bemod

2007年10月11日

内藤選手おめでとう!

内藤大助選手が亀田大毅選手に判定勝ち。

今回の防衛戦はポンサクレック戦からわずか3ヶ月という強行日程のなかで行われた。最年長王者にとっては体力的にも厳しかったに違いない。それでもフルマークに近い勝利を収めた。

残念ながら、試合内容はあまり良くなかった。

内藤選手が瞼をカットして以降、亀田選手はバッティング狙いと思える突進に終始。完全に内藤選手に試合を支配されていたのに、最後まで打ち合いは挑まなかった。なぜなら打ち合いをすると、内藤選手にカウンターを合わせられるからだ(実際に打ち合いの状態になった瞬間に左フックでカウンターをとられ、亀田選手の足が止まるという状況が何度かあった)。だから返しのパンチが打てなかったのだ。

亀田選手の戦い方は相手を倒すことはできないが、自分が倒れることも防げるというようなものだった。だからひたすら瞼の傷を広げるための汚い接近戦に終始したのだろうか。最終ラウンドには救いがなかった。

Posted by Syun Osawa at 23:33