2010年03月17日
4℃が!=短編アニメ充=その他、ここ2か月くらいのメモ
ここ最近は、かなり面白い短編アニメを見ていると思う。メディア芸術祭でもかなり見たし、インディーズアニメフェスタとかでも見てる。もちろんネットでも。でもそれらが統一的に語られる場はない。商業アニメ、短編アニメ(アート系)、短編アニメ(ギャグ系)、短編アニメ(オールディーズ系)、短編アニメ(同人系)で見てる人が全然違ってたりするのは、やっぱり寂しい気がする。特に僕は短編好きなので、そういう場があれば僕の居場所としてもいい感じなんだけど…。
宝島社から快調にリリースされているDVDも買ってはいるが積まれたままになっていて、本だけでなく映像のほうも全然追えずに埋もれてきた今日この頃。いつものごとく、ここ最近のニュースを適当にメモしておく。
MutafukazがStudio4℃によってアニメ化されるらしい
マジでかっ!w 最初にパイロット版を見たのが2002年の11月。当時書いたブログのエントリ を見ると、今やパクリ騒動ですっかり(笑)的な存在になってしまった感のあるPLEYMOと合わせて感想を書いている。
まさかこれが日本でアニメ化されるとはね…。つか、この当時のフランスは、ミクスチャーバンドのPLEYMOなんかがシーンを牽引していたわけで、まさかこの後に、エレクトロブームといった違った文脈でフランス産の音楽がブレイクするとは思わなかったなぁ。
神短編!『ロゴラマ』が凄い!
米国アカデミー賞2010 短編アニメーション賞受賞作品。昨年の『つみきのいえ』とは全然経路の違うブラックな作品(どちらも社会的なメッセージが奥底に見え隠れしているという点で言えば、共通しているところも多いのかもしれないが…)。
消費社会の行き過ぎを、過剰な広告とキャラ化を推し進めるところで批判するという手法は、ゼロ年代の決断主義の超え方としてはまっとうなのではないだろうか? 社会的なメッセージも強いし。
『老女と死神』
アントニオ・バンデラスがプロデュースした米国アカデミー賞2010短編アニメーション賞ノミネーション作品。「アントニオ・バンデラスが…」ってわざわざ書かれているが、それが感じられる部分はほとんどない。まぁ…普通の3Dアニメ。内容はシンプルで結構面白い。
個人制作であることに度肝を抜かれる映像作品
ひろぶろより。CGの恐ろしいところは、画面を実写で撮るか、CGにするかが、すべてコストの面で決定されているてんだと思う。つまり、実写とCG映像は、もうずっと置き換え可能なものになってしまっているのである。
FLASHは生き残れるか?
AppleとAdobeでケンカするってどういうことなの? とか思いつつも、Adobeのやり方がどうも気にいらねーとか、FLASHやりすぎとか、いろいろあるんだろうね。個人的にはFLASHは存在し続けて欲しい。
エクセルのオートシェイプを使って精巧なガンダムを描く
ビビった! ペイント使って、詳細な人物画描いてる動画もヤバい。何が凄いって、まさに根気だよね。ひたすらチマチマと何時間もかけてこれをやり続けられる意志の強さ…僕は最近これがなくなってきたので、ただただ感心してしまう。
活動漫画館10周年になりましたっ!
のんちゃんを初めて見たときの衝撃は忘れません。そして、今見ても変わらず凄いまま。のんちゃんのアニメ化は、ぶっちゃけあってもいいのではないかと思う。
ケインズvsハイエクの経済ラップ合戦
経済のことはよくわからないけど、かなり面白いラップのバトル。日本にもきっとこういうリリックを書いてる人いるんだろうね、日の目を見ないだけで。家族とか友達とか、そういうテーマじゃないものも聞いてみたいが、ヒップホップをほとんど聴かない僕には、その手がかりすらつかめないのであった。
AKB48の「喜び組」問題について
サイゾーは熱い記事書くなぁw AKBの人気ってここ数年で急速に伸びた感じだけど、この記事に登場するスポンサーやプロデューサーって、低迷している時期から資金を提供し続けている人とその橋渡しをする人だったりするわけで、少なくともリスクはとっている。そのリターンが…ってことになるとまぁ…ファンには殺されそうだけど「あるかも…」と思える話だ。マドンナが好きな僕としてはザ・芸能界って感じで何てことはない。
元AKB48研究生のブログが続々
先日、プライムニュースで「新村社会特集」を見たら、ネットの登場で人間関係がずっとひも付きになってしまうという議論をやっていた。アイドルもまさにこのことが言えて、引退しても引退じゃないような状況がずっと続く事になる。
もちろんネットから離れればリセットという事になるのだが、微妙な立場の人が切り捨てられないで残っていくというのは、ロングテールのモデルで考えれば悪くない。ただし、アイドルヲタ的には裾野が広がりすぎて全く終えないという状況になっているわけだが…。
つかさ、アイドルのブログだけを超網羅して、その日アップされた中で面白い記事だけをチョイスするようなサイト誰か作ってくれないかなぁ…。誰と誰がどうしたという人間関係の見取り図なんかもついているんだったら、有料でもいいくらいでw
『ポピュラーサイエンス』誌、137年分を無料公開!
素晴らしい。素晴らしいがゆえに、恐ろしいよ…。
白亜紀末の恐竜絶滅は隕石説で決着
直径約10〜15kmの隕石が秒速20kmで地表に衝突したらしく、そのエネルギーは広島型原爆の約10億倍とのこと。そんな威力で衝撃を受けても地球の円形は保たれていることが一番凄いと思う。ボコッて穴があいてもおかしくなさそうなのに、地下ではなく地表にエネルギーが拡散するというのが面白い。
必要なのは「日本人を雇ってくれる企業」
ぶっちゃけそうだと思う。この一点で突破する勢力が現れたら、めっちゃ求心力を持つんだろうなぁ。
若者男子の失業率が10%の大台へ
さらに大量のフリーターを抱えているからね、この世代って。ここまで明確な差が出てくると、お年寄りが支えている共産党とかは、弱者救済とか言っているにもかかわらず、かなり矛盾を抱えた組織になってしまっている気がする。
あの有名なウェブサービスやサイトのクローンが作成できる
もうこれが当たり前の時代なんだなぁ。シュミレーショニズム的な意味づけがメタな言説ではすでになくなっていることくらいは僕にもわかっていたが、この手のあからさまな感じが次のウェブサービスを生んでいくという事態は、果たして多くの人間に幸せをもたらすのだろうか。
「AndroidでFlashサクサク動きます」とAppleに皮肉?
iPhoneやiPadはFLASHが使えないらしく、FLASHユーザーにとってはかなりの痛手だったのかもしれないけれど、Androidは使えるらしい。こういう変なアーキテクトは必ずユーザーの要望で押し切られるので、いずれはiPhoneでもFLASHが使える日が来るのかも。
ジョブズCEOが「前言を撤回」した実例6選
ここから得られる教訓は、「自分の過去の発言に縛られるのはバカ」ということだろう。そこにリテラシーがあるかどうかはわからないが。
米国『4ちゃん』管理人が語る「匿名性コミュニティ」
アメリカンの2ちゃん系サイトの話。facebookなどの台頭で、アメリカでは日本以上に匿名コミュニティの風当たりが強くなっている模様。日本の場合は、mixiなんかでもかなりの部分が匿名だったりするし、ニコニコ動画関連を見るかぎり、依然として2ちゃんねるとベッタリな関係が残っている。twitterがそれを打ち破れるか? という期待が日本には蔓延しているが、使っている実感としては、ある時を境にしてものすごい勢いで廃れていくような気がする。
一巻で完結している面白いライトノベル
こんな素敵なエントリをあげる人がいたとは! まったくもって、僕向きであるw
ツイッターはハイチを救えない
ツイッターって案外しょぼいと個人的には思っている。僕がそう考える一番の理由は、検索機能が極めて貧弱だからである。
アルファブロガー・アワード2009 結果発表!
わりとよくチェックするところもあるが、知らないのも多い。Cotorichさんがノミネートされてたのは笑ったw ケツダンポトフ のそらのさんという方は、この前Ustreamで上杉隆氏と池田信夫氏の対談の場にいた人か。かなり有名なアルファーブロガーだったのか。
21世紀の広告媒体としては終わっている新聞業界
これは熱いなぁ。2001年から2009年の調査で、新聞やテレビなど既存の大手メディアは悲惨なくらいに収益を落としている。ネットを使った下層メディアが増大したために、テレビを見る視聴者の数もぐっと減っている(見ているのは、昔から見ている年寄りだけ)。こうしたゼロ年代の風景の中で、カリスマのヒーロー像をつくることなんてかなり不可能に近いよねぇ。
とりあえずアンケートというのは考えもの
アンケートと言えば、フジテレビが放送している『めざましテレビ』のアンケートはいつも胡散臭い。ニセ科学とは言わないまでも、演出として統計情報が用いられているところにあの会社のリテラシー度合いが透けて見える。
逆に、ニコ生のアンケート機能は結構好き。特にリスナーの年齢を聞くアンケートは、放送する生主によってかなり世代差が出て興味深い。あと、大抵の場合、30代以上が半数という驚くべき結果も無視できない。ニコニコ動画やニコ生は学生のイメージが強いが、実際にはそうでもないのである。
Posted by Syun Osawa at 00:59