bemod

2007年01月21日

本田透=今年一番のショートフィルム=さっき知ったこと

本田透トークショーいつものごとく「集まれ昌鹿野編集部」第42回を聴いていたら、エロゲに出演している声優さんのペーんネームのことが話題になっていた。その中で、パーソナリティーの小野坂さんが内輪(声優仲間の間)ではしょっちゅうこの手の話はすると言っていた。それが羨ましい。NHK教育の子ども番組に出演しているアシスタントのお姉さんが、現役の時が一番遊んでいたとぶっちゃけたときくらいグッときてしまった。詳しくは syn blog ヘ。

てなわけで、ネットテレビ&ネットラジオがばっかの日々。

午後ギャオ でネットアニメの特集やっていて、しかも「ネットアニメの歴史」というよくできたVTR付き! 歴史修正主義は大歓迎ですよ。なぜなら、芸術とは常に修正的なものなのだから。つかアシスタントの二人は、真ん中の岡田斗司夫さんがもっとでかいスケールでインディーズアニメ作ってたことなんて知らないんだろうなぁ;;

日曜日、青山ブックセンターでやっていた「本田透トークショー」へ。集英社スーパーダッシュ文庫の丸宝編集長のトークがよかった。あと本田透さんが書いた『喪男の哲学史』(講談社)がなかなか面白そうだった。

(買った本など)
森毅『魔術から数学へ』(講談社)
末木文美士『日本仏教史』(新潮社)
ヨシトミヤスオ 編『マンガで世界が見えてくる』(淡交社)

ロッキングオンジャパン事件と探偵小説研究会

すごい古い話を蒸し返してファンの人には申し訳ない。ベンジーがロッキングオン・ジャパンの編集長との間で起こした事件(詳しくは Wikiの浅井健一 を参照)について。この事件の発端となったディスクレビューを書いたのは遠藤利明さん。この人が 探偵小説研究会員 の円堂都司昭さんだったということをさっき知った。まぁ…それだけですけどね;;

シュールな3Dアニメ「La Marche Des Sans-Nom」

by L. Vigroux, N. Laverdure and J. Constantial

3D Total より。今年見たショートフィルムの中では今のところこれがベスト。全体主義が支配する荒廃した戦場の地で、笑みを浮かべ踊る仮面の男。恐怖の対象である軍隊をも超越する彼にとって、この世界は一つのショーに過ぎなかった。シュールレアリスムな匂いも感じさせつつ、遠近を強調させ世界を縦横無尽に動かす演出が素晴らしい。ファンタジーにはこういう深みもあったんだなぁ。

カラスとフクロウが暗示するものは?

3D Total より。EMMANUEL HOによる「THE OWL」という作品。闇の中のカラスが光を求めて必死で飛んでいる。だがカラスの足には一本の紐でつながれており、光へたどり着くことはかなわない。同じ闇の中。自由に羽ばたくことのできるふくろうは、光の方を向くでもなく、ただじっともがくカラスを見つめている。ふくろうの目に映るものは怨念か、それとも諦念か。FLASHでも作れそう。演出が素晴らしいですな。

日本を愛した「レミー・ラ・ポエーム」パイロット映像

日本で漫画家として活躍していたクリストフ・クリタさん(僕は知りませんでした…)が自主制作アニメのパイロット映像を公開している。日本の大学のアニメ研究会進化系って感じの映像にアニオタ心を激しく揺さぶられてしまった。

BUNGLE IN THE JUNGLE

3D Total より。3Dアニメは人形アニメの進化系として考えるか、セルアニメの進化系として考えるかで考え方が分かれそう。海外は完全に人形アニメ、クレイアニメの進化系と考えているらしく、ディズニーもアニメーターを解雇したりしながら3Dアニメにシフトさせている。つまり、国際的な視野で3Dアニメというと人形アニメ系を指すのかもしれない。この作品もその系譜にがっちりのっている。しかも子供向けの見ていて楽しいアニメ。芸術的な観点から見れば、画面は平面であるのに作品制作の現場では立体的な地平から逃れられないことになるわけだ。

日刊デジクリで青池さんの連載が始まった

第一回は「着想について考える」です。ようするにコンテンツの企画についての話で、おちまさとさんの 既成概念を疑え。 というエントリで、CGを中心としたデジタルコンテンツについて語っていて、納得しまくりです。まったくその通り。僕も昼間にスーツ着て仕事しているときはそう言うんです。でもね…と続けてしまうところに僕の場合は、病気があるのかもしれないけど;;

Expression Studioの検討を開始することに

とにかく安い。会社ではAbobeだが、家で使うのはExpressionでもいいかなぁ…などと日和見なことを思っている今日この頃。データの互換性がキープできるかを含めて検討する価値があるかもしれない。公式サイト を見る限り、それほど重要な扱いでないところが気がかりではある。

書店の大型化ほど恐ろしいものはない

大型書店が倒産したとき、もしくは撤退したとき、その地域に住んでいる人はどうやって本屋でぶらぶらと本と戯れるのか。大型店は要らぬ。中型店があればよい…のだけど、中型店の維持が一番難しいのだろうな。

さよならマルクス

内田樹さんのブログに対して 池田信夫さんの反論。教育は難しいのう。

ロック検定…結局みんな発想は同じで

オタク検定、マンガ検定…などなど、なんでこれほど「検定」がもてはやされるかというと、金になるからに他ならない。その元祖が英語検定になるのかな? これも旺文社の金儲け。過去問題、予想問題を軸にした教本が売れるのだ。

2ちゃんの話

話題になってますな。難しいことはわからないが、最初は正しくても、理屈は正しくても、ものごとは常に変化し、惰性になり腐敗していくと考えている。そして、それを官僚機構や企業などに限った話にせず、誰に対しても(もちろん僕自身にも)当てはまる問題だと認識することが大事。。

私の個人主義

漱石じゃないよ。途中で断念。後編へ続く

Posted by Syun Osawa at 23:32