bemod

2007年06月10日

ジャンクSPORTS=ゲド=熱風=中国のFLASHアニメ

『ジャンクSPORTS』にトミーズ雅、和泉修の二人が出ていて驚いた。若い人は誰? みたいに思うかもしれないが、関西出身のおっさんからしてみれば、なかなかの事件である。みんな歳をとって丸くなったということなんだろうなぁ。

少し前にアニメ業界でも騒ぎがあったらしい。

どこかの声優プロダクションの社長が逮捕されて、あの声優もヤられているに違いないなどの憶測がとびかっているようだ。マドンナ信奉者の僕としては、もう一歩上の認識をおすすめしたい。

華やかな商売というのは裏がある。裏が黒ければ黒いほど、その反作用として表は明るく輝くと思うからだ。映画『ノーマ・ジーンとマリリン』を見るとよい。

(手に入れた本など)
徳永貴久『どんどん目が良くなるマジカルアイLESSON』(宝島社)

今月は話題のフリーペーパー『ゲドを読む』に驚いた。半分くらいが中沢新一の文字で埋め尽くされているからだ。その次に河合隼雄。このフリーペーパーのプロデュースを担当した糸井重里が宗教団体「Power for Living」を参考にしたのはほぼ間違いない。そのためか顔ぶれも若干オカルトっぽい(ウソです…)。僕は『ゲド戦記』を読んでいないので左へ受け流し、積読の中ほどにおさまった。

『熱風 2007年6月号』の特集は「新しい貧しさ」で、森健さんがトップを飾っている。パッと見て楽しめるチープなコンテンツが濫造される状況を踏まえて新しい貧しさについて言及しており、随分と納得させられた。Youtubeのチープなノリは笑えるが深みは伴わない。深みのあるコンテンツはほとんど過去のコンテンツを引っ張り出して消費しているに過ぎない。この貧しさを克服するのは年金問題くらい大問題である。

底辺から這い上がるのが難しいわけ

借金返済ブログ系で有名な 格差社会底辺からものすごい勢いで這い上がるブログ の底男さんが、期間工を経て外資系の営業職を勝ち取ったにもかかわらず、直前で挫折してしまったらしい。知らない人のためにあらすじのエントリをリンクした。

同じように底辺を這い回る者として、挫折の経緯が痛いほどわかってしまう。会社を辞めることを自分で決めてしまうという状況の難しさ。これは一見、甘えのように見えるかもしれないがそうではないのだ。底辺から這い上がるのは簡単ではない。

なぜ簡単ではないかというと、その状況は自分自身の「考え方」によってもたらされた事態だからだ。だから、まわりの状況がどれだけ変化しようとも、自分自身の考え方が変わらない限り、同じように這い回ってしまうという結果になる。悲しいかな僕もその一人である。

FLASHアニメは死なず

FLASHなんてアニメ作成のツールなんだから死ぬも死なないもないんだけど、ともかくこの作品を見て久々に「はぁ〜ん」ってなった。よく考えると、僕が影響を受けたFLASH作品の多くは海外のFLASH作品である。日本のブームとは関係なく、世界ではあいかわらず素晴らしい作品がつくられ続けている。

ともかくMXからのアップグレードが安いということらしいので、CS3を買うことに決めた。日刊デジクリの マツカサ対談 を読む限りは微妙らしいのだが、MXはアップグレードしておかないと、アップグレードの対象から外れるらしいので仕方ない。

Posted by Syun Osawa at 23:14