bemod

2010年02月19日

Saori@destinyインストア・イベント

2010年2月6日/15:00−15:20/タワーレコード秋葉原店

秋葉原にタワーレコードがあったとは…。しかも小さい。そらわからんわなぁ。ステージらしいものもないし、ちょっと開けたスペースに人集めてやりましたって感じだから、普段はやってないのかも。ホームページを見ても、Saoriのイベント以外、それらしいイベントをやっている形跡がない。

幸か不幸かそんな状況だったので、かなり間近でパフォーマンスが見れた。今回の新曲「エスニック・プラネット・サバイバル」の衣装は、今までの中では一番可愛い気がする。ジュリ扇(かつてジュリアナ東京で使われていた扇子)とか持っていて、90年代への目配せも強くて、まさに「俺得!」って感じではあるのだが、こういうのはおっさんヲタへの配慮なのだろうかw

今回はラストの曲が「ケミカルソーダ」だった。新宿のイベント ではラストが「EZ DO DANCE」だったので、90年代のハードハウス系列の王道クラブシーンみたいなものを経つつ、アンダーグラウンドなハードコア路線へグラインドさせてるのかと思って感想を書いたけど、そうでもないっぽい。まぁ…ぶっちゃけどうでもいい話ではあるのだが、どうもデートピア商法としてはそういう過剰さも売りになっているようなので、それはそれで生暖かく見守りたい。個人的な趣味としては普通に「ケミカルソーダ」が好きだけどね。

ところで、今年に入ってから(というか新曲から?)路線変更があったのか、パフォーマンスの際にシンセサイザー使いがバックに2人参加している。彼らが使っている機材は、RolandのJUNO-GとYAMAHAのMO6?で、ハードハウスっぽいジャンジャカしたリフを人力でやっていて(まさかの当てぶり…ってことはないよね?)、そのあたりの派手な感じは悪くない。が、中央で歌っているSaoriのリップシンクに、僕自身が少し飽き始めていることに気づいた。

僕はリップシンクでも構わないと思っているのだが、2010年代はせめてマイケル・ジャクソン的な生声とリップシンクのハイブリッド型(リップシンク2.0的な?)を目指して欲しいかも…。マイケルってライブ観ると、実は結構歌ってないし、かなり省エネで声を出している。そりゃあれだけ踊ってるんだから当然なんだけど、それでも部分的には歌ってたりするわけで、そのライブ感の演出が、「映像だけでなく、ライブでもいけるマイケル」を形作っている。

…なんて、さらにどうでもいい話がパフォーマンスを見ている途中からボヤーッと頭に浮かんできたのだが、そのあたり話は、2月14日の中目黒Solfaのイベントの感想で書くことにする。

Posted by Syun Osawa at 01:56