bemod

2005年05月04日

SOUNDZ FROM GERMANY 2005

Mouse On Mars, Lali Puna, ISO68 ほか/渋谷O-East&O-Crest

SOUNDZ FROM GERMANY 2005半年振りにライブへ。キャッチフレーズが「日本におけるドイツ」ですよ。何のこっちゃ?

小規模フェスのくせに2ステージあったので、とりあえずISO68を観るためにO-Crestへ移動。前知識がまったく無かったんですけど、名前からくる匂いに惹かれました。どうやらノートのMac2台を使ったデスクトップ系のエレクトロニカですね。ネットレーベルの人達がライブやるときも、きっとこんな形になるのかも。パワーブックの背面のリンゴが光る仕様は、ライブだとかなり映えるようです。あと、生音奏者(トランペットとかアフリカの楽器など)をビートにガンガン当てていく感じとか含めてライブ感がかなりあって、O-Crestくらいの大きさの会場ならこういうライブも楽しいなぁと思いました。ちなみに、開始直後にThomas Leboegのマックが落ちて「これニューマックねw」って言ってました。

続いて、Lali Punaのライブを観にO-Westへ移動。そしたらMIAのライブに遭遇。こちらはもうノリノリの姉ちゃんが凄い事になってて、これとISO68ライブを対バンでやるんだからドイツ、なかなかやります。

とにかくLali Punaはライブ前の僕的メインだったので、最前列へ。Valerie Trebeljahrは写真とかより実物の方が可愛いです。マイクの前にシンセ台をちょこんと置くのも素敵。あとKORGのカオスパッドをグリングリン触ってました。カオスパッドってブライアン・イーノもさることながら、レディオヘッドも使ってたし、電子系のバンドの中ではかなりデフォルトな楽器になってるんですねぇ。予習が効いて、全曲はじけまくり。やる気のないValerieの歌い方も、丁寧な喋り方も、あと髪型。そしてラストの『 MICRONOMIC 』まで全部好きです。ただし僕の姉に似過ぎです;

で、Mouse On Marsですよ。『Autoditacker』しか聴いた事なかったからえらい目にあいました。もちろん良い方で。恐ろしいくらいの感動です。電子楽器を伴なったライブでここまで感動したのはサマソニのレディオヘッド以来じゃないでしょうか。ISO68みたいなライブかと思ってたら、全然違うんですね。家に帰って『Autoditacker』を聴き返しましたが、たしかに同じ曲はある。でも全然違います。ライブの方が100倍くらい素晴らしい。そんなことってあるんですね。ドラム(しかもボーカルもとる)とギター&シンセとシンセ&PC?の3人組。かなりシンプルな組み合わせなんですが、どの曲も超骨太で、各曲の展開が凄いんですね。もう上がりまくるんですよ。しかも超変則的にうねりながらィングィンって、アッパーもアッパー、超アッパーですよ。何度も同じことが書いてますが、本当に感動です! ドイツ最高です!

ちなみにワンドリンクのビールはスーパードライでした。何でやねん。

Posted by Syun Osawa at 01:41