2007年06月07日
数の歴史
ドゥニ・ゲージ/訳:南条郁子/1998年/創元社/四六
算数とか数学の授業で話される雑学のネタ本的内容。面白く読んだ。
図版がちりばめられてる創元社の知の再発見シリーズは雰囲気をつかむのに最適。森毅さんの『数学の歴史』と『魔術から数学へ』を読む前にと手にとったのだけど、正解だったと思う。
そして今、高校の数学を大人になってから復習するための本を読んでいて(といっても僕自身が復習するためではない。売れてるらしいのだ)、最初のまえがきがこの本のネタと激しく重なっていた。この本を種にしたということだろうか。
数学と理科に関しては、計算とか暗記とかということを少しはなれて、周辺をぐるぐる回ると結構楽しいことに気付き始めた今日この頃。しばらくはこの手の本を読み続けることになる。
Posted by Syun Osawa at 00:21