2009年06月18日
資産形成セミナー『不透明な時代に勝つための投資術』
2009年5月17日/13:30−16:30/有楽町朝日ホール
何でもこのイベントの競争率は3倍だったらしい。
ゼロアカの公開イベント も当選したし、何気に僕はこういう抽選では結構当たる。少し運の使い方が間違ってるような気もするけど、ともかく投資関連のイベントに初めて参加した。単なる興味本位である。そして、実際に行くまでは、この手のセミナーはハイエンドな高齢者から金銭を巻き上げるために行われると思っていたし、ちょっと宗教めいた怪しげな雰囲気も持っているだろうとも思っていた。
その点については当たらずも遠からずであるとはいえ、若い人も多く雰囲気は思った以上にライトだった。やはり僕と同じように、将来のことが気になっている人は少なくないんだな…。
セミナーの目玉となっていたバートン・G・マルキール教授の講演内容は、かなりソフトで少し物足りなく感じられた。ここ最近、投資本を固め読みしまくったのが原因だろうか? とりあえず「今後インフレはあるよ!」ってことを教授の口から聞けたので、そのことは頭に入れておこうと思う。
セミナーの後半はマネックスの内藤氏、バンガードの加藤氏、セゾン投信の中野氏による公開討議。三人の資産運用のポートフォリオが興味深かった。金融の専門家なのだから、当然ETFを複数買い込んで複雑なポートフォリオを築いているのかと思ったら、普通にセゾン投信(ようするにバランス系)のような投資信託を買ってるだけなのだ。結局のところ、資産の運用でお金をチビチビ増やす暇があれば、他の仕事でガッツリ増やしたほうがいいということなんだろうな。インデックス投資を訴えまくっている内藤氏だって、実際には本でガッツリ儲けることのほうを主眼においているに違いないし、結局はみんなそういうことなのだ。
僕も趣味が投資となるのは避けたいので、いま積読になってる数冊の投資本を読み終えたらしばらくは様子見で行こうかなと思う。
Posted by Syun Osawa at 01:16