2011年09月15日
ポーキーズ
監督:ボブ・クラーク/1981年/アメリカ
30年前の青春エロコメディ映画。ここ最近たて続けに見ているこのジャンルの作品の中では、かなり古い作品で、しかも作品自体が50年代のフロリダの高校生を描いている。
現在の高校生像を描いた近作と比べると、昔の高校生活には、街のコミュニティがしっかりとあることに気づかされる。今は、家族と学校の間に何もない。『ポーキーズ』の頃のアメリカも郊外化の問題は抱えているものの、映画の中では家族と学校の間に街のコミュニティがあり、そこで起きる事件がストーリーを引っ張っていた。
南部の話(ニガーという呼称)、ユダヤ(カイクという呼称)などの問題も出てきて、エロコメディでありながら社会(ここではコミュニティと言った方がいいのかな?)が自然と意識させれてしまうところが、時代だなと。
でもやってることは、セックスの話で、そこは全然変わらないんだけどねw
Posted by Syun Osawa at 02:04