING 』と比べて物語の世界観が広く,どんどん話についていけなくなってまいりました。 _セルシェーディングの技術は『 プラトニック・チェーン 』があるので,主線が無い分『ウルダ』は見劣りしてしまいますが、それは技術的な話。ストーリー的にはこっちの方が全然面白いです。
_ 12月11日 今週はエレクトラグライド…早いなぁ… |
■ renoise.com もようやく…
_FT2 や IT2 等を参考にして作られた次世代 Tracker の renoise が,ようやく PSYCLE にならって,楽曲提供ページを作りました。筆者は renoise を使っている Composer をあまり見かけませんが,これで少しは resonise ユーザーが増えるかもしれません。もちろん公開されている曲は,renoise で作られた作品です。
_さっそく全曲ダウンロードして聴いてみました。>暇人
Countryside | by Nut / renoise.com | mp3 / 4:04s / 5.16mb | _
_テクノよりもこういう作品のほうが renoise の実力を測りやすいかと思われます。暖かないい音が鳴ってます。
_Jogeir Liljedahl の guitar slinger から早 10 年。時代の経過するのは早いものです。今このクオリティの音が鳴っているのが凄いのか,当時の PC で guitar slinger の音を鳴していたのが凄いのか,それはもう誰にもわかりませんが,音楽に向き合う感情は今も昔も変わらないということだけははっきりとわかります。
_技術的な面では,ギターはフレーズ丸ごとサンプリングだと思いますが,シンセの歪みはどこまで renoise 内のエフェクトで処理しているのかはちょっとわかりません。結果としてこのクオリティの作品が作れるということです。
_全くもって季節外れですが,最近寒いので良いかなと。 |
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_明日も,renoise.com から一曲ご紹介です。
_…と思っていたら,PSYCLE に Heatseeker の新曲 が!
■ 41 歳。シザワ・マサヒコ。ストーカー。 _41 歳にして見る目だけはある。でもね,住む世界がね…違うんです。 ■ タブレット PC の最大の弱点は? _タブレット PC を小一時間ほど触ってみた。触ってみるまでもなかったが,僕的に最大の弱点は「ショートカット」かなと。 _右手でペンタブ,左手でショートカットだからこそ早いわけで,キーボードをタブレット画面で隠してしまったら…。まっ…高いからどうせ買えないんですが。
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■ MadTracker Compo の賞品公開
_優勝すると これが 貰えるそうです。
■ みうらじゅんの仮性フォーク 第二回
_第一回目に引き続きいつもの通り。めっちゃ面白いです。
_何気に音楽的に深かったり,何気にインタラクティブ性が高かったりしてます。今回もゲストは山田五郎。ま…この時点でどんな感じかは見えてるんですけどね。
■ レッチリのアンソニーがハイディ・クラムと交際
_酒、女、ロック…
_ここで重要なのは,米国のロックバンドは成功すると,一体どれくらい「ええ女」を捕まえるのかということである。
_ちなみにこの女性がハイディ・クラム
_ロック万歳!!!
■ あと一日ですが…
_毎日新聞とギャガのショートフィルム・シアター。今回はクラブのドレスチェックの話。
_ジュリアナ時代には,日本でもドレスチェックの場面というのがトレンディドラマ(死語)でよく登場していたが,最近ではほぼ皆無になった。10 月の話だが,麻布のクラブでやってたブルガリのイベントの前を通ったら,スーツの兄ちゃんがバリバリにドレスチェックしてたので,まだオシャレなクラブとかではやってるんでしょうね。ま…アキハな僕とは住む世界が違うんでいいんですが…。
_
■ Haujobb なヤツら
_デモシーンの流れは速い。その中にあって,今もなお不動の地位に居座り,世の中の情勢がめまぐるしく変わろうとも,ひたすらに高クオリティなデモを提供し続ける巨大デモチーム,それが Haujobb である。
_2002 年もこいつらは元気だった。
_今年最後にリリースされた作品 などは,HQ-MPEG2 形式で 580 MB にも及ぶビデオ作品。残念ながら筆者は CODEC を持っていないので,それを見ることができなかったが,DEMO99 によるとよく出来た西部劇だそうです。
_ただ…デモかデモじゃないかって言われれば…(・ェ・)
 | Plasticwrap by Raytrayza / Haujobb | _2000 年発表の FLASH デモ。Coder による作品ではなく,Musician による作品であるのが特徴。
_筆者は基本的に PC デモはあまり見ないので,デモの内容にいては触れないが,Haujobb にはかつて,僕の大好きな MOD Composer の Jazz が在籍していたこともあり,サイト上でリストアップされているだけでもその総数は 44 人にも登る。 |
_FLASH デモ,JAVAデモ,ビデオデモというのは見るものを選ばないので,いわゆる MAC 系列に多い映像系アート作品であったり,自主映画等と重なる部分が多く,そういう意味では特定の層に発信するシーンというよりは,僕のような素人でも楽しめる世界になってきたことは間違いない。そして,そうなるとその評価も確実に違ったものになるだろう。
_ 12月8日 プラ・チェは話しさえ面白けりゃなぁ…最高なのに |
■ 愛,愛,愛,愛の 11 曲でございます☆
_electraum.com は様々な Composer がエレクトロ・ミュージックを提供する素晴らしいサイトです。
_毎月,3 〜 4 曲の作品がリリースされており,12 月期も 3 作品がリリースされました。現在,サイト内では 10 月期からの計 11 作品をダウンロードすることが出来ます。
_electraum.com が示す音楽的主張…それは愛です。
ISAYTH IS2U (CCA EDIT) | by Barbara Idijot / electraum.com | mp3 / 4:51s / 6.67mb | _
_12 月期の新曲の中から 1 つ選ばせて頂きましたが,これはあくまでも氷山の一角です。electraum.com は見事なくらいにその作品の方向性が,愛のあるエレクトロニカな世界に統一されているのです。
_現在ダウンロードできる 11 曲をまとめて聴くと,それぞれに特性は違うものの,その 1 つ 1 つの曲が輪郭となり,ぼんやりとその全体像を現します。これはひとえに Composer 達のエレクトロ・ミュージックへの愛情以外の何ものでもありません。
_愛です。
_無機質な電子音が,人間の愛情によって暖かな音に変わる。そういう感覚を楽しめる素晴らしい作品です。 |
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■ DAFT PUNK + William Orbit = ブリちゃんです☆
_マドンナがそうであるように,ブリトニー・スピアーズもまたダンスフロアを騒がせる優秀な Musician をプロデューサーとして向かえるわけです。個人的に R&B の世界が得意でないだけに,こっちの方向でブリトニーのアルバムが出るのならば,ちょっと買ってみたい気もします。
_それにしても William Orbit はどこにでも顔を出すなぁ。
_ 12月7日 民営化委員会の動向を見守るバイト…9000円 |
■ 今日もどこかで『マッチ売りの少女』
_人間はみんな貧乏で不幸な物語が好きなのです。
_でもいい加減に覚えましたよ,『マッチ売りの少女』の中国読みが『火柴天堂』だってことを。この言葉が出てきたらマッチ売りの少女です。個人的には遊人のマッチ売りの少女が一番好きですが。
_とはいえ…
_こういう丁寧な FLASH アニメは大好きですが,かーず SP で紹介されていた FLASH AWARD 2002 の大賞を受賞した作品が素晴らしいです。
_Kunstbar by Steve Whitehouse
_またもやカナダの作家です。
_僕の中で今はちょっとカナダが来てます。絵画をフューチャーしたこの作品は,ダリの絵をバックに始まり,バーの中で主人公がバーテンダーにペンキをかけられるシーン(ドロップ・ペイントのジャクソン・ポラックの‘ギャラクシー’という絵が元ネタだと思う),そしてマチスやジャン・コクトーなどとにかく絵画好きにはたまらない作品で,これはもう感動的に素晴らしい作品に仕上がってます。
_音楽との整合性には疑問が残るものの,この AWARD 全体に流れる感覚ってのは僕の大好きな方向だったりもします。
■ くるり自主レーベル立ち上げ _同世代。大学(彼等は筆者の学校の近くの学校の学生だった)時代から有名。名曲「東京」。そして最近の音楽性。この規模のレーベルは世界中に星の数。数曲の視聴が可能。
_J-WAVE を聴くか 鉄道雑誌 を読むのが吉。
■ The Complete MOD Compo 11 月期の結果発表
_優勝したのは この曲 です。
_個人的には 3 位に入った The Quest を押したいのですが,優勝した Iwellius の作品は非常に物語性が強く,小刻みに波打つ展開がとても思わせぶりで,聴く者の心を捉えます。特に開放へ向かう後半に,作者の思いを感じることができるでしょう。
_同時に 12 月期の エントリー曲 も公開されております。
_ 12月6日 ETC(イーティーシー)を‘イーテック’と呼ばせる意味は? |
■ 今日も世界のどこかで素敵なコンポ
_カナダの Release Records が主催する リミックス・コンポ が開催されました。それに伴い 18 個のサンプル が公開されています。
_ちなみに…
_リミックスというくらいだからオリジナルがあるわけですが,一見するとわかりにくいです。というわけで,オリジナル曲は これ です。
_カナダ…
_ボーズ・オブ・カナダ を聴いてもやっぱり Tracker 系列のオンライン作品を中心に据えてしまう馬鹿な耳になっております。ケン・イシイもなんかの雑誌で言ってましたが,テクノってのはビートと同じくらいメロディが重要なんだそうです。ふーん。
■ 今更ながらの『 Blood The Last Vampire 』
_別にタイムリーな作品でもなんでもないんですけど,これが 2 年前の作品ですか…
_アニメーションってのはこういうのを言うのですね。FLASH とか作ってるのがアホみたいに思えてきます。いやもう,マジで。
_そりゃもう,凄まじいまでの金と労力,そして才能を注ぎ込んでいるなと。48 分と短いのが残念なところですが,そりゃもう凄いの一言です。
_製作は Production I.G 。現在は 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX が中心だったりしますが,映画の最後におまけで付いていたメイキングの中で,押井守さんが「自前の企画でアニメーションを製作していかないといけない」といっていたのが心に残っております。そういう中で試行錯誤しながら完成したアニメだからこそ,より価値があるのかなと,そんな風に思った作品です。相変わらず内容的には物語設定と映像のクオリティのみで持っていた感のある作品(特に押井作品を連続して見続けてると良くわかる)ですが,本当にただアニメーションのクオリティとセンスに感服の一言です。
_来年発売予定の OVA 『 Dead Leaves 』がちょっと楽しみです。
■ 『千と千尋の神隠し』,全米でアニメ賞受賞 _映画批評会議のアニメ賞ってのはよく知りませんが,アメリカの映画賞って,主要なところだけでも これくらい あるわけで,昨年の『シュレック』,『モンスターズ・インク』対決のような大イベントががないだけに,間隙を縫って総ナメして欲しいものです。 ■ 40 秒で自動調律のピアノ,米国で来年発売へ _ピアノの調律師さんを呼ばなくて済むってのは便利ですが,ピアノの価値ってのは,そういうところで決まらなかったりする気もします。
12月4日 近鉄・ノリの「オファー」の言い方がどうも気になる… |
■ 早過ぎた『アヴァロン』

_いや,遅すぎたのかもしれない。
_この作品もまた,実に身のない映画でした。映像の先鋭さは素晴らしかったのですが,そもそもなんでこんないい年齢層の人達がアヴァロンなんていう危険なゲームに熱中してるのかって事は,もう説明どころか触れられてもいませんでした。
_ただ,押井作品にとってはそんなことは問題ではなく,宣伝にあった黒頭巾の女戦士とオーケストラによる壮大な音楽,これをやりたかったという作品です。この部分は本当に素晴らしいです。黒頭巾から見える『目』の強いインパクトと共に,爆発が 2 次元に処理されていくところとかは押井監督の先鋭的なセンスが光っています。テーマ曲も素敵です。
_ただ,終盤に,教会の外でかつての仲間と戦うシーンなどは,「クーポンマガジンのホットペッパー」の CM 並みのわかりやすいアテレコと演技が,ちょっぴり笑いを誘ってしまいますし,オーケストラと戦闘を同時にってのも映画的には結構昔からある手法です。
_どこまで押井監督のイメージに近づいたのかはわかりませんが,オンライン・ゲームにまつわるよしなしごとは,まさに現代社会のカルチャーを象徴付けています。そのあたりの『目』というのが押井ワールドなのかもしれません。個人的には劇場版『パトレーバー』第一作目が一番好きです。
■ YMO が 1 日限定の復活公演
_目覚ましテレビでも放送してましたが,予想通り スケッチショウ のライブで復活しました。
_ 12月4日 週間アスキーに FLASH アニメ特集が…広告記事でした |
■ Outpost Music Compo 2 結果発表!!!
_著名な Composer が多数参加した Outpost Music Compo 2 の結果が発表されました。優勝したのはこの曲です。
Fading Wings | by Nicklas 'Nifflas' Nygren | mp3 / 5:26s / 4.99mb | _
_なんと,ビックリしたことに,エントリーの段階で聴いて,注目曲予定のフォルダに入れておいた曲が 1 位となりました。
_ちょっと嬉しいです。
_Nicklas 'Nifflas' Nygren はスウェーデンの期待の Composer で,今回は何と強豪を抑えて 1 位 2 位を独占しています。シンセの音響とリズムワークが非常に丁寧で,抑えた演出の中にキラリと光るメロディが,心の深層部分に優しく訴えかけてきます。
_この抑えた演出というところが実に巧妙でして,計算されつくしたリズム隊とシンプルかつ繊細なピアノが実に純度の高い透明な空間を作っています。2 位になった Autumn Snow も本当に素晴らしい作品に仕上がっております。 |
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_今回はエントリーが 35 曲と多く,しかもそのクオリティが極めて高く,素晴らしいの一言に尽きます。明日はそんな作品群の中から,僕が一番気に入った作品を紹介したいと思います。
■ わいせつ漫画裁判再び
_かつてヤング・サンデーが一度だけ世間の注目を集めたことがあった。遊人の名作『 エンジェル 』が有害コミックにあたるとして警告を受けた時だ。結局,成人指定することで収束が図られたわけだが,現在ヤング・サンデーで遊人が連載している作品は,あの当時のものと特に遜色がないので,世の中の流れとはわからなかったりするわけです。
_今回の裁判で 松文館社長が主張 してますが,ワイセツかワイセツでないかという言われれば,間違いなく…
_ワイセツです!
_だってそういう漫画なのだから,そこを編集長が「ワイセツとは思わない」というのは,筋が違いというか,法逃れなわけで,本来ならば「ワイセツですが何か?」で通してもらいたい。もちろん通りませんが。
_ 12月3日 ヤンマガの新連載,僕が…よかった。がんばってね(謎 |
■ SynthEdit 日本語パッチが登場!
_ついに神が光臨しました!日本の DTM 系のソフトウェア取り扱い会社はムキッ!と思ってるかもしれませんね。
■ 早過ぎた『人狼 JIN-ROH 』
_凄い…衝撃的に素晴らしい作品だ。
_しかし,この作品の経緯を知らない人にはちょっと,…いや,かなり難しい作品だったかもしれない。
_この作品のクレジットのどこにも出渕裕の名前が出ていないが,この作品の元ネタは明らかに原案:押井守 ,キャラクターデザイン:出渕裕 ,作画:藤原カムイ の『 犬狼伝説 』なわけです。
_僕がこの漫画を買ったのは 10 年以上も前の話。銀色の表紙の一番最初のヤツだ。今の藤原カムイからは想像もつかないほどリアルでハードボイルドなタッチの作画に,当時ハマっていた『ロードス島戦記』でキャラクターデザインを担当していた出渕裕,そして『パトレーバー』の押井守監督ときては買わないわけにはいかなかった。(実写映画もあった)
_今回の作品は,この世界観に実に忠実に作られていた。しかし,だからこそ『犬狼伝説』及び,『犬狼伝説』巻末に載っていた首都警の年表を頭に入れておかないと,十分には楽しめないのではないかと思う。特に,首都警察と特警の孤立化,公安との対立,そこにゲリラが加わった架空の時代背景を正確に理解しないと,ゆるい作品と思われかねない作品でもあった。
_で,結論を言うと,全くもって無意味である。
_押井守の作品はほとんど大体そうなのだが,全くもって無意味な話である。この話の中に登場するゲリラというのは,おそらく日本赤軍が元になっているだろうし,首都警察の内部に存在する人狼とは,この国の憲法下の中で揺れる三島由紀夫の盾の会のような組織を模したものであると考えられる。しかし,なぜ物語の中でおきているような大きなゲリラ戦が日本の首都で行われなければいけないのかという,根本的な理由に関して,一切の説明がない。この点で,今現実に行われている,アルカイダやパレスチナ過激派のテロとは決定的に違うのだ。
_そして,その決定的に違う点,何故少女が自爆するのかというところについて,この物語の少女は全く持って無意味なのである。また,主人公の男性と恋愛関係に陥る少女のしたたかさ(特にラスト)が,テロとは何か?というところについて,一切の思想も示していない。つまり,この物語の出発点そのものが無意味なのである。これは,出発点が無意味という点では,かわぐちかいじの『沈黙の艦隊』,『ジパング』にも通じるところがある。(もっとも,かわぐち作品は出発点以外は無意味とは思わないが。)
_この辺の話は,長くなるのでこのあたりにとどめますが,とにもかくにも激渋のアニメーションと色彩設定や,媚びないハードボイルドな演出が実に渋い世界観を作り出しています。100 円でこんなものを見ていいのかなってくらい素晴らしい作品でした。
■ オアシスのメンバーがケンカで逮捕、公演中止に
_何故かノエルはケンカに加わってないようです。
■ グラスホッパーはね…
_ショートフィルム連載マガジンなんです。
_だから別にアニメ中心というわけではないわけなんですけどね,例えば VOL.4 のね,村木靖 監督の『 彼岸 』みたいなやつをね,もっともっと見たいのですよ。プロのアニメーターが数人集まって作った短編とか,フリーのアニメーション作家の作品などを中心とした DVD マガジンみたいなものがね,個人的には望みなわけです。> DOGA さん
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_FLASH で出来る事,出来ない事が少しずつわかってきました。
■ エミネム主演『 8 Miles 』の予告ムービー
_…は,それとして,『 ウエィキング・ライフ 』に車の中でマイクを片手に主張し続けるシーンがあるのですが,もしかしたらエミネムの Stan の PV が元ネタになっているのかなと。時期的に微妙に思いました。
■ ウェイキング・ライフで脳内モルヒネがドピーッ!
_驚きなのはこれがアメリカ映画だということだ。しかも配給元は 20 世紀 FOX ときている。フランス映画とばっか思っていたのに…やるな。
_声の出演としてイーサン・ホークや『 トラフィック 』のス
ティーブン・ソダーバーグ監督などが出演しているが,実際の演技をデジタルでアニメ化しているので,まぁ…出演という方が正しいかと思われます。
_魂について哲学的な主張がぶちまけられてる作品です。
_ただ,こういう作品でよく議題にのぼるなぜアニメでなければならないのか?という点に関しては,僕は興味はありませんが,少なくとも魂の輪廻の概念は,東アジアの人たちの感覚とは違ってるなと思いました。死んだら土にかえる。そしてまた生命として生まれ変わる。というのが東アジアの輪廻の中心なので,個人が個人に生まれかわるという概念そのものはアメリカだなと。ただ,車の中でマイクを片手にアメリカの金満主義に対して強く訴えるところとか,悔しいけどこういう強烈なアンチが許されるところもまたアメリカなので,そういうところはチョッピリうらやましいです。
_何のことだか意味不明かもしれませんが,油断してみると大変なことになります。一緒に行った人は爆睡してました。でも何故か前に座っていた外人さん達はゲラゲラ笑ってました。
■ IZAM の今
_この人って吉川ひなのと結婚してたんだよなぁ…月日の流れは速いものです。目指すポジションは大槻ケンジなのでしょうか。
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■ 一青窈の HMV 特製サンプラーを奪取!
_TSUTAYA が旧作 100 円レンタルをやっているので,スタジオ 4℃ 系列の グラスホッパー・シリーズ と,押井守系列の アヴァロン や 人狼 や ブラッド・ザ・ラスト・ヴァンパイア などをまとめて借りるべく渋谷へ。というわけで,渋谷 HMV で 500 枚限定で無料配布していた一青窈のサンプラーをもらってきた。
_サンプラーというから,ボーカル部分だけが入っていて,リミックスできるような CD なのかと思ったら,ただの試聴音源とちょこっとコメントが入っただけのどーでもいいものだった。
_宇多田並みに売れたらこれはこれでレアなアイテムになるかもしれませんが,まぁ…ね。父が台湾人,母が日本人の慶応卒ですって。
_でもね,もらい泣き。このタイトルがいいんです (´∀`;)
■ 鬼束ちひろの新作の PV 映像にひとり思ふ
_『 Little Beat Rifle 』とか『 ROLLIN' 』など,僕の琴線に触れまくる素敵な作品も作ってるのに,日本はどうしてもバラードのセールスが延びるという理由から,今回のアルバムもある固定されたイメージの中へ押さえ込まれてる感じがしないでもないです。もっとロックな路線で感情を爆発してくれたらいいのにと一人思ったり,思わなかったり。
■ 稲垣潤一の名曲がラップ調に…品切れ店続出
_「ラップ調」…そういうものなのかなぁ…ラップって?
■ Radiohead がライブ映像でボランティア
_ボランティア団体 サマタリン に『 idioteque 』のライブ映像を提供しています。ビットレートが低いのが何ですが,その心意気は素敵です。
_ Composed by Syun Osawa since 10.1997
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