bemod

2012年06月12日

東京女子流 CONCERT*02 Christmas Live 2011

2011年12月24日/18:00−21:00/中野サンプラザ

クリスマスイブに中野サンプラザでアイドルのライブを見るっていうねw

そういうことに対する違和感とか何もなくなってしまった今日この頃。東京女子流の定期ライブの倍率が上がってしまってなかなか行けなくなったこともあって、今回はどうしても見ておきたかった。また、一ヶ月前の銀河劇場ライブで女子流は生バンドを入れてライブをやっていて、今回はそのライブがアップデートされる予感もあった。

全曲生バンドというわけではなかったが、バンドの抜き差し加減というかカラオケと生バンドを使い分ける演出がなかなか渋くて、おっさんヲタにはちょうどよく、僕が脳内に描いている東京女子流のイメージが全部そこに再現されてる感じがした。ラーメン屋のトッピング全部のせ的なね、女子流のコンセプトがこのライブで全部わかる感じ。

そんなわけで、申し分ないくらいお腹いっぱい楽しんだわけだけど、一方でおっさんが「いい感じやねぇ」と思う場所に収まってしまっていいのか? という贅沢な要望がないわけではない。良くも悪くもあるべきところに収斂されて大団円。しかしアイドルとしての活動はこれからも続くのである。

アイドルとは何か? なんて疑問に答えなどあるはずもないが、市場のニーズと常に向き合いながら活動していくのがアイドルの一側面であるとするならば、一度作られた完成品もさらなる販路拡大のためにはその価値をもう一度見直し、アップデートを重ねていかなければならない。これはもう資本主義の宿命いうしかない。

そういう意味で、今回かなり高いレベルで完成品に近づいた女子流というパッケージが、次にどういう方向に展開されていくのか、それがとても楽しみである。でももう定期ライブは入れないだろうなw

Posted by Syun Osawa at 01:03