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BEMOD: 漫画

ドラフト

作:大沢駿/2007年11月25日/4p/鉛筆漫画

ドラフト 01

ドラフト 02

ドラフト 03

ドラフト 04

 

あとがき

今回から描き方を変えた。セリフを先に作ることにしたのだ。そのため、描き始めてからの苦労は格段に減ったが、ただの会話劇で終わったのが残念だ。横山やすし風に言うならば「チンピラの立ち話」か。手塚治虫さんのような漫画を描くためには、目まぐるしく場面を移しながら読者を飽きさせないようにしないといけないのに。これが玄人と素人の差なんでしょうね。

着想の原点はブリジット・フォンダ主演の『ルームメイト』という映画(内容はかなり違うけど)。お姉ちゃんの恋人と妹が近づいていく、でもお姉ちゃんの代わりにはなれなかった…というよくある展開。ただ、それだけではストレートすぎるので、ドラフトで彼氏がプロ野球選手になるという別のフラグを立て、そっちに引っ張りつつ、でも本当の原因はお姉ちゃん…みたなところで落としたかった。

読み返してみると、とってもわかりにくい。もっと鍛錬を重ねて上手くならないと…。

あと、本作も完全に帰納法的な作り方。これはよくない。4pだからというごまかし無しに、演繹的につくることをしなければキャラクターは走ってくれない。次こそは演繹法で。