bemod

2012年04月16日

モベキマス発売記念イベント

2011年11月23日/13:00−15:00/よみうりランドEAST

今年見たアイドルイベントの中で1番と言っていいくらいお得なイベントだった。

このイベントはモベキマスのCDに入っている参加券があれば誰でも参加できるということもあって(通常は封入されているシリアル番号による抽選)、よみうりランドというリア充以外は決して近づかないような遠い場所であるにもかかわらず1万人近いヲタが終結した。事前の2chチェックでそれなりの人が来ることは予想していたので、1時間半前には会場に到着していたのだが、読みが甘かった。

よみうりランドの外には長蛇の列ができており、ランド内にも会場に入れないでいるヲタで溢れかえっていた。人の数に対してスタッフの数が少なく、握手券の列なのか会場への入場列なのかもわからない状態で、ライブ開始時間になっても会場に入ることができなかった。結局、ライブは20分遅れでライブ開始。僕は座席にも座れず、握手券ももらえないまま、会場からはるか上空の芝生席で見ることになった。

そんなわけで、ライブ開演前にかなりの大混乱があったのだが、モベキマスの各グループがメドレー形式で歌いながら登場するオープニングで、会場の雰囲気は一気にライブモードに。特に最後にモーニング娘。が出てきて「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」のイントロが流れたあたりの高まり方がヤバかった。

CD発売特典の握手会&ライブというのは数曲を歌った後で握手会という流れがよくあるパターンだが、今回は2時間の本気のライブだったのだ。ハロプロを知らないライトな層にもライブを知ってもらうというプロモーション的な意味も込められていたのだろうか。イベント前は各グループが1曲ずつ歌って、最後にモベキマスの新曲「ブスにならない哲学」を歌って終わりだろうと思っていただけだけに、このお得感は逆に申し訳ないくらいだった。

しかもサプライズは続いた。

開演前に握手券はすべてなくなっていたのだが、1回までは全員握手OKという大盤振る舞い。おそらく、開演少し前に来た新規と思われる客たちへの配慮が大きかったのだと思う。僕はもともと握手は諦めていたのだが、最後列から順にしかも希望の列に行けるという新規に超優遇されたシステムだったため、ゆっくり来て早く帰れるというこれまた申し訳ないくらいの待遇っぷりだった。夕方からは雨が降ってきたので、徹夜組で大量買占めしてた人は大変だったと思う。もっとも、一番大変だったのは1万人を相手にしたメンバーたちだけどね。

ともかく、ゼロ年代に入ってひたすら撤退戦を強いられてきたアップフロントの本気を見た日だった。そしてスマ2期、モ娘。9期・10期が僕にとってかなり気になる存在なのだと確信した。このワクワク感はモ娘。6期以来久々かもしれない。

Posted by Syun Osawa at 01:18