bemod

2012年07月24日

さくら学院「旅立ちの日に」リリース記念イベント

2012年3月3日/17:00−18:00/渋谷 Mt.RAINIER HALL

さくら学院のイベントでハズレに出くわしたことはない。今回も例外なく素晴らしく、あまりの素晴らしさにウルッと涙腺が緩みそうになってしまうほどだった。

特に田口華さんの誕生日が翌日ということで、サプライズでケーキが登場。会場全体でバースデーソングを歌ったときの華さんのマジ泣きはヤバかった。ああいうストレートな感情表現を見ることができるのも、この世代のアイドルならではなのだと思うし、それを上手く演出に変えているさくら学院というグループのえげつなさ(いい意味で)も同時に感じさせられた。

さくら学院というグループの持っている機能については、さくら学院祭☆2011 の感想で書いた。さくら学院はアイドルの卒業制度をグループ活動に直接取り込んでおり、その時間の有限性が彼女たちの活動一回一回の価値を高めている。これは素晴らしい構造である。

では、構造が素晴らしければ、中身は何でもいいのか? …と言えば当然そうではない。結局は人なのだ(当たり前か)。特に最年長の3人は視覚的にもキャラクター的にも最重要だと思う。センターの彩未さんの身長が低く、サイドに位置している彩花さんと愛莉さんは身長が高い(2人とも170cm越え!)。この視覚的にはっきりわかる凸凹な身長差は、他のアイドルグループではほとんど見られない特徴である。

Berryz工房の熊井友理奈さんは180cmを越えていて、アイドル業界ではトップクラスの高身長を誇っている。Berryz工房のライブはハロコン以外では見たことがないので何とも言えないが、身長差という点ではさくら学院と近いニュアンスの視覚イメージを持っているのかもしれない。

ともかく、最年長の3人は3月末にある卒業ライブで完全に卒業してしまい、もう二度とこの体制でライブを見ることはできない。そういう意味でも最重要のライブなのだが、悲しいかな3回のライブの抽選にすべて外れている。チケットは何としてでも確保せねば…。

Posted by Syun Osawa at 00:59