2009年06月15日
日経平均=ユーロマンガ=実態調査=第一世代の逆襲
日経平均が1万円を突破。
1万円を超えてからはお金を投入するタイミングが難しくなるなぁ…。僕は年末までにもう1度下がると予想しているが、今の感じだと下がらないかも。日常生活の中で少しも景気が回復しているようには感じないのに、日経平均だけがものすごい勢いで1万円を突破して「超景気いい!」みたいな感じになっているのはどうにも変な気分だ。実際にそれだけ税金が投入されており、市場にお金が回っているわけだから、誰かがメシウマなことだけは間違いないんだけど、何だか…ね。
そんな投資関連の話を続けると、ETFのバンガード「VT」が日本でも買えるようになるらしいので、僕も投資信託のSTAMから乗り換えようか検討中。ただ、タイミングはあまりいいような気もしないんだが…どうなんだろう? とか、こういう不労収益のことばっかり考えるのもいかがなものかと最近思ったりもする。
手に入れた本など
小林秀雄『考えるヒント』(文藝春秋)
都筑卓司『10歳からの相対性理論』(講談社)
渋谷一夫 他『科学史概論』(ムイスリ出版)
最近ようやく『ユーロマンガ』の1巻と2巻を読んだ。ただし、看板作品である『ブラックサッド』は読んでない。というのも、あの作品は早川書房が単体の単行本として1巻と2巻を出していて、僕はそれを持っているにもかかわらず読んでいないからだ。だから、3巻以降の内容が掲載されている『ユーロマンガ』のものは読まずにおいてある。
早川書房は3巻以降を出版することをあきらめたのだろうか? 連載途中で勝手に発行媒体を変えるとか、どう考えても不義理な話のように感じるのだが、どうなってるんだろう? 海外コミックの日本版ではよくあるような話といえばそうなのだが…。ともかく、それ以外の作品はどれも予想を超える面白さだった。
今敏氏によるJAniCAが行った実態調査の話
満足ですか?
単価はいかが?
休んでますか?
お困りですか?
勉強しますか?
判子押しますか?
儲かってますか?
アニメの製作現場におけるリアルな事情が晒されていて興味深い。年収の低さだけはちょっとヤバいかも。額面だとしたら、動画の人なんてどうやって生活しているのかわからないレベルですな。
海外でのアニメイベントの模様
雰囲気が昔好きだった北欧のデモパーティーと似ている気がする。動画を見ると、ディズニーが戦前に製作したプロパガンダ映画を見ているようだ。この手のアニメイベントって最近の日本産アニメばかりを見ているわけではないのね。
ミランカも消滅
動画コンテンツサイトの栄枯盛衰も激しいですな。ネット時代の現在は、組織されない運動というか、システムの自動運転による運動というか、そういった前衛なき運動体によってゆっくりと革命が起こされているような印象を受ける。その革命に広告の技術を駆使して抗うんだけど、次々に駆逐されて飲み込まれていっているような、そんなイメージ。
科学のダークサイド
DNA鑑定のいい加減さといえば、北朝鮮の遺骨の話とかあったな。
日本のWebは「残念っ!」
各所で話題になっている梅田望夫さんのインタビュー。このあたりの流れも含めて、日本のウェブは馬鹿しかいないという認識がかなり急速に固定化されてきましたが、インタビューでは最後のところで「でもサブカルチャーは強い」って言ってますね。
日本のネットにはバカしかいない
んなことはないと思いますが…。池田信夫さんのブログとかいろいろあるわけですから。ただ、言いたいことはよくわかる。2ちゃんの酷い罵倒文などをスルースキルで何とかせよというのは、どう考えても一部の人にしか理解してもらえないような話だと思うので。あと、そういう罵倒が繰り返される場所しか日本のネットは賑わってないというのも重大な問題だと思う。
経済成長してもらえないと困りますよね
結局人間だってテントウ虫と一緒で上へ上へ行くしかない。その後のことはわからないが、とりあえずそれ以外に道は無いのだ。団塊の世代が右翼も左翼も関係なく全員等しく経済成長の恩恵を受けまくっていた事実をすっかり忘れてしまっているのだとしたら、本当に困ったものだと思う。
やっぱり消費税は3年後に上がる
消費税が上がることは避けられないと思っていたので、このエントリはなかなか考えさせられる。日本がどんどん景気後退して円安になるなら、外貨MMFやるだけ…とか流暢なことは言っていられない状況なのかも。ここで素人の僕が感じておかなければいけないことは、数字というのはわかりやすいが、専門家の手に書かれてばどのような予測も立てられてしまうということだろう。
宇野 VS 中原
盛り上がってまいりましたw
宇野さんの 返信 もありで、小さな世代間闘争勃発でしょうか。このあたり を見ると、宇野さんへの風当たりが少し強くなってきているような感じがします。『大航海』も読まなきゃw
で、本屋で『大航海 vol.71』を読んだ。
栗原裕一郎氏による『ゼロ年代の想像力』への批判はそれなりに納得。たしかに僕自身も投資とかしてるわけで、経済成長がないと思ってたら、ETFやインデックス型のファンドに人気が集中して、資金が1年で5倍になったりしないわけだ。ということは、大きな物語の喪失感とかそういったたぐいのものは、社会学者がよく言う「モード」とか「気分」程度の話なのだろう。しかも一部の人の。
こんな神みたいなソフトあったんかw
Excel風2chビューワーw 最近、席替えでパソコンの画面がいろんな人に見える状況になってしまったので、このビューワーは神かもしれない。つか、こういうカモフラージュソフトっていっぱい出てもおかしくないよな。だって、2ちゃん見てる人の大半がサラリーマンなわけだしさ。
Posted by Syun Osawa at 02:00