2011年07月30日
密林ガール
監督:シビル・リチャーズ/1999年/アメリカ
アメリカのちょっとHな学園馬鹿コメディを数珠繋ぎに見ていったら、何故だかアルバトロス・ロマンに行き着いてしまったというw
密林に住むシャンドラという謎の生命体(早い話が、狼少女なわけだが)を研究者が追いかけるっていう超安全パイなストーリー構成を、どんなB級仕立てな作品に仕上げているのかと楽しみにしていたんだけど、5分おきくらいに挿入されるセックスシーンの脈略のなさにかなり見るモチベーションを下げられた。しかも、18禁作品ではないので、日本のVシネマみたいに微妙なセクシーシーンがただただ垂れ流されるという不毛な状態w
もっとも、日本のVシネマならそこに至るドラマを描こうとしているんだけど、残念なことにこの作品にはそれがほとんどない。動物的というか、スポーツライクなセックスシーンが、これまたいかにもなムーディーな曲とともに展開されている。こんなエロでOKなのは、アメリカ人が大雑把な感性を持っているからだろう。
それでもエロは強いw 糞映画だと思っても一応見てしまうからね。唯一よかったのは、突如挿入される非常に頭の悪い妄想シーンで、これはいい意味でB級映画の楽しさを表現していたように思う。
Posted by Syun Osawa at 13:19