bemod

2008年06月27日

Aira Mitsukiインストア・ライブ

2008年6月22日/14:00−14:45/タワーレコード新宿店

Aira Mitsuki何でもキャッチコピーは「未来で生まれたテクノポップアイコン」らしい。

こういう系列の人って雰囲気美人な人が多いのに(失礼スマソ)、なんつーか正統派に可愛いかった。しかもトークも妙に慣れていて上手い。『 チャイナ・ディスコティカ 』のPVでは、ポリシックスみたいに顔を隠しているが、演出とはいえ顔を隠す必要があるんだろうか…。

あと、タワレコのイベントでバックダンサーつけて歌う人とか初めて見たw そして、そのバックダンサーの一人はとても可愛くて印象的だった(2ちゃんの該当スレを見ると有名な話らしい)。

ライブの印象としては、コーネリアスのカバーを歌ったりして、モロに時流に乗ってやろうという感じが強く出てる。歌われた曲はどれも結構好きだったし(特に『チャイナ・ディスコティカ』の2:22あたりの間奏が好き)、本人のキャラもいい感じなのでちょっと応援したい気分。

一曲目ではボコーダー(たぶんmicroKORGだと思う)を使っていたので、LARI PUNA みたいでいいじゃないかと思ったらその一曲だけで、あとはバックダンサーをつけたり、座って歌ってみたりと忙しかった。

で、このあたりの忙しさが逆にツボった。

デートピア商法というらしい(いい意味で)。

アイラミツキのプロデューサーは80_panのプロデュースも担当している人。で、80_panってのはラップとかやってたハレンチ☆パンチなわけだけど、このハレパンもいろいろ路線変更しながら迷走していて楽しいユニットだ。ガツガツしてる感じが逆に可愛らしいのだ。

ところで、最近のボコーダーを使ったテクノ路線な曲群をまとめてPerfumeのパクリといった反応が多く見受けられるが、さすがに意味がわからない。Perfumeが売れた理由は知らないが、彼女達が 亀戸サンストリートでライブをやってたとき(秋葉原で路上ライブをやってたときより前の話だ)に、誰が彼女達のパフォーマンスがオリジナリティにあふれていると思っただろうか? 広義のテクノというジャンルにオリジナルうんぬんの話を付加する時点で、どうにもやりきれない気持ちになるのは僕だけではないだろう。

9月に出るアイラミツキのデビューアルバムのタイトルは『COPY』だそうな。こっちのほうがよっぽどわかってる。京都の人はみんなよくわかってる。いやホントに。

Posted by Syun Osawa at 00:54