bemod

2007年07月14日

週末起業

藤井孝一/2003年/筑摩書房/新書

週末起業「週末起業」は心をくすぐる言葉だ。

たとえサラリーマンであっても、野心のある人ならば誰しも自分の力で生きて生きたいと思っているに違いない。先日『 金持ち父さん貧乏父さん 』を読んだあたりからお金について少しだけ考えるようになった。別にお金に苦労したという経験はないのだが、自分防衛策がタンス貯金と質素倹約というのでは心もとないからだ。

そんなサラリーマンの心を動かす週末起業。

うん、悪くない言葉だ。すぐに本を手にとり読んでみた。当たり前のことが書いてある。そうなのだ。この手の本はいつもまっとうなことが書いてあるのだ。「考え方」を変えることをすすめる内容で、感化されやすい者はテンションがちょっと上がる。

とはいえ、具体的な内容が書いてあるわけではないので、結局は自分防衛策は自分で見つけなければならない。ただ防衛するだけならばみんなと同じでいいのかもしれないが、自分防衛策は楽しくなくてはならない。だって楽しくなければ起業する意味はないはないから。そして、その楽しさが人それぞれである以上、防衛策も無数に存在することになる。

楽しく自己防衛。こう書くと、ちょっときな臭い感じになるな。

Posted by Syun Osawa at 00:13