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過去のニュース 2004 年 3 月

2004.3.30 fab trax に Paul Keeley の『 Slick & Slim 』を追加

Ladytron 公式サイトがリニューアルで…
 ダウンロードできる楽曲がいくぶん増えているような気がします。ただし mov 形式ですけど…(なぜゆえ?)。以下、お持ち帰り楽曲。

 『 Blue Jeans 』シングルバージョン
 『 Seventeen 』オリジナルバージョン
 『 Evil 』レディオエディット

破廉恥スーパースター☆コートニー・ラブ大活躍
 これこう きて、こう なって、そのまま歌ったり 時には こう きて、こんなこと で、おっぱいタッチも☆

…でも このまま歌い続ける と。宇多田姉さん! 世界は厳しいぜ。

DJ Tiesto がやってくるぞぃ!!
 4 月 24 日、横浜ベイホールに降臨です。初来日…って遅いよ。

FLASH アニメの可能性は世界に学べ!
 FLASH の世界ではアメリカと中国が凌ぎをけずってます。

Shopping at the BIG MART 』 by Stinkytoons
 FLASH アニメの祭典“ The Greatest Story Never Told ”のグランプリ受賞作。チーズを買いにウォルマート風のスーパーへ。

佐羅応聘(上) 』『 佐羅応聘(下) 』 by 捨荒
 捨荒大先生の新作。キャラクター性が高く、なおかつストーリーも面白い。

毎个人心中都有一条河 』 by B & T
 物語に内在する思想が日本人みたい。すべて人の心の中に1本の川がある。

2004.3.30 横浜で mont-bell のタンブラーを購入☆

インディーズアニメが超えるべきもの(東京国際アニメフェア)

東京国際アニメフェスタ
国際展示場入り口付近

 方向が定まっているのか定まっていないのかわからないまま進化し続ける東京国際アニメフェア。当初は半信半疑で始まったこのイベントも回を重ねるごとに成長をとげ、何でも今回は来場者数10万人を突破したそうな。ジャパニメーションが凄いのか、献身的な日本のオタクが凄いのか、はたまた間違ってやってくるファミリー層が凄いのか。答えは誰にもわからない。

 筆者の今回の目的は、インディーズアニメ上映会に参加すること(これは外せない)、そしてガイナックス20周年イベントに参加することであった。

 そんなわけで、まずはガイナックス20周年イベントから。「ガイナックス20周年」という響きにすっかり騙された。庵野、貞本、摩砂雪らが参加し、グジグジとオタキング批判をしながら『怪傑のーてんき』の上映でもやりつつ、脱税問題をサラッと笑い飛ばすのかと思っていたら、単なる『 忘却の旋律 』のプロモーションイベントだった。がっかり(そーいうのやって欲しいなぁ…)。

 まぁ…怪しいスーツ姿の武田氏を見られたことが唯一の救いかな。ガイナックスのスタッフの言葉を聞いていつも羨ましく思うことは、「大学の頃にアマチュアでやっていたまんま大人になり、今に至っている」姿勢が貫かれていることだ。ズルイというか何というか…絵になるプロダクションですよ。武田氏の話によると、どうやらオリジナルの新作も地下で進行中らしい。メカ物だといいのだけれど。

 ガイナックスのイベントは、一昨年の 4巨頭対談 ほどの破壊力はなかったので、別段語ることはない。語るべきはインディーズアニメの方である。こればっかりは語らないわけにはいかない。だってそうでないとタイトルとの辻褄が合わないもの。

(つづく)

2004.3.28 今日は今日で東京国際アニメフェア☆

Loop pool の衝撃(第二回インディーズアニメフェスタ)

インディーズアニメフェスタ

 石原都知事が何を血迷ったかアニメ産業に「お上の力添え」を加えたことで、結果としてインディーズアニメを地域振興の一巻として捉える市区町村が増えてきた。その筆頭は日本の20%以上のアニメスタジオがひしめく杉並区であるが、それに継ぐ勢力としてジブリ率いる三鷹市がある。

 三鷹市とNPO法人が主催となって行われたインディーズアニメフェスタも何とか第二回目を迎えることができたようだ。

 そんなわけで、2004年3月27日に行われた第二回インディーズアニメフェスタの雑感をツラツラと。

 今回の目玉の一つはは何といっても、フランスのアニメクリエイター Thomas ROMAIN が基調講演のゲストとして参加したことだろう。彼は以前 BEMOD でも昨年の2月に紹介 した『 Molly, Star Racer 』のチーフデザイナー。当時は浜崎あゆみのユーロビートミックスを使用したフランス産3Dアニメとして紹介したのだが、どうやらこの作品は日仏の合作作品のようだ。

 それにしてもまさか、以前から知っている Sav! The World Productions の Thomas ROMAIN を生で見ることができるとは思ってもみなかった。いやはや背が高い。彼は昨年の12月に来日して以来、春田克典氏率いるハルフィルムメーカーのスタジオで『 Molly, Star Racer 』の製作に取り組んでおり、2005年の秋に世界50ヶ国での上映をもくろんでいるそうな。ちなみにこのアニメ、制作費に12億円もかけているらしい(そうは見えなかったけどなぁ…w)。

 基調講演に続いて、インディーズアニメフェスタのノミネート作品が上映された。全19作品の中には、タナカウサギ氏の『ひげ蛙と小兎忍者』や石川プロ作品、塚原氏の『鉄路ゆかば』(あっ! 某人に礼状を書くのをすっかり忘れてた!! 非礼をお詫びします)など、知ってる作品もチラホラ。全体的な感想を述べると、インディーズアニメーションへの僕の過剰な期待に反してあまり心震わせるものはなかった。大学のアニメ研究会(偏差値の高いほど大学ほどアニメがしょぼいという状況はここ20年変わらない…)、卒業制作ものなどそれ自体が悪いわけではないが、とにかくまだまだ「シーン」としても未成熟だということだろう。そもそもそんな「緩さ」それが楽しいのだけれど。

 インディーズアニメ愛好家である僕の一番の収穫は、鮎澤大輝氏の『 Loop pool 』を見ることができたこと。涙が出るほど感動した。Thomas ROMAIN を生で見た感動など一瞬で吹き飛んでしまった。見事なセルシェーディング系3Dアニメ。完璧にコントロールされた動物達の動きとカメラワーク。ディティールの細かさは言うに及ばず、奥行きのある透明感のある森の色彩設定、見事というほかない。この作品は今回が初上映だろうか? インターネットで検索してみても、インディーズアニメフェスタしか出てこないということは、そうなのかもしれない。仮にもしそうだとすると、前回絶賛した『鉄仮面A』に続き今後の自主製作アニメの目玉となることは間違いないだろう。『 Loop pool 』。タイトルはとってつけたようで微妙だが、凄まじい作品である。

 最後に基調講演を行った春田氏の素敵なコメントを一つ。

「少ない予算と少ない労働力で以下にアニメを作るか? これが日本のアニメの出発点であった。そして海外とは異なる独自の技術が生まれ、日本のオリジナリティが築かれていったのだ。まだまだチャンスはある。」

2004.3.26 ニュースステーションが終わる…

 あの番組のキモは内容じゃないんです。オープニング なんですよ。僕の中のニュースステーションは今も変わらず本多俊之のジングルと共にあります。

漫画が芸術 with 横山大観
 日比野克彦がこう言ってます。「10年前だったら考えられなかった。漫画が美術界で一般的な表現方法として認められるようになった一例」

 …はぁ?(全員で)

2004.3.25 秋篠宮眞子たんさまと言うらしい…スゲェ時代さ

 そうかと思えば某アイドル掲示板では、Zな人があり得ない大暴走してるし…まったくスゲェ時代さ。

18 歳未満禁止プロモ in おフランス
 AIR は AIR でも日本の AIR ではなく、おフランスの AIR です。バッファロー・ドーターとも親交のある AIR の新曲のプロモ、いい感じなフレンチエレクトロニカ。坊主&でかパイも最高っス☆

セルアニメ風シェーディングは何をもたらすのか?
 またフランスです。もしかしたら何ももたらさないのかもしれません。しかしながら、何と言ってもオープニング曲が日本語ですから。ラブひなのゲーム もあるわけで、日本のサブカルチャーはお偉い大学教授のつまらんお墨付きをもらうまでもなくアッサリ世界を席巻してます。

 話を戻しますが、日本で一時期盛り上がった『プラトニック・チェーン』路線はその後どうなったんでしょう? あの時作られた浜崎あゆみ似のモデリングで 18 禁を作れば、さぞかし素敵な作品ができんじゃねぇーの? と密かな期待を抱いていたのですけどね。

2004.3.22 カルチャーセンター終わりに亀戸へ

 三度目の亀戸、Perfume の『モノクロームエフェクト』生ライブを捕獲。この歳でアイドルの生イベントを見るのはさすがに厳しいものがありますが、『モノクロームエフェクト』含め Perfume の曲は相変わらずヨロシイです。アルバム出ないかなぁ。

 一向に進む気配のない『突破人』のキャラクターを微妙に変更。3ヶ月ほどまったく FLASH を触ってなかったので、少しずつ再開していきたいですね。手始めに作業途中で破綻した第四話をちょっと含めた『突破人 予告編』を作っております。それにしてもヒラメ顔は直らんな。

K

2004.3.21 これが戦争 …こういう映像を流せない日本

現在、日本 NO.1 の実力ですねぇ…たぶん
 弥栄堂さん の甲鉄傳紀第二弾。カメラワークが完璧です。これをセンスが良いと言えばそれまでですが、やはりよく学ばれているのでしょう。悔しいですが、僕はこのレベルまではいけそうもないですな。完敗です。

 そうこうしているうちに、自主アニメルネッサンスでも上映された『 遊星羊飼しゃおムービー 』が公開されていました。インディーズアニメーションの世界が IT バブルのごとき盛り上がりを見せていると感じているのは僕だけでしょーか。

2004.3.11 フリーター仲間が岩手に帰郷…寂しいぜよ…

 大塚英志の『サブカルチャー文学論』をジュンク堂で買ったら、『世界がもし、舞城王太郎な村だったら』と『不良債権としての文学』というブックレットがオマケでついてきた。つーか、ついてたからジュンク堂でワザワザ買ったんですけど。

残虐だけど、残虐じゃない
 明日も心、平気元気。ということにはなりません。WASP なアメリカ人が残虐シーンを前にして、ポップコーンを片手に「ヒャッホーッ!」と楽しんでいる様子が目に浮かびます。これは間違いなくプロの仕業です。

 FLASH でここまでのクオリティのものが実際にできるのですから、個人レベルで FLASH アニメを作っている作家の自信にも繋がります。しかし、このレベルに達するためには、やはりアニメーターとしての基礎くらいは学ばないといけないのでしょう(すべてを習得する必要はないと思いますが)。代々木アニメーション学院に体験入学してみるかな…。

 ちなみに ファンサイト です。これらの情報はメールで頂きました。感謝!

PS. link に rumparo さんやお友達のサイトを追加しました。

2004.3.8 『イノセンス』を観に行かねば…

僕たちの住む世界は
 2004 年最強 FLASH アニメです。今年は、去年の林℃作『 yellow 』に匹敵する作品がなかなか見当たらなかったのですが、遂にきました。淡い情景を描きながらもズシリと重みがあるファンタジックな良作です。作者は尊敬する FLASH 作家 Labix です。

 彼(彼女?)の作品の中で、最高傑作の部類に入るのではないでしょうか? はっきり言ってたむらしげるの『 クジラの跳躍 』よりいいです。こういう作品を見ていると、僕たちのアニメ芸術運動というのは、日本なんていう小さな枠組みではなく、もっと大きな視野で展開されるべきではないのかと考えさせられます。

漢(おとこ)ならこのレベルを目指せ!
 FLASH アニメーションの未来を支える基本はこのあたりのクオリティにあるのではないでしょうか? 変化球ではなく直球。または王道。こういう方向性の作品群を眺めると、中国は一歩前を歩いています。

2004.3.3 Buzy メジャーデビュー(つーか再デビューですが…)

 モー娘のメンバーの名前はほとんど知らないのに、Buzy や Perfume の名前は全員言えてしまうとは、Bee-Hibe カメラ 恐るべしです。Perfume の新曲『モノクロームエフェクト』は前回同様インディーズからのリリースですが、僕的にはただならぬモノを感じてます。

今もっとも欲しいもの☆
 ラジコン飛行機の進化形。子ども向きですが、ラジコン飛行機は元来、大人のオモチャであったはず。飛んでる映像を見たら、忘れかけてた何かが…欲しい!

日本発☆最近のヒット FLASH
 rumparo 氏の作品。この作品の中で使用されている動画部分はすでに前から公開されており、BEMOD でも「すごい FLASH を作ってる人がいる」と紹介したたことがあります。完成品を見ると、その時からあまり動画部分を追加してないようですが、音楽との親和性を含めかなり完成度の高い作品に仕上がっています。キャラデザ先行の製作スタイルは僕の方法論とは双極をなすので、とても勉強になりますね。

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Composed by Syun Osawa since 10.1997