2009年03月02日
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント
北村慶/2006年/PHP研究所/四六
以前にロバート・キヨサキ『 金持ち父さん貧乏父さん 』を読んで、金にまつわる本はそれっきりになっていた。
僕くらいの年代は公的年金がヤバいらしいので、自己防衛のためにも少しは勉強する必要がある。そして、投資関連のことでも勉強しておこうかなと思って読んでみたのがこの本。他に金融関係の本を読んだことがないのでまったく比較できないが、書いてあることはなかなか納得のできるものだった。
格差社会に国民が承認を与えている以上、そうした社会の中でそれなりに生きるための知識は身につけておかなければいけない。でもお金のことはできるだけ考えて生活したくない。そういう普通の人にとって長期投資がいかに有効かが解説されている。アセットアロケーションを意識した分散投資、福利効果、α・β戦略などいろいろ勉強になった。
あと、僕らの年金を運用している年金資金運用基金は長期投資で結構な額(数兆円レベル)の利益を上げているらしいこともこの本で知った。
ひとまず、資産の100%が普通預金という状況は脱却せねば…。
Posted by Syun Osawa at 01:38