2011年05月13日
exPoP!!!!! vol.48
2011年3月31日/19:00−22:30/渋谷 O-nest
3月11日の地震の影響で、ライブなどのイベントは軒並み中止になっているそうな。そんな音楽屋には厳しい状況下で、このフリーライブは開催されたようだ。ある出演バンドのボーカルの人が、今回はチャリティライブだと言っていた。今ライブをやれば、自動的にチャリティの流れになるのは避けられないのだろう。
とはいえ、お世辞にもたくさん儲けているとは言い難いバンドのライブを、チャリティライブと銘打たなければいけないのは、少し気の毒な気もする。だったら、僕がやっているような底辺リーマンの仕事も、すべてチャリティということで一部を還元したらいいじゃないかという話なわけで、もちろん僕はそんなことはしない。チャリティイベントによって得られる象徴資本が彼らのプラスになってくれることを祈るばかりである。
それはさておき、今回もだらだら夕飯を食ってたら、最初のバンド(多分、メトロオンゲン)を見逃した。で、会場到着後、すぐに始まったのが、THE UNIQUE STARだった。聴き始めてすぐに「凛として時雨?」と思ってしまうのは、僕がたくさんの音楽に触れていないせいである。男女のツインボーカルで激しめの曲をやるバンドと言えば、凛として時雨かHYかバービーボーイズしか思い浮かばないという貧しい脳みそを何とかせねばいかんな…。
…なんてことを思ってたら、wooderd chiarieが始まって、こちらは一転まったりした雰囲気に。このフリーライブに行くときはたいてい仕事帰りなので、まったりした曲が続くとつい眠くなってしまう。特にアルコールも入っているので、スタンディングじゃなければ、かなりいい感じに寝れたと思う(もちろん悪い意味じゃなく、心地よいという意味で)。
その次が、お目当てだった踊ってばかりの国。個人的にはツボなんだけど、若い人はどういう風に彼らの曲を聴いているのだろうか。僕の友達(もちろん、おっさんだ)にもこの手の曲が好きな人がいるので、誘えばよかったなと。
で、最後にカフカ。凄いバンド名つけるよなぁ。日本大学くらい堂々としている名前がすがすがしい。こちらのバンドもTHE UNIQUE STARと同様に男女のツインボーカルだった(流行ってるの?)。男女でボーカルを分担するスタイルは、受け入れられるかどうかはさておき、確実に音の幅を広げるよね。曲はキャッチな感じだったので、おっさんの僕にも聴きやすかった。
Posted by Syun Osawa at 00:40