2006年08月05日

おちまさとプロデュース　企画の教科書

ロイ渡辺／2003年／NHK出版／A5

安達元一さんの本 にちょっと影響を受けたので、放送作家の企画書ハウツー本を少し読んでみようと思って手に取ったのがこの本。

企画に対する心構えがとても前向きでよい。新手の自己啓発セミナー本のような胡散臭さを感じつつも、あえてそれに乗せられてしまった方がビジネスを行なう上ではいい影響が出ることがある。

もちろんそこで見初められるのは「素直さ」なわけだけど、それを恥ずかしげもなく全力で押し出してるところに「おちまさとプロデュース」の強みがあるのかも知らん。そうした考え方を意識して、常にプラスにベクトルを向けることの重要性って…やっぱしあるよな。

とはいえ、この本に書かれているように「企画書を持ってきて」と言われるのは幸運な話で、僕のような零細企業に勤める者はたいてい企画書を売り込むところから始めなければならない。その場合、企画書を見てもらうまでの工作のほうがとても神経を使うし、コミュニケーションスキルも含めてなかなか大変だったりもするのだ。

Posted by Syun Osawa at 00:47