2006年08月22日
一瞬で信じこませる話術
石井裕之/2005年/フォレスト出版/四六
コールドリーディングのお勉強。
別に催眠術を憶えて東大和市の人みたいにハーレム作りとかではなく、キャラクターを考えるときのアイデアが欲しいだけ。
石井さんの本は『 ビジネスコールドリーディング 』に続いて2冊目。前のヤツは何となくスカスカな感じがしたんだけど、こちらはいろんな用語が出てきて面白く読んだ。ポンポン出てくる言葉は石井さんの創作なのか、この世界では普遍的に使われているのかはわからん。商標登録とかだったら使いづらいな…。
コミュニケーションの中でイエスセットを繰り返しながら、ズームインとズームアウトを繰り返して相手を巻き込んでいく。この手の話がこの本の主軸で、いかに自分のペースに巻き込むかが相手を信じこませる核となるのだろう。
書いてある内容は「だから何?」的なことが多く書かれていて、ひねくれたモノの見方しかできない僕には逆にハードルが高い。ただし、ときには騙されて信じてみることも必要だなという思いもあり、素直さを鍛える本として個人的には読んでいたりする。
Posted by Syun Osawa at 01:43