bemod

2012年06月12日

「x 〜 PARK OF THE SAFARI」リリースイベント

2011年12月26日/20:00−20:30/タワーレコード渋谷

昨日 に続いて、Aira MitsukiとSaori@destinyのリリイベ。さすがに昨日の盛り上がりと比較してしまうとね…。CDの販促イベだから仕方ないんだけど。

仕事が終わってタワレコ渋谷に行ったら、入り口にスマイレージの巨大ポスターが掲げられていた。そこに写っている前田憂佳さんの姿を見て、今月でもう見れなくなるんだなぁとしみじみ。グループアイドルとしてこれから伸びていく時期に、グループの中で最も重要な人物が抜けることのインパクトはあまりにも大きすぎるよね。

昨日はただひたすら高まるだけだったので、今日は少し落ち着いてパフォーマンスを見ていた。企画優先のコラボ企画にしては新アルバムはとても素晴らしいと思う。目新しさを求めたエキセントリックなだけのものだったり、カバー楽曲中心の守りに入ったものだったりということはなく、ダンスミュージックの現在をしっかりと見据えた形でパッケージ化されている。しかも 昨日のライブ ではその質を落とすことなく、一回性のパフォーマンスに等価交換されていた。

今日のMCでAiraとSaoriのコラボはこれで最後と言っていた。来年の2月12日の渋谷Glad2周年ライブでは両方とも名前が載っているが、ここでもコラボは実現しないのだろうか。もったいないなぁ。

アルバムの「PANAMA」という曲。コメント欄でもJAMICAやらBreakbotやら書かれているが、そのあたりの音楽を直結させてるところに彼女たちの音楽の真骨頂があると思う。これはつんくが80年代のソウル・ファンク系のディスコ歌謡をアイドルの曲に直結させてるのと同じ手つきだ。

ただ、そう考えると唯一足りないところがある。つんくの曲は何を持ってきてもつんくになるのに対して、デートピアノ曲にはそれがない。ダサかろうが何だろうが、パクりだろうがそれでも残る固有性みたいなものがつんくの曲にはあるのだ。では、デートピアはどうか? Saoriの曲には歌詞の部分にそれがあるように思う。

Posted by Syun Osawa at 23:53