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過去のニュース 2003 年 10 月

2003.10.31 セコイ話ですけど…切実です

 ぴあのチケットを コンビニで買う とき,発券手数料として 100 円とられます。今月 22 日から。ミスった…。

2003.10.30 貧乏ヒマなし

世界を変えるチープトロニクス☆
 3D アニメの新境地です!

 凄まじいミュージック・クリップに出会ってしまいました。おそらく今年の WIRE で流されたどの映像よりも素晴らしく,そしてテクノです。テクノ好きな人が見たら,絶対にフックするでしょう。

 『 Lucy Said 』( avi / 27mb )

 コーデックがなくて見られない人は素直に VLC をインストールしましょう。

 天才です。神の動画です。完璧です。斬新でチープなキャラクター。3D の新しい第一歩を予感させるような素晴らしいモデリングです。また,ミニマルなイントロの繰り返しから後半のアッパーな展開まで,すべて魅力的です。言葉では尽くせませんが是非ご覧下さい。今年の Electraglide でもここまで完璧な映像は流れないでしょう。

2003.10.29 日常にやることが増えてきた…

暖かな丸みは 3D アニメで表現し得るのか?

クジラの跳躍

 たむらしげる 氏の『 クジラの跳躍 』を鑑賞。

 絵本の映像化を試みるたむらしげるのインディーズ系アニメーション。自主制作ではなく万代ビジュアルが販売元になっているため,そのクオリティは商業動画の範疇で安心感を持ってみることができる。

 本作品では,柔らかで味のあるタッチは残しながらも,波の表現に CG を用いるなどデジタルなアプローチも見せている。特にタイトルにも付けられている「クジラの跳躍」を時間軸で切り取る映像は,タイムスライスが自在にできる CG がなければ実現できなかったであろう。

 しかしながら,本作品が『銀河の魚』ほど太さのあるものであったとは思わない。主人公の有り様はたむらしげるの思想そのものであるが,アナログの野太い感じが今回は影を潜めてしまったように思う。CG を用いたデジタル表現によって,手描きアニメーションが生みだすある種の「汚らしさ」が失われたからかもしれない。

2003.10.26 誰に知られるでもなくひっそり日本敗退…

 レコード会社の意図的な大プッシュにより,日本でもようやく知名度を上げてきた Lillix 。日本の宣伝担当は絶対に教えてくれませんが,CM で使用されている Lillix の『 It's About Time 』は mp3.com で普通にダウンロードできる ことを知っておくといいかもしれませんね。

 もちろん新曲『 Tomorrow 』だって落とせます。

2003.10.24 日本シリーズにワールドカップ…素敵な日々です

最近の KORG 素敵です☆ microKONTROL
 AKAI のサンプラ並みのポン出しパッドも付いた脅威の MIDI コントローラー。こんなものを見てしまったら,音楽製作とは縁もゆかりもない僕の財布も緩むというもの。ただでさえ狭い部屋が〜!

Webcuts 2003 で『 Le Musicien 』が優勝!
 自主製作系 3D アニメ界において,今年の僕的 NO.1 である『 Le Musicien 』が Webcuts 2003 で優勝しました。『 DRONEZ 』など見た顔もチラホラですが,新たな発見もあり 3D アニメーションの懐の深さを感じます。

トリスの CM アニメは…
 この CM を作ったのは自主製作アニメ界のパイオニア柳原良平氏です。自主製作アニメの歴史は意外に古いのです。彼らが活躍したのは 1960 年代。手塚治虫がアニメを作るよりずっと前の話です。

 今年の 3 月 22 日,彼が籍を置いていた アニメーション3人の会のトークショー を見に行きましたが,何と言いますか,ただただ羨ましい気持ちになりましたね。

2003.10.22 体の疲れより精神の疲れ…大人になるって事かな…

Avid Free DV でノンリニアビデオ編集だい☆
 僕は動画ツールに FLASH MX を使用していますが,ノンリニア編集がフリーソフトで出来るんならそれはアリですな。mov しか吐き出さないのが泣き所です。

Traktor ver2.5 発売!
 アレも欲しい,コレも欲しい,もっと欲しい,もっともっと欲しい。いろいろ買うのは楽しいですが,買うことが主目的になりつつある危険な代物です。

キャラクターは動かしてナンボ☆
 手描きの自主製作アニメ『ほうほう日記』です。同作品は FLASH で組み立てられていますが,中央大学アニメーション研究会関係ということからもわかるように,世間の FLASH アニメとは少し趣が違います。

 何が違うのか? …気合いが違います。

 内容はモラトリアム全開な感じ(まだ「僕は…」で始まる世界観がまかり通ってるんですなぁ)ですが,何しろキャラクターがよく動きます。もうそれだけで頭が下がりますね。可愛い雰囲気も味わいがあります。( from かーず SP

2003.10.21 抱え過ぎるとパンクする…それがわからんアホな僕

 日本シリーズも面白いんですが,それ以上に面白いのがラグビーのワールドカップ。日本対フランス戦なんて最高の試合だったのに,世間では話題にすらなってません。マイナースポーツの宿命ですな。

ポップでキュートな魅惑の 3D アニメスタジオ☆
 STUDIO AKA の作品群は,イギリスという土地柄も手伝って,日本人が大好きな感じのポップ路線が際立っています。何といいましょうか,力んで作ってるんだけど,軽い感じで作ってる風にサラッともっていってる感じといいましょうか。抑え目なデザインの感じもいいですね。

 『 Pica Tower - The Good News
 コレ一発でこの 3D アニメの雰囲気は大体つかめるんじゃないでしょうか。素晴らしい世界観です。アニメはアニメでもオサレな女性にガツンとかませる凄いヤツです。

 『 Pica Tower - Hound of Flesh
 上の第二弾。

 『 Pica Tower - Pizza Sangre
 上の第三弾。妙な乗り物が可愛過ぎです。

 『 Where Do I Begin
 キャラデザは僕的には微妙なんですが,ハマる人はハマる,日本文化も軽く取り入れたポップなキャラクターが光ってます。

 『 The Knights Tale
 ノルシュティンの切り絵アニメみたいな雰囲気が心地よいです。ロシアのウィスキーの CM が浮かんだ人はなかなかの通かな。

 『 Mondo Exotica
 まぁまぁ。3D アニメとして優等生な感じ。

 『 Ah Pook Is Here
 色使いとモデリングが冴えまくってます。デザインと映像,アートが極めて先鋭的に融合しており,日本にはないエッジの効いた雰囲気が印象的です。

みうらじゅんの仮性フォーク 第 24 回
 聴けてません…こんなことではダミだ。抱え過ぎ。

2003.10.17 PageMaker を憶える空しさったらないな…

奇跡のミュージッククリップ第二弾,キタ━━━━ッ!!
 Mickey3D の神のミュージッククリップ第二弾が登場しましたよ! このニュースにここまで興奮しているのは日本でも僕ぐらいだと思いますが,絶対見てください。何で僕がこんなに興奮しているかすぐにわかりますから。

 流れていくだけの色あせた社会,夜ごと繰り返される地下の舞踏会,「子ども」を演じることに疲れた都会の少女が選ぶ世界とは? 最高です。前作の『 respire 』の続編となっており,作品に内包されているコンセプトがメチャメチャ深いです。

 内容や思想を含め,ここまで完成度の高い 3D アニメを作るチームは,世界でもほとんど存在しないでしょう。キャラクターの顔が怖いなんていう評価にも興味がありません。むしろあのキャラクターの鋭い目が現代社会の裏側を見据え,冷めた世界に生きる人間像を演出しているように感じるのです。

 『 YAIL 』( mov / 42mb )

 マジ凄いわ。羨ましすぎです。

2003.10.16 中国が有人ロケット打ち上げに成功…

 中国の躍動感を見ていると,「羨ましい」って言葉しか出てきません。中国産 FLASH アニメもそうなんですが,共産主義国の若者がリンプやリンキンパークの曲を使って FLASH を作るカッコ良さったらないのです。社会の振り幅が右から左までギュンギュン触れている様を見ていると,脱アメリカと親アメリカにしか対立点を見出せない日本人の振り幅の狭さに,一抹の寂しさを感じます。

宮崎吐夢作品,久々のスマッシュヒット!!!
 極上の声ネタ系 FLASH アニメを公開している 宮崎吐夢(大人計画)氏の『 FM スタジオ 』という作品です。下ネタ以外のネタの中では久々のマッシュヒットです。脚本が最高にシュールで面白いです。

2003.10.15 MAC 使いの人って…

 コンピューターに対する考え方が妙にズレるんだよなぁ…特に DTP 村の人。

『高校講座』で『プラネテス』アニメ講座?!
 NHK『高校講座』で『 プラテネス 』のアニメ製作の過程が紹介されるそうです。衛星放送にも入ってない(どころかアンテナも無い)貧乏な筆者はレンタル待ちの状態ですが,こればっかりは抑えておきたいですね。日程は以下の通りです。

 10 月 24 日(金)午後 3:00 〜 3:30
 10 月 27 日(月)深夜 1:00 〜 1:30
 10 月 31 日(金)午後 3:00 〜 3:30
 11 月 03 日(月)深夜 1:00 〜 1:30

中国式進化論,美しき水表現の世界
 動きはほとんどないのですが,後半の水の表現が素晴らしいです。FLASH の視覚効果を狙った技法はまだまだ発展途上ですので,今後もこういう新技術が出てくるとオッサンは嬉しいですな。

Sound Engine Free ver.2.945 を公開
 フリーソフトとしては世界最高峰の波形編集ソフトです。海外の MOD 系サイトでもよく見かける素敵なヤツです。

Mad Tracker 2 ver2.3.2 を公開
 簡単な音の組み立てにはもってこいの Tracker という名のシーケンスソフト。Mad Tracker 2 は ModPlug Tracker に次いで気に入っている Tracker です。

2003.10.14 なけなしの金をはたいて…

ELECTRIBE_MX_&_SU200
Electribe MX & SU200

 Electribe MX を買いました。

 青く光ってるのがソレなんですが,何する機械かと言いますと,自動でグルーブ音楽を作成する機械です。適当にツマミをグリグリやりながらプリセットパターンを改造しているうちに,何となくパターンができるという僕のような無能な人間にうってつけのヤツなのです。

 これまで『 突破人 』などの音楽を製作して頂いた shizo 氏がサイトを閉鎖されましたので,使用許可を頂いている曲のイメージから外れたシーンが登場した場合は,自分で音楽を作らなければなりません。まぁ…そういう人にはうってつけの機械かなと。どちらかと言うとダンスミュージック向けのツールですので,『 ラン・ローラ・ラン 』なイメージにもっていければ嬉しいですね。絶対無理ですけど(笑) ちなみに隣の SU200 は今は無き秋葉原の某 DTM 系楽器屋の抽選会で当てたものです。無用の産物ですが一応カッコつけて繋いでます。

 でも,僕がどんなに頑張って音楽に取り組んだとしても,右の fab trax にあるような曲を作ることは絶対にできないってのが悲しいところですね。だから無理なことはしません。才能のある人が羨ましいですな…まったく。

2003.10.13 100 円ショップにて…

 これまでずっと気になってた 100 円ショップ・ダイソーの漫画雑誌『 コミマガ 』を購入。昨年の 12 月からずっと店頭に並んだままという,コンビニ売りの週刊誌では絶対に考えられない息の長さだ。予想通り内容は悲しいほど…だったので,帰りにまんだらけで『 炎の転校生 』を全巻購入。漫画ってやっぱこうだよなぁ…と実感。

色彩感覚が冴える,オランダ発の凄いヤツ☆
 オランダの 3D アニメーションチーム Lemonade は,僕が紹介している 3D アニメーション作家の中ではトップクラスに位置するでしょう。

 なぜなら,System F こと Ferry Corsten と DJ Tiesto のプロジェクト Gouryella のミュージック・ビデオ『 Ligaya 』を製作したからです。オランダのアムステルダム空港なんかもそうですが,あの国のもつ色彩感覚には独特の感性を感じるのですな。大好きな国の一つです。

 彼らのホームページでは以下のような優れた 3D アニメーションが落とせます。

 『 Revolucion video - Today I'm Big 』( mov / 36mb )

 『 Tales from the bar 』( mpg / 43.6mb )

 『 Robots 』( mpg / 23.3mb )

 『 Tinny Tom and the Magic Box 』( mpg / 57mb )

2003.10.12 人知れず ラグビーワールドカップ が開幕

 『 ネットランナー 11 月号 』のベストオブ常習者サイト・フラッシュムービー部門に BEMOD が掲載されました。ソフトバンクさんに紹介していただくのは『 BB マガジン』以来二度目になります。嬉しい限りですね。ありがとうございました。

世界最高のレイアップシュート
 僕こういうの大好きです。超スローモーションな演出は ,実は FLASH アニメの奥義なのです。妙に間抜けなキャラクターも光ってます。ボールはもっと光ってますが。

こんな裁判,日本でも通用するんだろうか?
 リンプ・ビズキットがフェスティバルでのパフォーマンスを途中で切り上げた件で,観客 173 人が入場料 8 千円のうち 3 千円の返還を求めて訴訟を起こしたんですが…日本だと裁判費用や時間の問題で難しいでしょうね。

2003.10.11 よく当たる家系ではあるのですが…

RETAS! pro STYLOS

 某雑誌の懸賞プレゼントが当たった。当たったモノは…

 『 RETAS! pro STYLOS

 東映動画などのアニメ製作現場で使われている,プロ用アニメーション製作ソフトだ。普通に買うと市場価格で 148000 円もするらしい。僕が昨年の夏に購入した FLASH MX の 3 倍の値段だということもあり,プロテクトキーの役割をする USB が付いていた(クォークみたいな感じ)。

 そんなわけで,さっそくヤフオクへ…という冗談はさておき,せっかくなので FLASH から RETAS! pro への移行を検討しようと思います。ようやく FLASH の扱いに慣れてきて,道具として使えるようになってきたところなので…これは悩みどころです。

2003.10.10 9 月末に森脇健児が話題になったので…

青ベジしんぶん

 僕は森脇健児を嫌いではない。

 むしろ好きな部類に入るだろう。何故なら僕は京都にいた頃,青ベジリスナーだったからだ。ちなみに「青ベジ」とは日曜の夜 10 時から KBS 京都ラジオで放送していた『森脇健児の青春ベジタブル』の略である。

 東京に出てきてとにかく驚いたのは,みんな森脇健児が嫌いだったということだ。東京進出は彼にとって転機ではあったが,正解だったとは言い難い。なぜなら彼の面白さは京都とその周辺地域を超えなかったからだ。

 しかし,東京の人は知らない事を彼はたくさんやっていたのだ。例えば,彼が日曜日にフジテレビで八木アナとスポーツニュースのキャスターをしていた時の話だ。意見を求める FAX を募集したところ大量のチン拓(チンチンのコピー)が送られてきた。もちろん送ったのは同時間に京都で放送があった青ベジのリスナーだ。CM 中に森脇がラジオに電話をかけてきて「俺を潰す気か?」と怒る。それを面白がって青ベジリスナーはさらなる遊びを企てる。そういうバカな事を繰り返すコアなラジオだった。鴨川でドッチボール大会とかもした。僕が高校生だった頃の懐かしい思い出である。

 そんなわけで,僕は森脇健二が大好きだ。当時,関西では『ヤンタン』がアイドル&ミュージシャン路線だったので,コアなリスナーは『サイキック』と『青ベジ』に流れていた。もちろん『ヤンタン』も今思うと豪華な布陣で,森高千里や根本要が DJ をしたり,つんくが即興で曲を作るワンコーナー(しかも毎回キダタローにダメ出しされる)に出ていたりとそれはそれで楽しかった。

 そんなわけで,まぁ…どーってことない話だが,今で言うと北海道の大泉洋なんかが東京の番組にガンガン出たとしても,恐らく彼の面白さは伝わらないだろうと思うわけだ。だがそうした限定的な面白さというのは,地方で生まれた人にしかわからないある種の特権なのかもしれない。と思うことにした。

フィルスペ逃亡
 僕はミュージシャンという職業の人は,奇人・変人であって欲しいという願望があるので,こういう素行の悪さは嫌いではないのです。もちろん殺人云々をどーのこーのという意味ではなく,バカを演じるのと本当のバカは違うって意味で。僕は後者の人が大好きです。

2003.10.8 二日間の肉体労働…世の中の大変さを知りました

「マスク抜き」で作る自主制作 FLASH アニメの世界
 2003 年 9 月 26 日〜 10 月 5 日,目白オープンギャラリーで開催された『アニメーション*スリー』について。ここでアニメーション作家・加藤久仁生氏の『或る旅人の日記』( 2003 年 4 月〜 9 月に shockwave.com にて公開)の製作過程が紹介されていた。

 彼は自主制作アニメーションのフォーマットに FLASH を選択している。しかもその製作過程がユニークだ。ポイントとなるのは「マスク抜き」という技法。今回はこの技法について少し触れたい。

 FLASH で動画を作る場合,通常の行程ではペンツールかブラシツールでベジェ曲線のイラストを描き,それをモーショントゥイーンやシェイプ,または古典的な数枚の連続した動画を描くことでアニメーションを作成する。しかし,彼の場合は,FLASH はあくまでも動画と音楽を操作する編集ソフトとし使用し,動画及び背景は紙に描きそれをコンピューターに取り込んでいる。

 つまり「マスク抜き」とは,動画をスキャナで取り込んだときにできる絵の外の余白の部分を,マスクで消してしまうという方法です。こうすることによって,背景の前にキャラクター部分だけを表示させることができるわけです。

 彼の作品はセルアニメ調の作品ではないので,鉛筆のタッチを残した動画の作成にはこの方法が有効なのかもしれません。しかしながら,マスク抜きと似た効果が期待できる製作工程として「透過 PNG 」を使う方法も残っています。この場合は,Photoshop でキャラクター以外の部分を透過にしたファイルを作成する必要があるのですが,ファイルサイズの増大や動画を連続させる作業の効率などの点でマイナスな部分もありそうです。このあたりは自分でも少し試してみて,レポートを公開したいと思います。

80 年代ロリコンブームの余波?
 80 年代の香りのする美少女 FLASH アニメを製作した White Radish が,現在製作中の美少女アニメの予告編を公開しました。どこがロリコンブームかって,体系がロリコンブームです。日本のアニメは海を越えるの典型的な模範例と言えるでしょう。

高いポテンシャルで FLASH アニメをドラマ化するには?
 中国の FLASH アニメのレベルが高いことは多くの方に知られています。妙音氏の本作品も 10 年前の教育ビデオアニメくらいのクオリティには近づいているのではないでしょうか。逆にそのぶん自主制作の青臭さがなくなっていますが,商業的な一定の品質を確保しています。

2003.10.7 FLASH 技法「マスク抜き」については明日か明後日に

tracker COMPO 2003 summer 結果発表!!
 stingray 氏( Tracker Ring Japan )の主宰によって開催された tracker COMPO 2003 summer の結果が発表されました。参加者の皆様,お疲れ様でした。

 というわけで,各部門の優勝作品は以下の通りです。

参加者審査( united section )優勝曲
 『 Himawari 』 by uciwa

参加者審査( buzz section )優勝曲
 『 manda-la 』 by stingray

公開審査( united section )優勝曲
 『 Sibukawa-Beach 2003 Summer 』 by ykk2

 冬にも Compo が開催されるそうですので,Tracker 系の DTM をされている方は次の機会に参加されてみてはいかがでしょうか。個人的には Composer の方々のコミュニティーも含めた発展を遂げていってくれれば素敵だなぁと思います。

Buffalo Daughter 新曲フル PV 公開!
 最近,DTM 関係の雑誌に出まくりの Buffalo Daughter が,新曲『 Cyclic 』のミュージックビデオを公開しています。彼女達のライブは 00 年のエレクトラグライドで見た程度ですが,ツマミをグリグリな人とは決定的に違うライブの強さを持っています。新作が出たのに,何で今年のエレグラには出ないのでしょうかね。

BT のノートパソコン的音楽製作
 インフォシークのニュースに BT の名前が登場するとは意外です。トランスブームに乗った人なら知らない人はいないという,あの BT です。ノートパソコンとソフトシンセで作る音楽が良いか悪いかという議論はもう過去の話になったようですね。そんなハードウェア不況のご時世に,何を血迷ったか Electribe MX の購入を検討しているバカな人間もおりますが(僕なんですけど…)。

2003.10.6 小麦24時間放送を後追い中…

FLASH の新たな可能性を発見,アニメーション*スリー

mog
目白オープンギャラリー

 2003 年 9 月 26 日〜 10 月 5 日,目白オープンギャラリー にて企画展『アニメーション*スリー』が開催された。

 この企画展では,アニメーション作家である加藤久仁生,坂井治,坂本サクの三人の作品の上映とスケッチやイメージボードなどの展示が行われた。しかも入場無料である。

 そんなわけで,筆者もチャリンコで目白へ。目白って街は,(本当は)オシャレな街でもないのだが,そういうイメージが強いためか,ギャラリーに来ていた参加者の多くはオシャレさんって感じの女性が多かったように思う。ちなみに,左上写真の建物の二階が目白オープンギャラリー,一階がオープンカフェになっている。

mog

 上映された作品は以下の通り。

 『或る旅人の日記』(加藤久仁生)
 『Time 〜時のしおり〜』(坂井治)
 『摩訶不思議』(坂本サク)
 『月と晩餐会』(坂井治)
 『The Apple Incident』(加藤久仁生)
 『キャッチアニメーション』(坂井治)
 『フィッシャーマン』(坂本サク)
 『金のまきば』(坂井治)

 今回もっとも嬉しかったのは,第二回ユーリ・ノルシュテイン大賞で 最優秀賞を受賞 した加藤久仁生氏の『 The Apple Incident 』が見れたこと。また,『フィッシャーマン』の坂本サク氏が,多摩美術大学時代に製作した『摩訶不思議』も内容が先鋭的で印象に残った。(個人的には『フィッシャーマン』よりも好きかな)

 なお,今回の企画展では,上映会と平行して作品のイメージボードなどが展示されており,中でも加藤久仁生氏が shockwave.com で公開していた『或る旅人の日記』の製作過程の紹介が興味深かった。

 彼はあのアニメーションを FLASH で作成していた。

 筆者も FLASH でアニメを作る 人なので,技術的な面はある程度理解できるのだが,ちょっと引っかかる部分があった。キーワードは「マスク抜き」である。

(つづく)

カット割りの魔術師現る!
 てのりざる 氏の『 森林の子 −Forest Children− 』という作品です。

 弥栄堂 に続いて,僕の尊敬する FLASH アニメ作家リスト 入りです(勝手に)。ペン使いの不慣れな感じと,それを補って余りあるエネルギーが『The Little Ninjai 』の初期の頃と重なります。この作家さんは今後,どんどんこのクオリティを上げていくでしょう。カット割や色使い,キャラクター,シーンの設定もさることながら,僕のように安易なバストアップを多用せず,きっちりとアニメーションとシーンを見据えているところに志の高さを感じます。( from (・∀・)イイ・アクセス

2003.10.5 任天堂が赤字転落…

 64 のタイミングを逸した時点でこの結果は、運命付けられてたのかもしれません。当時,ジャンプで煽っては延期,煽っては延期の繰り返しだったし。

GTS の浅川真次氏,意外なインタビュー
 GTS としてではなく,株式会社アーティマージュ代表取締役としてのインタビューは結構レアなのではないでしょうか。特に僕は GTS のイメージしかなかったので,今回のインタビューは勉強になりました。彼の音楽が生々しい広告営業の上に成立していたという事実は,なんとも納得させられるものがあります。

進化する WMA / MP3 プレーヤー,途中経過
 9,800 円とお手ごろで,見た目も良く,さらにボイスレコーダー機能を搭載しています。問題があるとすれば 128MB であることと,イヤホンが安っぽいことですかね。この業界は参入企業が多く,同日に FM チューナー内蔵モノ も登場するなど,技術競争が熾烈を極めています。

 実写版セーラームーンをビデオ録画するオッサンに成り下がる。

2003.10.4 クロマティ高校はアニメ化する必要があったんだろうか…

openArt が珠玉のアニメーション特集を開催中
 openArt の作品は実写も含め,日本の映像コンテンツの中では群を抜くオリジナリティを持っています。10 月から開催されたアニメーション特集はとても楽しみですね。というわけで,まずはトップバッターを飾った作品をひとつ…。

 『 INSIGHT

 MathiasSchreck 監督による 3D アニメーション作品です。闇の中を生きるキャラクターの表情が素晴らしいです。そしてラストシーンのカメラワーク。絶品です。

小和尚系ミッション・インポッシブル?
 有料 FLASH コンテンツとして十分通用するクオリティです。グリグリ動くわけでもないのですが,コンセプトが明確で,限られた動きで物語を動的に演出しています。中国は凄いね。ホント。

Curistory が遂に日本進出!!!
 サイトリニューアルにあわせて日本語サイトがオープンしました。Curistory はたしか韓国のグループだったと思うんですけど,このレベルの FLASH コンテンツを作れるグループは,残念ながら日本には存在していません(もっと凄いのを作るアニメスタジオは星の数ほどありますが…)。日本の商業アニメ業界の FLASH 参入は RETAS!PRO と FLASH のデータ互換の未来予想図に大きく左右されそうです。

2003.10.3 HD が欲しい… 5 GB & CD-R ではさすがにキツい…

これぞ Wild Demo! 飛躍する 3D 系ストーリー!!
 8 月 22 日〜 24 日,ドイツのケルンで行われたデモパーティー“ EVOKE 2003 ”の Wild Demo 部門で優勝した作品です。

 『 egon + doenci 』( avi / 147mb ) by adam / aenima

 この作品はキャラクター性がよく出ています。基本的に台詞の無いアニメは物足りなさを抱くものですが,「キャラが立ってる」ために楽しんで見ることができます。2D であろうと 3D であろうと重要なのはストーリーとキャラ。伸び盛りな 3D アニメ作家の息吹を感じます。

ミルクちゃんに続けるか!?
 Takeshi Onaka 氏の『スーパーヒーロー・フューチャーズ』というポップな FLASH アニメです。FLASH アニメというジャンルは,商業的には成立しにくいものの,技術的にはまだまだ発展する余地があるジャンルでしょう。本作品では声優を入れたことで一気にクオリティが増しています。( from かーず SP )

2003.10.2 ロバートのサイン会に女子高生がズラ〜ッ!

 もうね。羨ましいとしか言えません。

 それを横目に見ながら歌舞伎町の漫画喫茶へ。さみしい人生だ。

2003.10.1 諸事情で Electribe MX がお預けに…

 仕方が無いので KORG マガジンだけ貰って帰宅。ところがこのペーパー,無料のくせにブライアン・イーノや No Doubt のインタビュー記事が載ってる豪華な仕様。読んでみて気づかされたのだが,KAOSS PAD って大人気なんですな。そういや今年のサマーソニックでもレディオヘッドが使った記憶が(何の曲だったかなぁ…)。

ソニックマニアに KORN が出演!!!!
 学生時代から KORN のライヴはチケットが取れた事がないので,エレグラよりは完全にこっちに気持ちが向いてます。あっ…でも大晦日だ。

Evanescence のエイミーがブリトニーとアギレラを一蹴
 エヴァのプロモ(高層マンションのヤツ)は結構好きです。あと,こういう殺伐とした感じも好きかな。重要。

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Composed by Syun Osawa since 10.1997