2007年01月24日
地球館&シアター360
常設展/国立科学博物館
お目当てはただ一つ。12月21日にオープンした シアター360 だ。特別展として開催されているエジプト展に長蛇の列ができていたが、余裕でパス。
とにかくシアター360が凄いのだ。
遊園地の客席が動く映像アトラクションだったり、ディズニーランドの360度スクリーンやネズミが客席を走り回る3Dメガネを着用する立体映像の劇場なども凄いと思ったが、シアター360はこれまでに経験したことのない映像世界だった。
シアター360のスクリーンは全方位にスクリーンがある。つまり球体型スクリーンを中心部分から見ているような格好だ。そのため本当に3Dの世界に入り込んだような気分になり、3D映像の中を飛んでいるような錯覚に陥る。下を向けば地面があり上を向けば空、周りを見渡せばそこには3Dで作られた空間が広がっており、キャラクターが自分と同じ目線で動いている。これで物語性のある映像作品つくって、正月上映とかしてくれたら必ず見に行くよ。普通のアニメとかもやってほしい(無理かな?)。
シアター360の映像体験で、僕は初めて3Dが2Dの映像を超えたことを理解した。逆に言えば、平面のテレビ画面で見ている限りは2Dも3Dもそれほど差はない。ファイナルファンタジーの世界がどれだけ精巧に3Dで描かれていても、所詮は画面の向こうの世界に過ぎないからだ。
地球館のほうもがんばってる。小学校の頃、京都にある青少年科学センターが好きで何度も何度も通っていたが、ここのは段違いに金がかかってる。東京の子どもは恵まれ過ぎ。
売店で国立科学博物館から出ている出版物をチェック。
子供向け科学漫画冊子『科学へー!』というのが出ていた。編集協力に小学館クリエイティブの文字を見つける。理科と漫画の相性は悪くなく、市販雑誌でも学研から同類の雑誌が出ており、今後の展開に若干の期待感あり。ネットにもほとんど情報が上がっていないが、定期購読とかできるのだろうか…。
Posted by Syun Osawa at 22:01