bemod

2008年10月23日

空想非科学大全

柳田理科雄/2003年/メディア・ファクトリー/文庫

空想非科学大全柳田理科雄さんの名前はもちろん昔から知っていたけど、何でか空想科学読本シリーズは読む気にならなかった。何でだろう? 漫画やアニメは好きだし、科学も好きなのだから、この二つの欲求を同時に満たしてくれる空想科学読本シリーズはうってつけのはずなのに…。

科学する対象物い対して筆者の愛があまり感じられなかったからだろうか? 多分そうだと思う。やっぱり愛=電波度が足りなかったんだろうな。

怪獣などの重量計算とか、巨大化したときの筋肉の断面積の話とか、なんか妙に納得できないものもあって、詳細なところを僕自身がわかっているわけではないので、うーんと唸る他ないのが残念。でも何か違う気がするんだな…。

こう書いてしまうと、ダメダメなのかというとそうでもなくて、笑ってしまうところもいくつかあった。笑いの種類としてはあまりに下らな過ぎて笑ってしまうという感じなんだけど、笑いのツボとしてそれはそれでアリかなとも思う。

個人的な本丸は『空想科学大戦!』だったりするが(購入済み)、それはまた次の機会に。

Posted by Syun Osawa at 01:34