2008年08月23日
「微分・積分」を楽しむ本
今野紀雄/2002年/PHP研究所/文庫
高校レベルの微分・積分の知識を生かして、現実社会に起こっている現象を数学的に読み解いていく本。そういう本だと思ってたんだけどね。読んでみたら、最終章の6章を除いて、ほとんどの部分が微分と積分の普通の教科書だった(物理含む)。
やり直し系の本だと考えれば、まぁ…仕方ないかとも思えるけれど、もう少し最終章のような内容を膨らませて欲しかったなぁ。
最終章の話というのは、半減期の話とか、クロソイド曲線を使用した高速道路の話とか、ストックオプションの話とか…。半減期の話は僕も高校生の頃に先生から聞いた記憶がある。
微分・積分につては継続的にちょこちょこやっているので、さすがに苦手意識はなくなってきた。とはいえ、10代の頃のようにガチの入試問題を解くほどに脳みそが復活しているということもない。たぶん。
Posted by Syun Osawa at 01:19