bemod

2007年05月03日

記者クラブ=チャベス=格差社会=MouRa

GW進行で夜遅くまで働き、家に帰ってからもWEBサイト構築の内職を続ける日々に区切りがついた(ひとまず)。朝起きてから寝るまで働き続けるのは好きではない。友達とダラダラと神保町の古本屋を巡ったりしている方がずっと楽しいからだ。仕事から解放され1年ぶりに下北沢へ行ったら雰囲気が変わっていた。個々の店を眺めるとめまぐるしく変わっており、全体で見ると変わっていないのが下北沢の特徴だと感じていたが、このまま駅前開発が進むと秋葉原のように根本的に変わってしまうのだろう。古着ALL700円の店でジャケットなどを購入。

芸能人のブログに再びハマりつつある。押尾学竹原慎二 など、意外なキャラを見せている。キャラといえば リカちゃんブログ もシュール。

MouRaの東浩紀インタビュー

ゲーム的リアリズムの誕生 』出版に当たってのインタビュー。

福嶋亮大さんは小説のシステム(文学)の可能性をより遠くまで広げていくべきだといっている。先月の SFシンポジウム では、SFは透明な存在になってしまったと語られていた。僕はSFにとどまらず文学さえも透明な存在になってしまっていると感じる。つまり広がってはいるけれど、輪郭を持ったまま広がっているのではなく、薄れて透明な存在になってしまっているのだ。

だから(少なくとも多くの人にとって)透明になってしまった文学を語る批評家自身にも危機が訪れている。東さんはその危機感から、輪郭を取り戻すための試みをしているのではないかと思う。そうであるならば、この前のSFシンポとも重なる部分があるし。

あと『ゲーム的』の中でも言及されている「キャラ立ち」の件については、週刊少年漫画誌のアンケートに深く立ち入って語って欲しいと思う。キャラ立ちはキャラクターと複数のコマの動きで成立するので、週刊漫画誌はストーリーと同じくらい重視してきた経緯がある。漫画家は編集者から必要にそのことを迫られるわけであるし、それが最近のことのように語られるのはなんか不思議な気持ちになるのだ。

東浩紀 VS 萱野稔人

見てー! 行きてー! でも高い。僕も3年ほど前にカルチャーセンター通いを半年ほど続けていたが、高いわりに少しも役に立たないのでやめてしまった。あそこは金持ちの客とそれに擦り寄る金目当ての学者の溜まり場だということを、もっと早く知るべきだったのだ。そういう商売は悪いとは思わない。

美峰がつくっているオリジナルアニメ

京都アニメーションが手がけた「MUNTO」みたいな流れを、背景美術の会社がやっているのだから面白い。ビジネスを半歩離れたら、誰だって自分たちのオリジナルな作品をつくりたいに決まってる。

記者クラブ“解体派”と“上手く使う派”のちがい

この記事を書かれた人は上手く使う派をすすめている。日本は平和なのでガチンコのジャーナリズムなど必要ないし、あるとウザいだけ。高学歴な記者たちによって作られる虚構をニュースとして消費する。その仕組みは壊さず、上手く付き合いなさいと。そこまで深読みするのは嫌味かな。

ぶっちぎるチャベス

ワクワクが欲しいんだよ。美しくなくてもいいから無茶して欲しい。そういう願望が自分の片隅にあるから、チャベスみたいな人が気になるのかもしれない。日本にも石油利権さえあれば…という問題でもないか。

印刷業界はやっぱり下がり続けてる…

雑誌がとにかく駄目らしい。僕の会社でも出版部門は順調に下がり続けている。理由は二つあって一つは外的理由(全体的に書籍が売れない)。もう一つは内的理由(言えない)。

渡辺淳一『あじさい日記』に激怒する女性たち

ここでアスカについて言及されていて、ようやくわかった。アスカが「気持ち悪い」と言ってくれたことで救われた人もいたんだなと。

テレビ業界が一番の格差社会

広告代理店とテレビ局、制作プロダクションの関係はその内側の利益の比率に左右されているといっても過言ではない。さらに恐ろしいことに、広告代理店(電通)の関連会社に調査会社(ビデオリサーチ)があり、広告主に対する情報を補強しているのだから何をかいわんやである。

3Dって何でもできるんですねぇ…

思わず最後まで見てしまった。

Posted by Syun Osawa at 16:53