bemod

2009年11月28日

哭きの竜=NW-S746=同人誌通販=宣伝誌漁り

まんだらけに行ったら、能條純一『哭きの竜 外伝』が並んでいた。いつの間に外伝とかスタートしてたんだw 『哭きの竜』は僕の大好きな漫画で、あまりに好きすぎてこの漫画を啓蒙したいと思い、学校に持っていってクラスメイトに回し読みしてもらったという残念な経験があるくらい好きなのだ。

そのきっかけは、小学校の頃に観たOVA(全三巻)だった。

制作はガイナックス。当時『 オネアミスの翼 』や『 トップをねらえ 』『ドミニオン』などを観ていたので、ガイナックスはすでに僕の中では神制作会社だったのだが、そんな会社がこれまでとは違ったテイストで、しかもかなりクオリティの高い作品を仕上げていたことに、小学生ながらに衝撃を受けたのだ。でもあのOVA…あれじゃ完結してないよなw 『カイジ』人気に便乗して、深夜枠でぜひとも続編として復活して欲しい作品である。

SONY NW-S746の使い心地

音はいい。上品だし、レンジが広くて聴きやすい。32GBという容量も、思っていた以上に曲が入る。マイナスポイントはイヤホンの形状が僕向きではないこと(外れやすい)と、充電のマークの残量表示が携帯とは違っているためか、残量ゼロ表示の後も、バッテリーが切れずに結構残っている。僕はバッテリーは長持ちさせたい派なので、こまめに充電したりしない。だから、この中途半端な表示方法はできればやめてほしかった。

NW-S746に入れる音楽データについて

CD-Rに保存してあったMP3を再びPCに戻し始めている。もちろん NW-S746に入れるためだ。古いデータはまともにタグ編集もされていないから、これを全部修正していくとなるとゾッとする。ただ、多いとはいえデータの数は知れているので、気長にやっていれば、そのうちに終わるだろう。

オンライン系音楽データの処遇

こちらの量は膨大にある。これは絶対に入りきらないし、膨大過ぎて、どんな曲だったか覚えていないものが大半である。テクノロジーの発達でデータの量は飛躍的に増えたが、それを聴くための時間のほうは増えていない。僕の脳が進化して2倍速とか3倍速で聴くというのなら話は別だが、そんな風に聴く人もまずいないと思うから、曲の量と視聴時間の関係は比例しない(曲が増えていくだけだ)。逆に言うと、1曲1曲の曲たちが聴かれる時間は目減りする一方なのである。音楽にとってこれは幸福なことなのだろうか?

つい先日も、general fuzz という方のサイトを見つけた。

手始めに、「 lost in the sauce 」を聴いてみてほしい。ヤバいからw この曲のような綺麗めダウンテンポが大好物の僕には、ドストライクな曲ばかりが並んでいる。そんなわけで早速、全曲ダウンロードしたわけだが、その数は数十曲。こうして僕のPCにある曲は飛躍的に増えてしまうのである。

手に入れた本など

横山秀夫『ルパンの消息』(光文社)
堀江隆文『100億稼ぐ仕事術』(ソフトバンク・パブリッシング)
田中雄二『電子音楽 in Japan』(アスペクト)
藤原カムイ『週刊マンガ日本史 卑弥呼』(朝日新聞出版)
『ユーロマンガ vol.3』(飛鳥新社)
丸山薫『海防夜話』(同人誌)
丸山薫『みせらに01』(同人誌)
Cotorich『COTORINRI vol.1』(同人誌)

今回は素敵なものをいろいろ購入。

たけくま書店で丸山薫さんの同人誌が通販されていたので、2冊とも購入。ここ数年、コミティアに行ってないので、同人誌が出ていたこともまったく知らなかったのだ。僕も漫画描きたくなってきたなぁ。

Cotorichの写真集の意味するところは?

Cotorichの写真集もネット通販で購入。と言っても本人が映っている写真ではなく(表紙だけ本人)、本人が撮影した(かどうかは不明)写真集だ。Cotorich嬢がどういう人かは、ネットで調べてもらったらすぐわかると思うが、とにかく変な人である。なぜか腋毛を生やしていて、それを「恥ずかしいけど見せちゃいます」とか言って、Youtubeで公開しているような人なので、人によっては嫌悪感を抱く人もいるようだ(Youtubeのコメント欄も毎度、賛否両論w)。

そんな 彼女のブログ に掲載されている写真と一言コメントが、そうした彼女の振る舞いとは別次元のところで、強い印象を残しているのをご存知だろうか? Youtubeに公開した彼女の動画についたコメントの中で、「あなたの動画はまったく意味がわかりませんが、ブログの写真とコメントは素晴らしいです」と書かれるくらいに、彼女の写真は多くの人を感動させる魅力を持っているのだ。

ところで、彼女の中の人だと噂されている女優さんのビデオを少し前に見たのだが、しゃべり方など全く印象が違っていた。余談。

その他、宣伝誌やらの雑感

朝日新聞出版の『週刊マンガ日本史』シリーズは、一発目に藤原カムイ氏を起用していて、かなりのインパクトがあった。が、残念なことに毎号違う漫画家が描くということを知って、一気にトーンダウンしてしまった。企画として悪くはないが、散漫な印象は拭えない。

ジブリの宣伝誌『熱風 2009年10月号』に高荻氏と扇田氏の対談あり。これは、高荻氏が同誌で連載していた「夢の郵眠社と僕と演劇プロデューサーの仕事」が、単行本化された記念に行われたものだ(この連載はかなり面白かった)。その対談の中で、高荻氏がフロンティアのない現代の社会においては、空間性があり人間関係存在する演劇というスタイルはひとつのモデルケースになると話されていた。リセットできない社会の当面の逃避先としてインターネットが登場したが、インターネットもいよいよ制度化され、90年代に突きつけられていた問題が10年代にまた顕在化してきた…という感じだろうか。

春秋社の宣伝誌『春秋 2009年11月号』に掲載されている本浜秀彦氏が「手塚マンガにおける「顔」の位置」が面白かった。伊藤剛氏の『テヅカ・イズ・デッド』の「キャラ/キャラクター」に重ねて能の面を題材にして「面/顔面」を分けている。漫画における顔の描き方ってたしかに重要で、どれだけアシスタントの絵が上手くとも、漫画家は顔だけは書くのが通例である。面が人格を持つ事で顔面になるという説明はかなりありきたりだが、今後の話の展開はちょっと楽しみだ。

講談社の宣伝誌『本 2009年12月号』より東浩紀氏の新連載が始まった。「夢を語る思想」というタイトル。ある特定の地域ではそれなりに話題になっているらしく、いつも宣伝誌を貰いに行っている某書店での減り具合も、いつになく早いような気がする。ああいう芸人的な振る舞いができる人ってあんまりいないから、やはり今の時代、貴重なんだろうね。彼の周りにいる人は似たタイプに受け取られがちだが案外そうでもなくて、どこかルサンチマン克服型の「カッコいい俺」メソッドが(たとえ否定していたとしても)垣間見えてしまう。そういうのがないところも、彼の魅力の一つなのかもしれない。

音のパッチワークを拾い集めて奏でられる音球

坂本龍一氏のメルマガで知った。身も蓋もなく言ってしまえば8秒のループ音源の素材サイト。音がかなり難しい感じだったりして、今なぜか流行しているフィールドレコーディングの素材サイトなんかともいい具合に調和している。こういうのを音楽と言っていいのかわからんよね。単に音ってわけでもなさそうだし…その間をいく断片みたいなものって、何気に名づけられていないような気がする。僕は「音球」ないしは「音魂」「音塊」などと呼んでみてはどうかと思う。

mF247ってサービス始まってたのね

『博士の異常な鼎談』のひろゆきゲスト回を見ていたら、mF247の話題が出ていたので思い出した。Top10を見ると妃田智と神聖かまってちゃんが人気らしい。神聖かまってちゃんはYoutubeで何回か観たことあるなぁ。妃田智は知らなかった。そのほか、今度行くことになっているライブの出演リストに名前のあったJaccaPoPもTop10に入っている。ニコ動と関連付けてる割には、東方とか初音ミク関係はないのね…。

父親はセックスしないと死んでしまう病気

この嘘に騙された女性が20人以上いるとか…。台湾すげぇ。

Posted by Syun Osawa at 00:43