bemod

2006年07月30日

くちびるにだけずっと残ってる最後のあなた

新宿紀伊國屋本店付近新宿へ。

『早稲田文学』を貰う。大塚英志さんが村上隆さんネタを書いている。うーん。大塚さんって文学の世界で辛口な文章を書いているときは、わりとうなづけることが多いんだけど、オタク業界を語るときは、若干パワハラの匂いを感じるときがある。何でだろ?

ビックカメラで外付HDが安く売ってたので勢いで購入。前に買ったのと合わせると、外付で500GBを確保したことになる。伝え聞くところによると、3Dアニメ作家さんはHDでデータを納品したりするらしいので、外付2個持ってても大した話じゃないんだろうな…。

今週もいろいろ勉強になることがたくさんあった。例えば、アニメ『銀河英雄伝説』のオープニングを歌っていたのが、「Monday満ちる」だったというのを Wikipedia で知ったり。

そろそろコミケの巡回サークルチェック

とりあえず東浩紀さんがやってる『 ギートステイト・ハンドブック 』とかは抑えねば。次の小作品を作り始める際に、世界観を考えるのとかが僕的には超面倒臭いので、シェアードワールド的にこのガイドブックを参考にしようかなと検討中。

グロい…

Chili Bucket
by Florent Se'ror & Julien Torre`s & Sarah Dor

こういうのを見ると、大塚英志さんが言っている「キャラクターの内面」とかが、レベルの低い次元で腰砕けになっていくような気がする。でもそういう野蛮性、暴力性に決定的に引かれてる僕は、倫理の面でどうこういう知性を備えていない。単純に面白く見た。

買おうかな…

オタク in USA 』という本が出るらしい。内容がわりと生っぽくて引かれてる。オタクの捉え方について、太田出版のこういう節操のなさとかは嫌いじゃない。

それでも、ハロープロジェクトが面白い

ハロプロの愉しみ方が独特なのは今に始まったことではない。ただ、その方法自体もかなり変遷している気がする。やさぐれ系では、メンバーがヲタ奴隷に送迎させてるとか、台本をヤフオクで転売させているなどの怪情報も飛び出すほどで、そうしたパワーバランスの崩れそのものを愉しんでる輩もいるみたい。

とかいいつつ、実はハロプロって好きな曲が結構ある。

1位 Last Kiss/タンポポ
2位 恋愛レボリューション21/モーニング娘。
3位 あなたなしでは生きてゆけない/ベリーズ工房
4位 ザ☆ピース!/モーニング娘。
5位 ベイビー恋にノックアウト/プッチモニ
6位 抱いてHOLD ON ME!/モーニング娘。

…って、感じでしょうか。古いのが多い気もしますが。

世代間に生まれる音楽格差社会の実像

暴論! ネオアコとテクノは異母兄弟である
サンプリングとパクリと教養の問題

このあたりは完全に世代の問題ですよね。僕より10年上の世代が作る音楽の歴史。定義。僕が小学生の頃、2つ上のお姉ちゃんがグランジブームにすっかりやられていて、俳優ではリバー・フェニックスがカリスマな時代だった。そこから以降の後付けの正史は、きっと僕と同世代のライターさんとかがあと10年位したらいろいろ書くんでしょう。

ちなみに、ネットレーベルの素晴らしいところは、そういった業者同士の陣取り合戦とは一切合切と無縁であるというところである。有機野菜の産地直送便のように中間(既存メディア)を経由しないで直接届いてしまうわけだから。

アイドルが朝起こしてくれるサービス

ネットラジオを繋ぎっぱなしにしてそのまま就寝。朝になったら起こしてくれるというシンプルなもの。時間を設定して、パソコンとソフトが立ち上がって…みたいなことをやる必要ない分、やれそうな気もする。

アニメーターが可哀想…なんだろうか?

アニメーターのわずかな個性も許さないアニメファンに絶望した!
統一性を求めるユーザーに向けたアニメは手描きをやめて3D CGにすればいいんじゃないの?

加野瀬未友さんが書くのだからそうなのかな? …と思いたいんだけど、アニメーターがDVDにするときに修正を入れるのは、週間ベースで雑に作った部分を修正したいという制作サイドの要望じゃないのかな? 漫画家が単行本にするときに、修正入れるのと同じで。追加の3Dの話も含め、実際の描き手にとっては「?」って感じの微妙な文章だったのでクリップ。

Posted by Syun Osawa at 01:55