bemod

2009年05月28日

Akihabara Girls Meeting 2009

2009年5月6日/19:00−21:00/LIVE PARK in AKIBA

サトームセン本店跡地に簡易のイベント会場が設置されていて、毎日無料ライブが行われている。これは無料イベント乞食と化している僕には大変ありがたい企画だ。で、今回は一戸愛子、田中涼子、重盛さと美、滝口ミラ(ミラっちょ)、小田あさ美さんによる公開イベントに参加。僕自身は元アイドリングのミラっちょと小田あさ美さんしか知らなかった。しかも、司会で盛り上げる芸人さんもない状況だったので少し不安だったけど、結構面白かった。最近の若い人ってみんなトーク上手やね。

あと、田中涼子さんがヤバい。可愛いw

でもまぁ、可愛いだけじゃ売れないのがアイドルってのも定説になっとるわけですな。じゃあ、アイドルが売れるって一体なんだろう?なんてことを、涼子嬢の勇姿を見ながらしみじみと考えていた。

「売れる=知名度を上げる」なのか、「売れる=お金が儲かる」なのかでも判断が分かれんだろうけど…。

ともかく売り上げだけを考えたら、一番手っ取り早いのがDVDと写真集か。写真集は製作コストが高いので最初に一冊出したら(これは宣伝の目的もあるのかも…)、後はずっとDVDだけということも最近だとよく見かける。これにDVD販促イベントがくっついている。

もう一つはCDのリリース。グッズの抱き合わせとか、とにかく物販ベース。こちらのほうはイベントがライブ形式になっていることも多い。

そして、どちらのパターンもCDやらDVDを複数買いさせることでツーショットチェキなどの付加価値をつけていることが多い。これに関しては、CDの複数買いって某宗教団体の教祖の本を信者が大量購入するみたいなノリだからあんまり好きじゃない。でも、売り上げを上げるなら確実に存在するファンからより多くのお金を取るという方法が一番現実的な選択肢になってしまうのは無理もない。

ほかにも撮影会だったり、バスツアーだったり、いろいろあるだろうけど数はそれほど多くない気がする。あと歌をメインに活動しているか、グラビアをメインに活動をしているかでも大きく変わってくるんでしょう。特に歌メインの場合は、AKB48のように小規模ライブの数多くこなすことで売り上げを伸ばそうとしているし、そうなるとライブが大きなウェイトを占めているとも考えられる。

でもまぁ…結局はテレビなんだろうなぁ。

アイドルにとって、テレビに出るための布石としてこれらの活動があるのか、それとも逆なのか。と考えれば、結局はテレビ…というのも間違いだと気づく。

結局は売り上げなのだ(当然か)。

テレビの出演料のほうが高い人もいれば、ライブやCDからの利益が多い人もいるわけで一概には言えないが、テレビに出ることで物販の売り上げを伸ばす、もしくはテレビに出続けて売り上げを上げると、結局そこに行き着いてしまう。

そんな風に考えていくと、アイドルを商売にするのってなかなか大変だなぁと思ってりするわけですな。売るための方法も選択肢もない中で、多くの競争相手に勝たなければいけない。でもって、明確に売れてる人の流れって、グラビアだったらDVDが凄く売れて注目されるか、歌系だと明確なヒット曲が出るかしかない。とくに後者の場合は、もはや自分の力ではどうすることもできないから運としか言いようがない。

一番現実的な選択肢は、事務所に入ったら、そのコネを使って合コンをしまくって、医者とか金持ちを捕まえるって話になってしまうのかもしれない。本人ベースで考えるとね。でもそれはきっと、彼女たちが夢見ていたアイドル像からは程遠いだろうなぁ…。うーむ。難しい。

Posted by Syun Osawa at 01:01