2008年12月22日
病欠の日の不幸=宮崎駿が薦める本=踊ってみたのこと
不幸なことは重ねてやってくる。体調不良のため「明日は会社を休もう」と決めた日の帰り道、自転車のタイヤが破損した。今年に入って4回目だ。ちょっと多過ぎ…。
翌日、家で寝ている予定だったのに30分歩いて自転車屋へ行ことになった。しかも、行った自転車屋は1時間待たせた挙句に「直せない」との電話。自転車を取りに行き、そこから1時間歩いて別の自転車屋へ向かう。こちらの自転車屋の兄ちゃんはすぐに直ると言っていた(どないやねんな…)。
タイヤ交換の合間に銀行でお金を下ろそうと思ったら、銀行のキャッシュカードが破損していたらしく、ATMでカードが使えない。銀行の人に見てもらったら破損しているらしく、再発行することになってしまった。手続きで1時間近く待たされた上に、カードが届くのは10日先らしい…。
タイヤ交換が終わった頃、ちょっとだけ元気になってきたので、「世界の終り the end of the world」展を見に行くことにした。ちょっと距離はあるが、中野駅近くの自転車屋から池尻大橋にある 世田谷ものづくり学校 へ向かった。自転車で行くと、三宿あたりは入り組んでいるためかなりわかりにくい。散々迷って何とかそれらしき場所に辿りついたものの、今度はどうやって入っていいのかよくわからず。テンションが下がり、体調も悪くなってきたところで心が折れた。粘って探す気力がうせたので、あきらめて帰った。
帰り道、いつの間にか夕方になっていた。そこで D-Snap からタイミングよくColdplayの「 Yellow 」が流れてきて、「どないやねんな…」って感じでたそがれてしまったので、ちょっと書いてみた。こうやって書いてみると、全然たいした不幸じゃないなぁw
手に入れた本など
『ロスジェネ 別冊2008』(かもがわ出版)
市川佳孝『Flash 3D Design Book』(毎日コミュニケーションズ)
伊藤のりゆき 他『FLASH ActionScript辞典』(翔泳社)
ポプラ社の宣伝誌『asta』で新海誠さんが書評を書かれていた。今はロンドン在住らしい。なんか有名ミュージシャンが海外に拠点を求めるのと似てますねぇ。イギリスのミュージシャンのPV作成とかそういう方向があるなら凄いな…。
『図書』の臨時増刊号では「私のすすめる岩波新書」として著名人がそれぞれ数冊の本を紹介していた。その中で宮崎駿さんを発見。F.パッペンハイム『近代人の疎外』、中尾佐助『栽培植物と農耕の起源』、堀田善衛『スペイン断章―歴史の感興』の3冊を紹介されていた。
メカネコドン 予告編
青木純さんの作品。この人、本当に器用ですね。しかもどの作品も非常に面白い。絵画で言うところのマチエール対するこだわりみたいなものが強いんでしょうか。
産学公連携による『アニメの教科書』
お上が作っていようが、どこかのプロダクションが作っていようが、この教科書がアニメ制作の技術書として書かれているのならぜひ読んでみたい。ちなみに漫画の世界では、伊藤剛さんが実技にも批評にも耐えうる「漫画の教科書」を作ろうとしていることを、宣伝誌『ちくま』の連載で書かれていました。
FLASHアニメの会社
ニッチな、あまりにニッチな。ところで今年も 紅白FLASH合戦 ってやられているんですね。ニコニコ動画と絡めるなら、踊ってみた紅白とか演奏してみた紅白とか歌ってみた紅白とかいろいろできそうでいいですね。可能性がたくさんあるってのはいい事だ。
これがAira Mitsukiなわけです
こういうのを読んでしまうと、僕がAira Mitsukiに軽くハマってしまったのは、ある意味必然だなぁと思う。
宇多田さん…大丈夫かな?
何だか激痩せな印象を受けます。まぁ…ほっとけよ!って話なんですが、ダウナー路線の迷路に入り込んだのではないかとちょっと心配です。
ぬるぽんが踊り子を卒業するらしい
プロのダンサーになるのが理由だそうな。回を重ねるごとに始まりまくったぬるぽんもついに終了ですか…。今年はまころんの卒業から始まって、ぬるぽんの卒業で幕となりました。踊ってみたの素晴らしいところは、いつか終わりがあるところですね。
ところで…。
ニコニコ動画の「踊ってみた」タグをまったく知らない人のためにちょっとだけ。彼女や彼らのアップする動画は、基本的にはアニメなどの曲にあわせて同じ振りを踊るという単純なものですが、実はかなり革新的な部分を含んでいると思うんですね。
それは動画の多くが編集されていることです。人気のある踊り子さんはたいてい複数回踊って、いいところをつなでいる。これは技術のレベルに違いがあるだけで、今のTVメディアがやっている手法とまったく同じなわけです。だから当然、映像的にいいものができる。これは一発撮りとは革命的に違うステージなわけです。アップや別カットを挟み込むなど、高度なことも簡単にやっているし、エンタメとして普通に面白いものも多い。表現の底上げは確実に起こってる気がします。
℃-uteのヒトラー騒動
「ヒトラーおじさん」は熱いですね…。じゃあ「ホーおじさん」にすればよかったのか問題というのもありますが、政治ネタは扱わないのが吉でしょうかね。
宮台真司の言葉が心に響かなくなった件
心に響いた頃があったのか問題というのが別に立ち上がるわけですが。
構造主義とサイエンス
なんか最近、科学と絡めるの好きですね。フーコーやドゥルーズと科学を絡めるのは「混ぜるな危険」って気がするので、取り扱い方(受け止め方)にはちょっと慎重になっちゃいます。
ホリエモンが語るベーシック・インカム
この状況が新しい。
派遣は正社員と同じ食堂でメシ食うな!問題
これはとても複雑なエントリ。ベクトルの先が非常に見え難い。スレッドの反応も錯綜している。こういう難しさを上手く読み解ける人の話はちゃんと聞きたいですね。
Posted by Syun Osawa at 01:15