2021年1月10日
スポットライト 世紀のスクープ
監督:トム・マッカーシー/2015年/アメリカ
アカデミー賞の作品賞・脚本賞を受賞した作品。まずまず面白かった。
キリスト教の司祭が児童にわいせつな行為をしていたことを教会ぐるみでもみ消していたことをスクープした実話をもとに描かれた作品。多くの映画祭がキリスト教圏で開かれていることもあって、この作品の評価というのは作品のクオリティ以上に宗教的な意味において高かったのかもしれない。
というわけで、僕的にはまずまず…といった感じ。
そういえば、日本でも2000年代あたりからJKビジネスの取り締まりが厳しくなり、児童ポルノ関連でもやいのやいのがあったのを思い出した。僕もそれに絡めて少しだけ本を読んだりもしていたのだが、たぶん世界的にこの問題が取り上げられるようになったのは、キリスト教圏の問題が背景にあったのだと今さらながら理解した。
どこの国でも起こりうる話だという前提はあるにしても、児童をめぐるわいせつ問題というのは、日本よりキリスト教圏の国々のほうがはるかに深刻だと思う。
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