bemod

2005年05月10日

何でも作るよ展

倉田光吾郎/Gallery Monkeyfarm

何でも作るよ往年のアニメ、ボトムズのスコープドッグ(ブルーティッシュドッグ?)の1/1を拝みに水道橋へ。ボトムズですよ。80年代生れはリアルタイムで見てないはずのボトムズですよ。

ギャラリーは二部屋に区分けされていて、ボトムズは奥の部屋に一体だけデーンと鎮座してた。そのデカさ、造形美、すべて予想以上。圧倒的なデカさと強さが背中ににじみ出てる。しかも本物の兵器っぽくてドキドキする。特に後側からボトムズを見上げたときの兵器感。装甲と呼ぶにふさわしい冷徹な鉄のイメージ。この感じは、イギリスの帝国戦争博物館(昔の戦車とか戦闘機なんかを展示してる博物館)で戦車を触ったときの気持ちとソックリだ。敵を倒すための武器なんだけどね、そこがすごく引かれる。不気味なくらい。

ギャラリー前に凄い数の人が溢れていて、仏寺のご本尊を拝みに行ってる列みたいでちょっと愉快だった。実際、ご本尊だよアレは。次の展開があるのなら1/1ジオラマを猛烈に希望。そしたら入場料払ってでもまた拝みに行きますよ。

戦車

肝心のボトムズは撮影禁止だったので、帝国戦争博物館で撮った戦車など。このドキドキ感ですよ。もちろん戦争賛美ではなく、スタンスは宮崎駿『雑想ノート』と共にあります。

Posted by Syun Osawa at 22:53