bemod

2011年02月08日

第1回 萌えメイドクィーンコンテスト

2011年1月8日/14:30−18:00/AKIBA_SQUARE

第1回 萌えメイドクィーンコンテストよくわからないイベントだった。いや、僕の目的が不純だったからよくわからなかったのか…。

このイベントは、秋葉原のメイドのNo.1を決めるために行われたのだが、それだけだと客を呼べないので、ゲストパフォーマーとしてみるきぃほーむず、SUPER GIRLS、腐男塾が出演することになっていた。客席に駆けつけたオタの顔ぶれを見る限り、どう見てもそっち目当ての客が多かったように思う。

運営の側からしたら、ゲスト目当ての客は、ゲストが出た後すぐに帰る可能性があるので、できるだけ出演を先延ばししたいのはわかる。でも、14時半開演のイベントでゲストの出演が17時過ぎってどうなのよw 事前にプログラムが配られていたわけでもないので、いつ出演するかわからない。そんな状態でずっとメイド達の審査を見させられたのは、さすがに厳しかった。

それでも、その審査が面白かったらまだ許せる。

でも、メイドの審査なのに、1本の綱の上に対面でメイドが乗って、最後まで乗っていたほうが勝ちという対決(それ何なのよw)をする意味がわからない。例えば、メイド喫茶を模した舞台で、候補者がどのように振舞うかを見るとかね、メイド喫茶に行ったことのない僕でも思いつくような対決なら見れたと思う。方法はいろいろあったはずだ。

そんな大人の事情だけで開催されたとしか思えないやっつけ感が漂うイベントで、ゲストのためだけに待ち続けるというのはなかなか大変で、僕の心も何度か折れかけた(実際に待ってられずに途中で離脱するオタもかなりいた)。17時過ぎから行われたゲストのパフォーマンスが結構充実していたからよかったものの、おっさんにはなかなかしんどい現場だった。まぁ、おっさんがそういう現場にいることのほうが問題だ、と言われてしまえば、その通りなのだけど。

あと、開演前にスパガが私服でリハーサルしてるところが見れて、これは思わぬ収穫だった。さおりーぬ嬢のガチキャバな雰囲気がとても素敵で、2011年にしてなお90年代風味のエイベックステイストが残っているところが彼女達の魅力のような気もする。もっともエイベックス的には、AKB48のファンを横から奪っていったももクロのような流れを踏襲したいのだろうが、それならもう少し明確なコンテクストが必要だろう。ももクロを牽引する川上氏は、メタ化したオタク達のアイドル消費への照準の合わせ方がとても上手いと思う。

なんだこの感想w

Posted by Syun Osawa at 00:51