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2005年11月17日

井上円了の民具コレクション展

2005年10月4日−11月27日/中野区立歴史民族資料館

中野区にも当然歴史があって、住んでるものとしては昔この場所がどんなところであったか少なからず気になるもの。今回は、井上円了の民具コレクション展、山崎家の茶室公開、そして民族資料館の常設展にて中野の歴史をちょっとだけ堪能した。

井上円了の民具コレクション展

井上円了は東洋大学の創立者で、哲学堂の創設者でもある偉い人。この人が収集した民具の中に伊豆半島で採集した「コックリさん」の道具があった。うーん。どうやって使うんだろ? 僕は小学校のとき、キューピッドさんしかやった記憶がない。そしてインチキ(友達の好きな奴をひたすらバラす)した記憶しかない。

中野区立歴史民族資料館

左上の写真はいかにも公共事業の民族資料館って感じの常設展の様子。徳川綱吉が「生類憐みの令」を出したときに使っていた犬を入れる道具が展示されていた。なんでも中野区には28万坪にも及ぶ野犬用の収容施設があったそうな。ある意味で日本最古のサファリパークと言えなくもない。右上の写真は山崎家の茶室と庭園。松戸の戸定邸 と比べるとはるかにショボかった(しかも中に入れないし…)。

Posted by Syun Osawa at 23:05