bemod

2006年10月09日

デザインの現場 1992年12月号

1992年/美術出版社/A4
特集:コミックスの芸術家たち

デザインの現場 1992年12月号以前、古本屋で購入した本。この号は海外の漫画家の特集をしており、メビウス、エンキ・ビラル、ルスタル、エマニュエル・ギベール、ボードワン、デイヴ・マッキーンらのインタビューと作品の一部がカラーで紹介されている。

メビウス、エンキ・ビラルはいいとして、それ以外にもいろいろな作家がいるのだな。当たり前か。しかもかなり作品を出している。ところがネットで検索してみてもほとんどの作品がひっかからない。邦訳されていないのだ。エマニュエル・ギベールの『 ブリュンヌ 』というナチスを題材にした漫画などは恐ろしく精密に描かれており、何と8年の歳月を費やしたらしい。読みたいー!

海外小説は膨大な量が邦訳で販売されているのに、漫画となるとその数が一気に少なくなる。少なくなるだけならいいのだが、単価が上がり高級仕様になってしまう。文化の違いという事かもしれないし、漫画大国日本には海外の作品が入ってきにくいという事かもしれない。

もちろん、好きなら原著で読めということなんだろうな。僕はフランス語はおろか英語すら読めないバカだからなぁ…。でも読みたいんだなぁ。そして僕も絶対にフルカラー漫画同人誌を作ってやるぞと、かたく決意するのであった。

Posted by Syun Osawa at 00:35