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2016年5月4日

武士道とエロス

氏家幹人/1995年/講談社/新書

武士道とエロス日本の武士社会の中には男同士の恋がたくさんあったよ、という内容。しかも少年を性的に嗜好するショタコンが横行していて、日本のクレイジーな文化はなかなか筋が通ってるなと感心した。

BL関連はほとんど知らないため驚きの連続だった。「あの偉人がこんなことを!」というような、もしその当時に『週刊文春』があったらネタに困らなかったであろう事件が日本の歴史上ではたくさん起きていたようだ。

そんな変態日本史の中で興味深かったのは男色にもブームがあるということだった。男色が流行ったり下火になったりという繰り返しがあったらしい。ホモは先天的なものとばかり思っていたから、後天的にというか周囲の状況で男色に目覚めたりするのだとしたら、人間の性欲なんてものもいい加減な動機に突き動かされているのだなと思った次第。

その昔、ゼロアカという東浩紀さんがやっていた企画でBL関連の同人誌を買ったはずだけど、あれを次は読んでみようかと思う。児童ポルノ禁止法は当然こっち系の人たちの文化圏にも大きな影響を与えていると思うのだが、実際のところどうなんだろうね。

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2016年2月3日

ヒーローを待っていても世界は変わらない

湯浅誠/2012年/朝日新聞出版/四六

ヒーローを待っていても世界は変わらないそうだよな…と同意するしかないような本だった。

会社の場合はカリスマ社長が即決してどんどん進めていくほうが改革が進むし、歴史を振り返っても独裁者がいろいろな改革を成し遂げることが多い。そういう意味でもスッキリさせたい願望というのは常にある。江戸時代だって殿様はいるのに格差はいまほど大きくない。今は絶対的な権力者はいない。国民の合意形成によって国家が形作られているということになっている。

結果的には何も言っていないというか、荻上チキさんじゃないけど地味だけどみんなで少しずつやっていこうというのはわからないでもないが、説得力にかける部分もある。これはどちらが正しいのか分からない。たとえばwikipediaについて言うと、日本人はプログラムによって一気に内容を更新するのではなく、みんなが少しずつ力を出し合ってwikiを作っているのだそうな。

そういう意味からすると、日本人にはそういう力は本当にあるのだと思う。みんなが空気によって何となく合意ができていれば、その力によって凄い力を生む。グローバル化すればするほどその空気がなくなり、平凡な国になっていくのかもしれない。得体の知れない集団のパワーというのを日本人はたしかに持っているし、そこではなく個人で切り開くのなら…とういと、その何やらである。

会社には裏テーマがある。表は「会社の利益に貢献する」であり、その方策は2つしかない「売り上げを伸ばす」か「コストを下げる」かだ。しかし裏テーマは「自分の職場の位置を守る」ということだ。

溜めについては僕も考えていて、そのコミュニティ作りについては僕も貢献したいという思いが強い。これは独身の中年男性(女性も同じだろう)なら誰もが思っていることだと思う。独身=結婚によってコミュニティ確保という小さな視野であれば街コンみたいな発想も出るのだろうが、独身だと親族以外に頼る人がいなくなってしまう。そういう状況を越えるためのコミュニティはみんな必要だと気づいているはずだ。

それが友達とかいう曖昧なものではなく上手くつくりたい。

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2016年1月4日

ロスジェネ心理学 ― 生きづらいこの時代をひも解く

熊代亨/2012年/花伝社/四六

ロスジェネ心理学 ― 生きづらいこの時代をひも解くやや凡庸かな。

マンガ・アニメなどのネタを含みつつ現代の社会状況を読み解いた本ということで、最近だと宇野常寛さんの仕事に近いような気もする。著者は精神科医なので斎藤環さんのポジションの次世代の論者ということなのかもしれない。

著者のスペックだけ見るとかなりの期待度だし、僕もそういう期待を込めて読んだのだけど、本に詰め込まれた情報量がやや少なめでカルチャー系の論者としてはやや迫力に欠ける。「いま、この瞬間」を切り取って社会状況を論じるなんてのはほとんど根拠の薄いものだと思うので、だからこそ教養勝負で読者を圧倒するくらいの勢いが必要なんじゃないかなと思っている。広さの意味でも深さの意味でも。

オチもごくごく普通の話だった。生きづらさを感じている読者がこの本を読んだとして、はたしてそのオチで納得するのかどうか。

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竹内流・超速【合格講義】日本史の流れ

竹内睦泰/1994年/KKロングセラーズ/新書

竹内流・超速【合格講義】日本史の流れサクッと読める日本史。

センター試験で日本史を選択するくらいの人がサクッと流れを抑えるために書かれた本なのだろう。だからメインターゲットは高校生と予備校生かな? 本が出たのが1994年だから僕が受験生の頃に読もうと思えば読めたわけだ。

でも当時の僕はこの手の本の存在すら知らず、ひたすら教科書だけを何度も読んでいた。これは歴史に限った話ではなく、この本のような解放のテクニックを紹介した本にどれだけ早く気付けるかってのも良い大学へ行くための近道なんだろうと思う。

著者のプロフィールをネットで見ると、セクハラ裁判で代ゼミを辞めた(後に復帰)とか、歴史修正主義の極右だとか香ばしいことがたくさん書かれているが、この本自体はとてもわかりやすかった。

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2015年9月9日

はちきんガールズ フリーライブ@四万十町展

2012年11月24日/10:20-12:45/隅田公園 リバーサイドギャラリー

はちきんガールズ

無銭カレンダーで見つけて急きょ参加。

四万十町展自体マイナーでしかも場所も百貨店などではなかったため10時の時点では客はほとんどおらず、会場の一番奥にあるステージ前だけになぜかカメコが20人ほど待機しているという異様な光景だった。それでも物産展に人がいるということ自体は良いことのはずで(そう思いたいw)、観光協会の方もそのことを喜んでいた(これは本当)。いや、ほんとすいません。 続きを読む »

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2015年9月7日

アキバ星 ソフマップ ライブイベント

2012年11月23日/17:45-20:15(要確認)/秋葉原ソフマップ1号館

出演は柊リオ、小野初美、まついえつこ、むとう水華、Smile☆Pocket、ALLOVER、TNYGINA、asfi(出演順)。

TNYGINAの衝撃!

ソフマップのイベントにしては出演者が多いのでいい暇つぶしになるなと思って参加してみたら、よく見るインディーズ系のアイドルグループの中にTNYGINAという和歌山のロコドルを発見。この4人組が僕の琴線に触れまくった。

TNYGINA

まずビジュアル面。KOTONE(小6)、TOWA(中2)、MIHO(中3)、AYANA(高3)というバラバラの年齢層でバラエティに富んでいて、しかもみんな可愛い。最初、KOTONEちゃんとTOWAちゃん、MIHOちゃんとAYANAちゃんがそれぞれ同じ歳くらいに見えたけど、実際に歳が近いのはTOWAちゃんとMIHOちゃん。この2人の歳の差はわずか1歳なのに見た目が全然違う。そういう部分も含めてビジュアル面の良さが際立っていた。 続きを読む »

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オトメ☆コーポレーション フリーライブ

2012年11月23日/15:20-15:25/JR上野駅 中央改札コンコース

上野駅

実際には何時に始まって、何時に終わったのか全然わからなかったイベント。秋葉原ソフマップのイベントに行く前に少し時間があったので立ち寄ってみることに。

会場に着いたらすでにライブが始まっていた。客はそれほどおらず、最前に10人ほどのカメコがいた。彼女たちを長野のロコドルとして認知している人がどれほど知らないが、個人的にはNegiccoレベルの知名度は持っても良いのではないかと思う。 続きを読む »

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2015年5月31日

理科と数学の法則・定理集

笹原義明/2009年/アントレックス/新書

理科と数学の法則・定理集

ひまつぶしにちょっと読むのに最適だった。

もともとは理科のやり直しの延長で読み始めたのだが、科学者のプロフィールを紹介した部分が一番面白かった。日本だと頭の良い理系はみんな東大や京大に行って、そこから研究者になった人が大きな仕事を成し遂げるというイメージがあるが、有名な法則や定理を見つけた人は決してエリートばかりではなかった。

特許事務所で働いていたアインシュタインが有名だが、ほかにも軍人だったり牧師だったりと別の仕事をしながら趣味で研究をしていた人もいる。

今は趣味で続けたことで大きな発見をすることは難しいかもしれないが、例えば日本で戦後見つかったイリオモテヤマネコを見つけたのは作家の戸川幸夫氏だし、星などはアマチュア天文家が重要な星を発見することもある。また、日本では民間のロケット開発も盛んに行われるようになってきたりするので、在野の趣味者が重要な発見をするというロマンチックな脚本はもうあとほんの少しは用意されているのかもしれない。

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勝ち続ける経営 ― 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

原田泳幸/2011年/朝日新聞出版/四六

勝ち続ける経営 ― 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

ハンバーガーの教訓 』に感銘を受けて二冊目を読了。

似たような内容だったw 他にもたくさん著作があるけど同じようなことが書いてあるのだろう。ビジネス系の本は得てしてそんなものだ(とはいえ一冊は読むべきだと思う)。

そんなわけで『 ハンバーガーの教訓 』の感想で書いたことと重なるが、彼の姿勢で素晴らしいと感じるところはコモディティ化した商品でどう戦うかという難しい命題に挑んでいることだ。マクドナルドが持っている手持ちの駒がマクドナルドでしか作れないような高い技術力を必要とする駒ではないのだ。その駒をどう組み合わせて動かすかというところを真剣に考えている。

マーケティング理論は完璧ではないため、会社が継続して成長していくためには個人のひらめきに依存した新しいアイディアを出し続けるしかない。当然そこにはリスクが伴う。そのリスクをどれだけ取れるか。保守的な企業はそのリスクが取れず、取れないがゆえに沈んでいく。この問題は僕が働いている会社にもそのまま通じる話で他人ごとではない。

新しいアイディアとなると誰もそれを提出する者がおらず、現状商品の批判者(批評家)という立場で傍観するのが常だ。そしてやることと言えば自分自身の人件費が削減されない程度のコスト削減と会社への忠誠心を示すという態度(朝早く来て掃除するとか)くらいのものだ。あとは仲間内で「頑張らない口裏合わせ」をするというコミュニケーション能力をどれだけ発揮できるかということかもしれない。

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第3回 アイドル横丁祭!!

2012年11月18日/14:00-18:10/渋谷 AX

第3回 アイドル横丁祭!!

出演はB♭、pramo、w-Street NAGOYA、ANNA☆S with うどん兄弟、おはガール ちゅ!ちゅ!ちゅ!、とちおとめ25、Tokyo Cheer2 Party、Party Rockets、Cheeky Parade(50音順)。MCは橋本環奈(Rev. from DVL)。

素晴らしいイベントだった。

中学生祭りという時点で神イベになることはわかっていたけど、ここまで高まれるイベントになるとは思ってもいなかった。そんな神イベの一番の見どころは“中学生うた姫決定戦”だった。B♭のハルカ、おはガールの夏美、ANNA☆Sの杏奈、Tokyo Cheer2 Partyの瑠莉など各グループが一人ずつ参加。審査はJOYSOUNDのカラオケ機器による判定で行われた。 続きを読む »

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