bemod

2010年12月10日

exPoP!!!!! vol.44

2010年11月25日/19:00−22:30/渋谷 O-nest

例のごとく遅れて入ったので、1組目のあすなろうは1曲だけ。藤子・A・不二雄の『まんが道』にも出てくる「なろう、なろう、明日なろう、明日は檜になろう」のあすなろうなのかな? ところで、受付のところで名前を言ったら、店員さんが台詞を噛んで、ふと顔を上げたらアラレちゃんみたいなメガネをかけていた。あれ最近街でよく見かけるが、流行ってるのかね。僕はアレを見るたびにアラレを思い出してしまう(もちろん、アニメではなくニコ生の生主のほうね)。

2組目はBREMEN。BRAHMANじゃあなくてBREMENね(僕みたいな初見のド素人にウザいくらい言われてるんだろうな、このネタ)。バンドの形態がなかなかユニークで、ラップトップのマックとミキサーをいじってる人がいた。そして、女性のボーカルの人が小さなパーカッションを叩いていて、その様子がボンボンブランコを彷彿とさせてツボった。音方面では人力テクノ風に様々な趣向のダンストラックを披露していて、僕の趣味にもまずまず合致。よーするに、今の「踊る〜」的なキャッチな側面が色濃く出ていたので、いい歳したおっさんのアンテナでもそれなりに感知できたわけである。

で、そんな若作りしたい僕の心を、さらにもう一回り大きいスケールで掴んでくれたのが、次のGARIだった。家に帰ってWikipediaで見たら結構なキャリアを持っていて、JapanExpoなどにも何度も出ている模様。なんか醸し出してる雰囲気は「POP」の時のU2みたいな感じ? しかも、曲もキャッチだし、ボーカルにもエフェクトかけまくりで、ダンストラックな方向性にも照れがないというか、「もういったれー! どないやー!」みたいなのが素敵だった。いやー楽しかった。

最後がVELTPUNCHで、こちらもキャリアが長い。で、唯一知ってたバンド。女性と男性の混声ボーカルって今ではまったく珍しくなくなったけど、掛け合いの部分とか諸々含めて、新しい可能性をまだまだ残しているなぁと。AKBみたいにボーカル増殖とかね、逆に昔にはあったようなタイプのものが復活してくることもあるのかも。あの店員さんがかけてたアラレちゃんの黒ぶちメガネみたいに。

Posted by Syun Osawa at 00:56