2004年07月13日
ベン・ニコルソン展
東京ステーションギャラリーでやっていたイギリスのキュビズム画家、ベン・ニコルソン展へ。写実と抽象、半具象が混ざり合ってる感じはたまりませんねぇ。カンディンスキー好きのキュビズム好きならば間違いなくハマるでしょう。
特に静物は抽象、風景は写実で描かれた「1947.11.11(マーゼル)」あたりで見られたアウストラロピテクスのごとき「接木」感、そしてそこから1950年代にかけて爆発するキュビズム的思想で描かれた作品群。激動の時代の芸術家には何といいますかロマンがあります。
久々に絵を見て興奮しました。グレー、茶色、青の使い方は学びたくても学べない。これが才能というヤツですか。
Posted by Syun Osawa at 00:58