bemod

2012年02月14日

abura derabu vol.20

2011年9月8日/19:00−22:30/渋谷 O-EAST

クリプトシティ、toe、Joe Lallyのスリーマンライブ。何でこの三組なのか、音楽界のパワーバランスに疎い僕にはまったくわからなかったw

オープニングアクトはクリプトンシティ。僕は名前すら知らなかったw 元ナンバーガールのベース・中尾憲太郎氏が率いているバンドだそうな。ボーカルの人がすげー麻原感が出ていて野太いロックの音とシンクロしてた。ナンバーガールの音ってダサいけどセンスあるみたいな、ギリギリ中二感覚に支えられていた気がするんだけど、そういう繊細さからは遠いところに突き抜けてる感じが楽しめた。中尾氏も本気でこけてたし。

続いて、toe。彼らのCDは全部聴いていたこともあって、ライブを見る準備だけはずっと前から整っていた。だから、ファーストコンタクトの印象は「やっと出会えたぜ!」だった。エモいおっさんにやっと会えたって喜んでるのがこれまたおっさんというね、音楽業界の高齢化といいますかマッチポンプ感がこれまた日本というわけで。

で、最後にJoe Lallyが登場。Fugaziの元メンバーという知識しかない僕には若干ハードルが高かった。ぶっちゃけハードコアパンクではない感じ。ゴリゴリの音楽をやってるグループのメンバーがソロでは違った雰囲気でやるとかよくあるので、「そういう感じなの?」みたいな見当違いのことまで思う始末。

ギターの人が女性で、しかも坊主だったことがこのバンドの最大のインパクトだった時点で僕の音楽理解は知れているのだ。それでも女性の坊主っていいよね。それだけで推せる気がするw 日本では瀬戸内寂聴さんがまだまだ坊主の女性のイメージを牽引している気がするので、坊主女子もそのうち流行しないかな。

Posted by Syun Osawa at 01:32