2007年02月03日
速読の科学
佐々木豊文/1995年/光文社/新書
速読を覚えたい。電車通勤から自転車通勤に変えたことで、本を読む時間がなくなったからだ。
速読というと、怪しげなセミナーの広告だったり、ものすごい速さでページをめくって本を読む子どもなど、どこか胡散臭いイメージがついてまわる。オカルトに近い匂いがあって敬遠していたのだが、この本を読んで、とりあえず速読が不可能とはいえないかなと思うようになった。
というのも、実際に本を読むスピードが少し早くなったからだ。1分間に1万字も読めなくてもいいので、1時間で新書1冊くらいを読めるようになりたい。まぁ、これくらいのスピードなら速読とは言わないのだが…。いずれにせよ、今日から訓練を開始。たしかに少し早くなる感じがあるから不思議だ。
実はこの本を読む前に、金の星社から出ていた速読の本(なぜか速読の本は字が大きいものが多い)を読んだのだが、続けることができなかった。原因の一つに、その本が説いていた訓練方法が古かったことも挙げられると思う。速読と言ってもいろいろな方法があって、中には怪しげなものも少なくないらしい。そこは注意が必要かなと思いつつ、お金があれば学校にも行ってみたいと思う今日この頃。
Posted by Syun Osawa at 21:50