2006年05月31日
室井大資先生があああああああ！
これは驚いた。
室井大資さんは、2000年以降に登場した漫画家さんの中で一番好きな漫画家さんです。モーニングに掲載された読みきり漫画「海岸列車」を見たときに背中に電気が走ったんですよね。「これが漫画だ」と本気で思ったんです。読みきり漫画で、ここまで家族の中にある悶々とした内面を描ききれる人がいるのかと思って。苛められっ子の少年の体にできたアザをお婆ちゃんが触ってあげるところとか泣きましたもん。
ところが残念なことに、「海岸列車」以降、読み切りを数本残したあとで、彼は消息を絶ってしまいました（僕の中で）。一つ一つの作品に魂が宿ってる数少ない漫画家さんだと思っていただけに、彼がモーニング誌上で連載をはじめなかったことをとても残念に思っていたのです。
これは復活の兆しでしょうか？
そう思いたいですよね。少なくとも、これまでに発表された短編集は出して欲しいです。講談社からでなくてもかまいません。幻冬舎とかどうでしょうか？ いや、ホント切実です。
Posted by Syun Osawa at 00:17
