bemod

2004年08月23日

ティーンエイジと音楽

ティーンエイジと音楽韓国と日本の音楽を通して交流することを目的に開催された「ティーンエイジと音楽〜アジア市民を目指す!〜」を観覧。川崎市と川崎市教育委員会が後援しているということもあってか、主催者の力量のなさばかりが目に付いたイベントでした。

まず「ティーンエイジ」と言いながら、客の平均年齢は軽く40歳を超えている。そして無料にもかかわらず客の入りは4割程度。ミュージシャンが歌う前に司会の女性が「それでは歌っていただきましょう、どうぞ!」とか言うし…トーキョーワンダーウォールとのセンスの差をちょっと感じてしまったなぁ。とりあえず、ああいう場を大学教授に仕切らせちゃダメでしょ。

JoAnne出演したミュージシャンはアルガレイ、ジェジン、ジョアン、KP。僕の目当てはもちろんジョアン(知らない方は このライブビデオ を参照のこと)。ジョアン目当てのオタがたくさん来るかと思ったら、ほとんどいなかった。それにしてもジョアンは歌が上手い、アメリカで育ったということもあってか英語詞のニュアンスがかなりいいです。そして可愛い。背は低いけど何しろ可愛いです。歌の合間には日本語でMCをやっていたし、とにかく愛嬌があって明るく、なおかつキャラもある。まだ15歳、タイミングさえ合えばBOAのように日本でもブレイクするかもしれません。

雑感としては、「韓国のタッキー」と言われている(ホントか?)ジェジンはそのままインシンクやバック・ストリート・ボーイズだし、ジョアンはブリトニー(曲は初期のマドンナって感じですけど)をトレースしたかのような“そのまま”感。日本では、平尾昌晃の『ダイアナ』的トレースは、はっぴいえんどの登場で歌謡曲として日本的加工を施されるようになったわけですが、韓国のPOPはもうそのまんま。良いか悪いかとなるとそれは僕にはわかりませんけど、あの曲群を「K-POP」とは言えない感じがするなぁ。もちろん今回数曲聴いただけの印象ですけれど。

FLASHアニメ的な話をすると、「冬ソナ」の挿入も歌ったアルガレイの ホームページ には、青池良輔氏によるFLASHアニメが置いてあります。

Posted by Syun Osawa at 01:48