2008年11月02日
ICAF2008
2008年9月26日−28日/国立新美術館
ICAFへ行ったのは本当に久しぶりかも。大学や専門学校の卒業制作としてつくられたアニメーション作品を公開するイベントがICAFで、杉並でやってた頃には何回か足を運んでいた。
以前に観たときに受けた個人的な印象では、多摩美のアニメーション作品がICAF参加作品の中では突出していた。
今回は多摩美と武蔵美の作品だけ鑑賞。他大学の作品を観ていないので何ともいえないが、今でも多摩美強しの傾向はあるなと思った。アニメーションの捉え方がちゃんとしてるというか、世界標準の短編アニメの作法にのっとっているというかそんな印象。基礎教養の部分ですでに違うのかも…。もちろん2つの学校しか見てないので、あくまで印象。
上映作品は実際に作られたものの一部だそうで、まだ完成していない人も多いらしい。そういう経緯もあってか、ストーリー性のあるものがかなり少なかった。そして、PVのように曲に合わせて映像を作っているものが多い。アニメに音を合わせるのではなく、音楽の従属物としてのアニメである。そちらは今の海外の短編アニメの流行とはズレているように思うので、その点は少し気になった。
ところで、美大とか芸大って卒業制作の作品として完成してなくても卒業できるんだろうか?
Posted by Syun Osawa at 09:04