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2008年12月26日

火の鳥 ヤマト編

監督:平田敏夫/1987年/日本/アニメ

火の鳥 ヤマト編80年代中盤に作られたアニメ『火の鳥』シリーズは『 火の鳥 鳳凰編 』しか観たことないと思ってた。ところが本作を観始めると、すぐに既視感を感じた。しかもかなり昔。読売テレビでやってた『アニメ大好き』かなんかで観たのだろうか…。

今回の舞台は古墳時代のヤマト。邪馬台国の王子オグナと敵対する熊襲の長・川上タケルの妹カジカの恋を中心にすえて、それが報われない運命の不条理を描いている。かなり有名なエピソードで、この作品が公開された近い時期だと『アリオン』なんかにも似たようなエピソードがあった気がする。

二人とも最後に埋められて死ぬというところが、凄く鮮明に記憶に残っていて、「この作品、前に観たかも?」と思わせたのだ。人の命が王のために謙譲されるというエピソードから埴輪の流れにつながる時代考証も踏まえつつの作品。まずまずな感じ。

Posted by Syun Osawa at 01:32