bemod

2006年08月26日

大塚阿波踊り=エロい広告=ネトアニ

大塚阿波踊り

東京でなぜ阿波踊りをしているの?

阿波踊りを見る楽しみがイマイチわからなかったので、華やかな雰囲気だけ楽しんで帰宅。祭りに関しては、故郷である京都のほうが物語があって面白いかな。地元の祭り一つとっても 六斎念仏 とか感動するし。

…てな事があったので、久しぶりに大塚へ行った。友達との待ち合わせ時間までの間、巣鴨あたりを散策。路面電車が走っていたりして妙に情緒があり、居心地がよい。そんな爽やかな気分も手伝って、古本屋で大量に古本を仕入れてしまった。背取りを商売にしているわけでもないのに、安い(100円)とすぐ手を出してしまうのは悪いクセだな。

白土三平『カムイ伝』全15巻(小学館)
寺田ヒロオ『スポーツマン金太郎』全3巻(草の根出版会)
永井豪『デビルマン』全5巻(講談社)
つのだじろう『悪魔の手毬唄』(講談社)
竹田青嗣『ニーチェ入門』(筑摩書房)
カフカ『変身』(角川書店)
J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』(白水社)

何気に寺田ヒロオさんの漫画とか発見して興奮気味です。

エロいよ、ブリトニー、エロいよ

メトロの対応が微妙なのは、広告の審査を通過させているところ。こういう話になると必ず芸術の話が出てきて、それが正義のように喧伝されるが、広告主の「母となる喜びを表現した」といういやらしい言い方がどうにも好きになれない。インパクトで売りたいだけなのに…。

で、結局 ヌードを解禁 したらしい。どういう価値観に裏づけされているのか知らないが、妊娠が美しいのなら、妊娠に至る行為だって美しい。さらにこの価値観に基づけば、妊娠する部分も妊娠させる部分も美しいのではないだろうか?

ロボット太拳Vと韓国女優

あまりにダサいロボットの造形と、妙にハイセンスな写真の組み合わせがいい感じ。マジンガーZのパクリかどうかはまぁ…パクリでしょうな。

AV監督とAV女優の息子が何と思っても関係ない

村西とおるさんの文章(8月13日の「息子」)に感動。AVという職業について「息子が私達夫婦をどう思うことがあろうとも、私達の息子に対する愛は「不動」であることを息子に対して宣言しよう」というのは素晴らしいと思う。僕も子供が生まれたらそのように宣言しよう。

ネットアニメの過去・現在・未来を語るセミナー

8月31日にルンパロさんと竹熊健太郎さんがネットアニメの総括的なイベントを開催される模様。ウェブアニメからネットアニメに衣替えし、ウェブで広がった自主制作アニメの未来を示そうという夢のある企画だと思ったんですが、どうでしょうか(違うかな?)。

その他にも ばるぼらさんのイベント とか DLEがアニメプロダクションを買収するニュース など、ウェブをめぐるアニメ界にもまだまだ新しい動きがあるようですね。広島国際アニメーションフェスティバルでも、フィルムマーケット というのが始まったそうで、何だか楽しそうです。

僕は長らくこのあたりを追ってないのでサッパリわかりません。個人的には自主制作アニメを中心に据えた即売会&上映会が出現してくれたら、それで満足なんですがね。そして、賞レースみたいな権威的なものではなく、アンデパンダン展みたいにお気楽、ゆるゆるなところで、みんなが作品を作ったり見せあったりすればいい。そういうところでアンリ・ルソーみたいな人が出てくればより楽しい、と思ったりしてます。

Posted by Syun Osawa at 00:27